伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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楽しかった女子会

2018-04-27 23:30:11 | 友人
 長生大学に入学して

 お友達になったNさんとS子さん

 行事の御苦労さん会を兼ねたお食事会

 やっと日にちがまとまり今日行ってきた。

 S子さんの車でまずランチには早いので有珠の善光寺へ

 桜はまだだった。


 


 次はアプタ道の駅でプチ買い物

 


 長和のおしゃれなお店「あつみ」さんに移動

 笑顔がいいですネェー

 

 ドリアのコースランチ

 

 

 デザート スープ コーヒーなどがセットで1500円とお安い

 とっても美味しゅうございました。

 初めての伊達の友人たちとの女子会

 とっても楽しかったです。

 皆さんこれからもよろしくお願い致します。

 帰るとが平均年齢は?なんて野暮なことを聞く

 

 

 ナイショだもんネ。

 

 
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ジャコシカ34

2018-04-27 00:14:06 | ジャコシカ・・・小説
鉄さんが察して声をかけた。

 その言葉が終わらないうちに、早くも胸がむかつき始める。何とか吐く前に港に着いてくれ。

 高志は急激に襲ってくる吐き気に耐えながら、絶望的に空と水平線に、視線を泳がせた。

 もうこれまでかと思った時、眼の中に漁港の岸壁が飛び込んできた。

 「そうか、昨日より距離が縮まっていたのか」

 頭の中では理由を考えていたが、そんなことよりも何よりも、気持ちはただ煤(すす)けた岩壁が懐かし

く頼もしく、思わずすがり着きたい気持ちになった。

 その優しい岸壁に、吐く前に抱き取られて、高志はよろよろと両足で立ち、陸のありがたさを味

わった。

 振り向くと鉄さんがニヤリと笑った。

 負けじと笑いを返そうとしたが、高志のそれは青ざめて脂汗の染んだ顔が、わずかに引き吊った

だけだった。


 台車を押して先日の、浜の母さん達が賑やかに近付く。

 トロ箱をその台車に重ねると、彼女達は心得た動作で、セリ場に運んで行く。

 鉄さんは時計を見た。

 「何とか相対(あいたい)で捌けるだろう」

 言いながら彼は漁協の事務所の中に入って行った。セリ場は既に片付き、床はきれいに洗い流さ

れ、清掃は済んでいた。

 漁港の朝は早い。

コメント (2)
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