KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

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☆光と影の魔術師☆

雨の屋上庭園

2006-02-27 00:06:02 | デジ一眼+純正レンズ
 ある屋上庭園である。雨上がりなので、所々に水たまりが残っている。
 しばらくEOS 5Dに単焦点レンズ(50mm 28mm)を使ってきたが、久々にEF 17-40mm F4L USMを装着してみた。キヤノンが誇る高性能の証しであるLレンズ。そして私にとっては唯一のLレンズである。どの画角でも比較的鋭利な印象で良くピントが出るし、それも開放のF4で十分に実用範囲である。40mmにして人物のアップを撮れば、なんとか背景をボカすのも可能だ。
 全くの雨天では、防塵防滴構造ではない5Dはさすがに辛いものがあるが、雨上がりの撮影なら、普段と違う効果が楽しめる。
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赤色飽和

2006-02-19 23:59:36 | デジ一眼+純正レンズ
 デジタルカメラにおいて、赤色は飽和しやすく、注意しないと階調を失い、例えば花びらなどはペンキで塗ったようにベタッと平面的になってしまう。
 スナップ写真として、身近な具象を撮ることが信条だが、今回はある屋上である。ネイチャースナップでも、都会のスナップでもあると言える。
 写真はあくまでも写真であり、撮った段階で全く手を加えない場合もある。また手を加えることで、もとのイメージに近づけることもあるし、また、様式美を求めていくこともある。
 要はそのときそのときで、楽しめばよいのであるが、今回はトーンカーブをいじることで、多少、様式美を求めて遊んでいる。

 そういえば、今日は使い慣れたEF 50mm F1.4USMを外して、EF28mm F1.8USMをEOS 5Dに装着した。もともと画角の狭い、EOS 10D用に、初めて購入したキヤノンのレンズである。レンズのキレは、50mmに敵わないが、優しさと豊かな階調があるレンズである。無理に赤を飽和させてしまっては、レンズの持ち味を消しているのであろうか・・・
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島の南端

2006-02-17 01:01:39 | デジ一眼+純正レンズ
 淡路島の南端である。近くに複数の小さな漁港があり、漁船が時々出航している。時期はずれ、そして時間はずれの海には誰も訪れることもない。
 岩場を抜けていくと、そう大きくない樹木が生えていた。普段ならなんとも思わないのだが、しまの南端のこの海でよく、ここまで無事に育ったものである。おそらく満潮なら、その根本ギリギリまで波が訪れるであろう。このすぐ対岸すぐのところに鳴門大橋がある。渦潮で有名なだけに、決して穏やかな海ではない。
 夕景の太陽、海、出向する漁船、そしてこの樹木と、写真の舞台の演者は揃いすぎているくらいである。写真が趣味でなくても、思わず誰しもシャッターを押したくなるだろう。
 機材は同様である。写真の上手下手はいろいろ評価方法があるのだが、このブログの中ではあまり私はその点は気にしていない。ただ、その場を訪れないと写真は撮れない。さらに同じ場所で同じものが撮れることはなく、まさに一期一会と言える。
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五色の海

