ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

10年

2020-02-22 19:33:49 | 雑誌CLASSICAより
 本や雑誌を処分しながら捨てないでて良かったと思ったのは長年愛読したclassica。10年前の2010年一月号特集はモーツアルト、それから10年後の2020年一月号特集はベートーベン。ここ数年前からclassicaがつまらなくなり内容をパラパラと読みながら、先ずページ数が154ページから130ページとなり24ページ減ってた。ペラペラな雑誌になった。広告が激減してる、広告収入が減ってる証。だから以前のような最新研究の成果とか、シリーズで一人の音楽家について最新の伝記を紹介するといった特集がなくなった。変な話だが古い雑誌の方が内容が濃厚。10年でこんだけ変わるんですね。

 5月末、2週間東欧3か国一人旅の予定が義妹も行きたいとのことで仕事の都合上12日間女二人旅に変更。私の好きなように旅してねという事で好きなようにプログラムしてます。義妹は建築に興味があり、それも小さなカルチエの公共建築に興味があり、どうしてもみたい建物だけピックアップして来月教えてくれます。

 今回私達が訪問するのはウイーン、ブダペスト、ザルツブルグ、プラハです。晩年のモーツアルトの行動半径はこのあたりの地域になります。毎日一回はモーツアルトとベートーベンを交互に聴いてますが二人の音楽似てるんですね。モーツアルトにベートーベン的な感性、ベートーベンにモーツアルト的な感性があるんですね。年を取るにつれて、スカルラッティとか、ラモーとかの小品が好きになってきて交響曲とか聞かなくなりましたが再度二人を聴き始めながら若い時とは違う思いがよぎります。

 classica2010年モーツアルト特集で、彼が生前訪問したすべての場所と年代が網羅されてます。今回の旅でモーツアルトが生まれ育ったザルツブルグの空気を思いっきり吸い込みたいです。



 いろいろ忙しいことがあり、なかなかブログを更新できませんが、ブログは気が向いたときに書きたいと思ってることをひょいと書くようにしてます。




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