ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

桜図

2019-04-14 16:18:50 | 暮す
 桜図にめでたき御代の浮かびけり

 いつか本物を観れる日を夢見ながら、4月の台飾りならぬチェスト飾りに選んだ画集切り抜き絵画は、長谷川等伯の息子久蔵の「桜絵図」。この絵の完成後久蔵は26才で亡くなる。醍醐で催された有名な花見の2か月後、秀吉は重症の床につき8月に亡くなる。秀吉ゆかりの絵は夢のまた夢のように智積院に咲き続けている。このお寺は宿坊があり、いつか泊まりたいなー。

 桃山時代の豪華さは町人の金力が政権と結びついたところにあると何かの本で読んだ記憶がある。また桃山時代に「土民迄安楽にさかへ」いう言葉がある。土民を現代の庶民といいかえれば、なりなりに旅行、グルメ、ファッションを楽しんでるので昭和、平成の世相とだぶる。平和であるのはよいなー。

 こちらの4月は復活祭のお祝いなので、ラモーの葉、ウサギちゃんの小物を付け加えた。もうすぐ大家族の集まりででっかい豚のお尻まるごとハムをメープルシロップで焼いたのを食べる。

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