恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

10.また逢う日まで

2012年06月01日 | 身近な恋
 幼い頃の思い出は、大人になった頭の片隅に残っている。  幼稚園の先生に恋をしていたのを思い出した。ブランコで遊んでいた時、ジャンプをして転んでしまった。膝とオデコを擦り剥き、ワンワンと泣き叫んでいたら、水色のエプロンをしたポニーティールの女の先生が手当てをしてくれた。  「また、転んで。」保健室で、絆創膏を貼ってくれた。その後に「痛いの痛いの飛んでけ。」と言っておまじないをしてくれた。先生の笑顔 . . . 本文を読む
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