伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

野暮なことは言わないよー

2018-04-04 17:26:52 | ガーデニング
 先日ホーマックで買い物した品物が朝早く届いた。

 早いと言っても9時ですが

 ジャコシカを更新して夜中になってしまった私

 二度寝です。


 起きたら が鉢に花を植えてくれていた

 ありがとうネ

 でもでも・・・

 二つ植える場合は同じ色にしてネとあんなに頼んでいたのに

 ガーン 色違い・・・

 私は野暮なことは言わないよ・・・後でこっそり

 やり直せばいいことですニァー

  


 いよいよお花さんたち登場

 成長が楽しみな毎日です。

 

 


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャコシカ20

2018-04-04 00:18:44 | ジャコシカ・・・小説
 舟の置かれた砂浜の傾斜の上には、舟を引き揚げる巻(まき)どが設置されていた。

 これが無ければ磯舟といえども、砂浜の奥まで一人で引き揚げるのは無理だと分る。

 巻どから砂浜特有のハマナスやハマヨモギの点在する斜面を10メートルほど山側に進むと、陸

地は5メートルばかりの高さの急斜面になり、その奥のわずかな棚地に、あの外海から見えた柾葦

き屋根の平屋が建っていた。

 間口は10間あまりで、正面右端に突き出た玄関、並んで左に1間の出窓が一つ、続いて出窓で

はないが同じ大きさの窓が二つ、一定間隔で並んでいる。

 何の変哲もない何処か原野の中に、ポッンと建っている、開拓農家の家を思わせる。

 その建屋から3、4間離れた船着場寄りにはもう一棟、間口4間ほどの納屋のような平家がある。

 高志はまだふらつく頭で、この崖穴に貼り付いた2棟が、入江を謎めいた場所に変えてしまう原

凶だと思った。

 誰だってこの場所を訪れたなら、何故こんな所に家があるのだと、驚きを越えた奇異を感じるだ

ろう。

 ぼんやりと立っている彼を置き去りにして、鉄さんはさっさと帆布袋の荷を担いで歩いて行く。

 道は船着場から渚に沿って、家と同じ高さで続いている。玄関までは7、80メートルの距離だ。

 玄関からは真直ぐに渚に下りるための、石の階段も造られている。こちらは魯漕ぎ舟を使用する

時のルートだろう。

 母屋からは一本の道が同じ高さで船着場とは逆方向に50メートルほど延び、直ぐに突き出た大

岩の陰に消えている。

 そこから先は背後に覆いかぶさるように迫る、山の急斜面をジグザグに登って、駅とは名ばかり

のトンネルとトンネルの間にある、無人の駅に続いている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする