
「前回のあらすじ。キラークイーンが馬の骨、有象無象と言われる」

「ねぇ、ALTどうしてんのかな?」

「まだこの辺にいるけど」

「うん。呼べば?」

「いいねー」

「多分こねーだろ…」

「あ、バリカンさんはどこにいるの?」

「弘前で仕事してるけど」

「こっちに住んでるんだよねー。呼べ呼べー」

「いいよバリカンは…夜10時まで仕事してるし疲れてるって」

「んー」

「なんでそんなにバリカンブームなのここ…」

「面白そうだしさ」

「まぁね…」

「なんか写真とかないのー?」

「男同士で写真取るわけねぇだろ…(一応チェック)」

「そりゃそうか…」

「しかしなー、いつもいってるけどバリカンってアイツ(本名)だぞ?バカだぞ?」

「知ってるようでー知らないようなー」

「顔見ればわかるかもしれないんだけどね」

「教室が反対の棟だったしな…あ、あったわバリカン」

「あるんかいw」

「見せてくれー」

「はい。友達の結婚式で謎の感動をして泣きそうになるバリカン」

「………」

「………」

「わかった!(笑)」

「私もー」

「おお…」

「バレー部の人だよねー」

「ちょっと忙しない人って感じなんだけどwその人かな…」

「あのうるさくて、バカなあの人です」

「あの人かー(笑)」

「呼んでいいの?」

「おう」

「今度言っておくよ…」
(後日談)

「ようキラークイーン」

「ごきげんよう。どうした?」

「何で俺を呼ばないんだ」

「だって夜仕事遅いだろ…」

「あのなぁ。いつもこの時間帯(夜10時)まで仕事してんだよ。だから仕事終わりにガストに行くなんて余裕なんだ」

「そうか。あの2人もバリカン呼べって言ってるんだけど…」

「あー行くよ行くよ」

「いいけど…失礼な事は言っちゃだめだぞ」

「つい言ってしまうかもしんない」

「度合いによっちゃあ叩くから。強制退場だから」

「センキュー!」

「………」

「ったく、俺たちって…」



「なんか面倒な展開になってきたよ。本当にバリカンさん来ちゃうの?いいの?私もバリカンさん呼べとか言っちゃった事あるけどいいのかな。カミーユとレモンもいいって言ってるからキラークイーンは本当に呼ぼうとしてるんだけど。」