KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

kirakujin-photo-1@goo.jp
☆光と影の魔術師☆

桜撮影への想い

2014-03-30 22:50:46 | デジ一眼+純正レンズ
桜撮影への想い
 最近はこのブログがおろそかになっていたが、以前に戻して、できるだけ綴ってみたいと思っている。
 誰に何を言われるまでもなく、自分の在り方で、過ごしたいのが本音だ。

 私にとっての写真は趣味であり、写真そのもの、そして機材を愉しみ。そして表現、伝達手段であるとも言える。
 集団で撮ったり、評価したりというのはどちらかといえば苦手で、感性の衝動に駆られて、近場で撮る、というのが撮影スタイルだ。

 機材はさまざまなものを所持してきたが、最近は使用する機材が、だんだんと絞られてきたようだ。
 カメラは小型を好み、いわゆるデジタル一眼は使わない。せいぜい、ミラーレスに相当するカメラまでだ。
 三脚も好きではなく、ここ30年以上、まともに使ったことがない。大昔に友人から安価で譲り受けたのみだ。

 スナップや風景写真に近いのだろうが、撮影として行える分野は極めて限られており、自分のスタイルに持ち込まないととても見れたものではない。
 一般的写真趣味人にとって、桜と紅葉といえば、年間通じての大イベントであろう。きっと普段カメラを持たないひとでも、スマホなど花に向けたくなることだろう。
 しかし、何年も時を重ねて撮影しても、なかなか到達できないのが、桜の撮影なのかも知れない。


 長かった、いや永かったこの冬もやっと越え、まだ喧噪に追われる日々の中、期せずして桜の開花を迎えることとなった、2014年春・・・
 夜中まで働いて、早朝に目覚めて、一路、じぶんなりの思い入れのある桜を目指して向かった。

 慣れた場所ではあるので、自分なりのhorizont、すなわち撮影スポットは持っている。
 そんな私なりの場所、そこからの一枚を、アップしてみたい。

 心を躍らせる、本当に待って待って待ち望んだ春・・・ これから、この季節をいっぱい愉しみたいと願って。一枚アップしてみた。



機材
 カメラは、OLYMPUS OM-D(E-M1)
 OM-Dシリーズは、初代のE-M5からだが、非常に高性能なミラーレス一眼だ。目下私のメインカメラのひとつである。

 少年の頃、銀塩のOMシリーズ、とくにOM-2に心酔した世代であり、しかも当時買えなかったわけであるから、OMという響きにヨワイのだ。

 E-M5は防滴防塵で、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroとの組み合わせならば、雨も厭わい撮影が可能だ。
 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8は、これはとんでもない高性能レンズで、このキレとまろやかさは、私にとって印象深い撮影の相棒になっている。

 E-M1はOM-Dとしての現時点でのフラッグシップであるとともに、マイクロフォーサーズのみならず、フォーサーズレンズも受け持つ立場に昇格した。
 小型軽量であることはいうまでもないが、そのシェイプやメインスイッチなど、至る所が銀塩OM的で、そのOM度はE-M5を越えてる。
 ニコンがDfで、旧タイプのロゴを復活させ、1970年代終わりの、シンプルニコン(Nikon FE)時代をっ髣髴とさせたり、私のカメラ黎明期の心をくすぐるのだ。

 買わないぞと誓っていたのだが、E-M1を購入してしまった動機の大きな要素になったのが、この機種からのカラークリエーター機能だ。
 これはホワイトバランスをイメージ的に変更できる機能に近いものだが、単純にそうではないようである。
 色彩の変更がビジュアルで非常に分かりやすいのと、ホワイトバランスでの色相だけではなく、何か、エッセンスがあるように思える。
 さらに彩度をコントロールできるので、派手な色づくりだけではなく、地味な表現にも役立つのだ。
 桜の季節、花の季節、アイデア次第で楽しめそうで、使いこなしたくてたまらない、そんな感じなのだ。

レンズ
 雨中だがマクロで桜を撮りたかったので、本来なら防塵防滴のM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroが出番なのだが、今日は都合がつかなかった。
 そこで私が所有するもう1本のマクロ、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-ES045を持ち出すことになった。

 LEICAと銘打つことは、高性能の現れと言えるようである。パナソニックライカ=パナライカは、敬称と蔑視が交錯した言葉のようだ。
 ただしユーザーとしては、このレンズは非常に高性能であり、マクロレンズとして申し分なく、そのまろやかさはエルマリートと称しても良いと思う。
 うるさく言い出せばキリがないが、Leitz時代のエルマリートとは、現行のLeica社ですら、もはや違うのだから・・・

 マイクロフォーサーズレンズはオープンな共通規格なので、非常に多彩なレンズを楽しむことができる。
 パナソニックは昔から、ムービーカメラでも世界的に有名であり、数々の映画製作にも関わってきた。
 Lumix開発当初から、カメラメーカーになりたいという情熱を、ユーザーとして感じていた。
 私はオリンパス製のカメラに、パナソニック製のレンズを装着するということは、この時代の機材の選択肢として、自負できるものだと考えている。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする