19.走馬灯 2022年05月15日 | せつない恋 40年ぶりの同窓会の帰り、タクシーで急に胸が痛くなり、意識が朦朧としている中で、救急病棟についた。 木漏れ日の中、教室の窓から差し込む南風が心地よい。白いカーテンが揺れている。 黒板に何かを書いている先生。隣には、レミがいた。 ポニーティールに髪を結び、一生懸命先生の言っている事をノートに書いている。 そういえば、レミはこんな感じで、いつも横顔ばかり見ていた。 ちらっと私の方を見た . . . 本文を読む