11月も半ばを過ぎると、街はイルミネーションに包まれ始める。まだ中途半端な寒さだが、そろそろクリスマス~年末の到来を予想させる。思えば今年は早く過ぎていった。春に梅や桜をあれほど熱心に撮影していたのに、もう歳末を迎えようとするとは・・・しかし穏やかに過ごせれば、それが一番であある。
オリンパスE-1を手放してしまって以来、再びオリンパスに傾倒する日が来るとは想像していなかったが、非常に廉価かつ質のよいE-300の中古を入手して以来、ますますその魅力にはまった状態である。
あとさきになるが、E-300 + Zuiko Digital 14-45mm F3.5-5.6を今回横浜に持っていって、いくらかの撮影を行うことができた。次回のアップからは、その時の写真をしばらく、もしよければ見ていただきたいのだが、実はそのとき、以前愛用していたZuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5との差を、如実に感じてしまった。
AFの遅さ、MFのぎこちなさ、ファインダーの暗さ、開放F値の暗さ、絞り解放時のピントの芯の弱さなど、Zuiko Digital 14-45mm F3.5-5.6も、非常に優秀なレンズで、もちろん使い手の弱さもあるのだろうが、しかし14-54mm F2.8-3.5を懐かしく思い出してしまった。
今日は仕事が早く終わったので、無理してでも購入しようと、梅田のヨドバシカメラに向かった。早速E-300に装着して撮影したのが、この写真だ。