2006-02-17 00:49:39 | デジ一眼+純正レンズ
 スナップ撮影は街中でもできるが、たまには少し足を延ばしてみたくなる。ということでまた淡路島である。明石海峡大橋で陸続きで行けるようになって久しいが、最初はフェリーを使ったので、便利さをいつまでも実感する。今年は寒い冬なので、明石の蛸も生活していけないようで、蛸の漁獲量が減るとのニュースを聞いた。しかし島を訪れたこの日は晴天に恵まれて、眩しい日差しを感じることができた。
 淡路島は広い島なので場所によってそれぞれ見所があるが、今回走ったのは島の西海岸であり、五色浜の近くである。名前の由来は知らないが、時間経過や日差しによってその色調を変えるのであろうか? そのような雰囲気のする場所である。
 島の東は大阪湾だが、この西の海からは瀬戸内海が拡がる。本州と四国の間の内海は、さまざまな歴史舞台となった場所でもある。源平の合戦などがまず頭に浮かぶが、本州側には一ノ谷、四国側には屋島も、そう遠くはない。ここから壇ノ浦まで合戦の舞台が拡がっていることを思うと、平安末期は遙か昔だが、その機動力は相当のものであったとの思いを馳せずにはいられない。
 しかし今日のこの海は、あまりにも穏やかで、昼下がりの太陽の光をふくよかに受け止めている。写真は例によってEOS 5D + EF50mm F1.4USMの一本キリである。車を止めて、ひとり車外に出て写したものである。
 かつてのフィルムの時代に、逆光で太陽を構図に入れて撮るときに、偏光フィルターをよく使用したものである。無駄な散乱光を防ぐ意味ももちろんだが、空の深い青がよく描出されたからである。デジタルの時代になって、フィルムとよく比較して優劣を述べる場合があるが、私にとってはどちらも適したシーンがあるから、あえて優劣は感じない。このようにブログにアップするなら、断然デジタルが便利であるし、この色調の再現は十分納得できるレベルである。空の雲の細かい表現、そして海の光滴の粒子がさまざまな色を織りなしている。性能的に、なんの不足があるだろうか?
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スナップ撮影向きのカメラ・レンズとは?①

2006-02-10 00:44:17 | デジ一眼+純正レンズ
 スナップ撮影の定義も簡単なようで難しいが、自然な事象(基本的になんでもよいが、主に人物や周囲の出来事)を切り取るということになるであろう。もちろん私なりの解釈である。一般的に人物撮影というと、例えば旅行に行って、いい風景があれば背景に沿って人物を並ばせて、カメラに向かってはいチーズとやりながら写る昔ながらの写真である。年齢と服装と背景が違うだけで、アルバには同じ写真が並ぶ、ということになってしまう。しかしスナップ写真ということを心がければ、家族写真も全く違ったものに生まれ変わることになる。
 ではスナップ向きのカメラ、レンズといえばどんな機種だろう? 古今東西を問わず、スナップの名手と呼ばれるカメラマン、そしてそのカメラマンをイメージさせるカメラというのはあるものだが、アンリ・カルティエ・ブレッソンと、ライカM3と50mmと言えば、カメラ好きなら王道と言ったイメージになるのだが、街中で今からライカだらけになるとはとても思えない。普通の人にはピント合わせすら、何が何だかわからない、ということになるクラシックカメラである。あくまでも35mmフィルムサイズで、50mm画角相当というのが、スナップに使いやすいひとつの選択肢だということである。
 ライカは今でこそ大きめのカメラだが、当時は最小のデザインであったわけで、今の時代にそれに相当するカメラはやはり、普通のデジカメであろう。最近のデジカメはポケットに入り、いつでも持ち歩けるモノが理想だ。いくらいい被写体に出会っても、カメラがなければどうしようもない。だからまず、その人にとっていつでも持ち歩けるスタイルのカメラこそ、スナップカメラとしての資格があるといえる。
 今の時代にこの条件を満たすものといえば、やはり小型デジカメなのであろうか。
 35mmフィルムがメインだった時代は、パトローネの厚みは最低限あったわけだし、それ以上の小型、薄型カメラは物理的に不可能だった。フィルムサイズも110などが流行った1970年代もあるが、今は最も隆盛した35mmフィルムの存亡すら不安を覚える時代である。
 デジカメのセンサーは35mmよりもかなり小さいのでレンズも小型化できるし、屈曲光学系(潜望鏡のようなもの)を採用すれば、レンズが出っ張ることもない。最近のデジカメの画質は素晴らしく、マクロも使えるし、デジタル一眼と比較して欠点だった高感度ノイズにも配慮されてきている。また小型になればなるほど手ブレしやすくなるが、万能ではないとはいえ、手ブレ補正はある種のトレンドになっているのである。
 また、リコーGRデジタルのように、所持していて物として満足感を与えるような品質の製品も発売されている。選択肢は極めて広いといえる。
 一人で散歩に出かけて、また仕事の行き帰りに、さらに家族の自然な表情を、と思えば当然このサイズになるのだが、多少のシャッタータイムラグと、ボケ味が期待できないということから、最近なら小型デジタル一眼も選択肢に入るという、ありがたい時代になってきた。2000年に入ったくらいなら、デジタル一眼は50万円以上というのが相場だったし、プロ用の超大型機種しかなかったのである。この数年でデジタル一眼は、本当に小型に、安価になってきたのであるから、この恩恵を受けない手はないのである。

 長くなってきたので、今回はこの辺で。いつになかわからないが、続きはまた書こう。

 ちなみに写真は、EOS 5D + EF50mm F1.4USMである。一般的にスナップにはちょっと大きい。しかしこれも立派にスナップ撮影が出来る。
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浮いた魚

2006-02-05 01:29:07 | デジ一眼+純正レンズ
 魚が浮いているのである。それを見つけて、止めておけといったのに見に行ったようである。このような年齢は、こういうのに興味が出る頃なのかも知れない。
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最近巷に流行るモノ2

2006-02-05 00:58:31 | デジ一眼+純正レンズ
 これも街中で見つけたモノである。萌え系と呼ばれる絵であろうか? これは自由に隣に立って記念写真??を撮ってよい、という立て札がある。東京秋葉原、大阪日本橋などに行けば、これの実物のような人が歩いているのを見れるが、私の世代には縁遠いものである。
 私が年を食ったせいかも知れないが、最近のアニメの絵は、どれも似た調子に見える。髪の陰の付け方、目の輪郭など、80~90年代の頃に変革が見られて、そのままの技法を踏襲しているようである。
 アニメの世界に入り込むことは今の世代にとっては簡単なことなのかも知れない。一番身近なバーチャルリアリティのはしりと言えよう。決して否定しているわけではないので、好きな人は楽しむとよいであろう。
 こういったモノに出会いたい訳ではないが、つくばエキスプレス開通後の秋葉原を、今年はぜひ訪れてみたいと思っている。
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最近巷に流行るモノ1

2006-02-05 00:46:20 | モバイル
 育成型ゲームのはしりである。1990年代に流行して、その後一時下火になったものの、最近再び人気が出ている。確かに内容は複雑になっており、物売りが来たり、幼稚園に入園したり、PCで調整できたり、なかなか盛り沢山で楽しい。
 その辺に歩いているこども一人につき、2-3個首からぶら下げていて、その母親も一緒に、仕方なく育てているようである。
 人気がありすぎて、いざ買いたいときには買えないのが常であるが、たまたまこんなに売ってるときに偶然出くわすこともある。場所はもちろん秘密である。
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ソラリゼーション風?

2006-02-02 23:48:23 | デジ一眼+純正レンズ
 フィルム時代にもよく見られた手法である。昔は暗室でフィルム現像や印画紙現像の途中に部屋のライトを点ければ、ソラリゼーションの画像となった。フィルム現像中の方が良い効果が得られるが、なかなかその勇気は出なかったものである。
 もっとも流行したのは1960年代、フラワームーブメントの頃からであろうか? さすがにその時代は経験していないので、よくわからないが。
 デジタル時代の今ならば、ソフトにフィルター効果の一つとして機能が含まれているので、それを使用するのが手っ取り早いが、今回のものはトーンカーブをシグモイド様にいじっている。
 私の場合、撮ったそのままの画像が理想的なので、このようにいじるのは、そのままではどうしようもない写真だが、それを使って遊ぶのに使用することが多い。
 Canon EOS 5D + EF 50mm F1.4USM 場所は別府で、背後に由布岳をのぞむ。
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