桜撮影への想い
最近はこのブログがおろそかになっていたが、以前に戻して、できるだけ綴ってみたいと思っている。
誰に何を言われるまでもなく、自分の在り方で、過ごしたいのが本音だ。
私にとっての写真は趣味であり、写真そのもの、そして機材を愉しみ。そして表現、伝達手段であるとも言える。
集団で撮ったり、評価したりというのはどちらかといえば苦手で、感性の衝動に駆られて、近場で撮る、というのが撮影スタイルだ。
機材はさまざまなものを所持してきたが、最近は使用する機材が、だんだんと絞られてきたようだ。
カメラは小型を好み、いわゆるデジタル一眼は使わない。せいぜい、ミラーレスに相当するカメラまでだ。
三脚も好きではなく、ここ30年以上、まともに使ったことがない。大昔に友人から安価で譲り受けたのみだ。
スナップや風景写真に近いのだろうが、撮影として行える分野は極めて限られており、自分のスタイルに持ち込まないととても見れたものではない。
一般的写真趣味人にとって、桜と紅葉といえば、年間通じての大イベントであろう。きっと普段カメラを持たないひとでも、スマホなど花に向けたくなることだろう。
しかし、何年も時を重ねて撮影しても、なかなか到達できないのが、桜の撮影なのかも知れない。
長かった、いや永かったこの冬もやっと越え、まだ喧噪に追われる日々の中、期せずして桜の開花を迎えることとなった、2014年春・・・
夜中まで働いて、早朝に目覚めて、一路、じぶんなりの思い入れのある桜を目指して向かった。
慣れた場所ではあるので、自分なりのhorizont、すなわち撮影スポットは持っている。
そんな私なりの場所、そこからの一枚を、アップしてみたい。
心を躍らせる、本当に待って待って待ち望んだ春・・・ これから、この季節をいっぱい愉しみたいと願って。一枚アップしてみた。
機材
カメラは、OLYMPUS OM-D(E-M1)
OM-Dシリーズは、初代のE-M5からだが、非常に高性能なミラーレス一眼だ。目下私のメインカメラのひとつである。
少年の頃、銀塩のOMシリーズ、とくにOM-2に心酔した世代であり、しかも当時買えなかったわけであるから、OMという響きにヨワイのだ。
E-M5は防滴防塵で、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroとの組み合わせならば、雨も厭わい撮影が可能だ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8は、これはとんでもない高性能レンズで、このキレとまろやかさは、私にとって印象深い撮影の相棒になっている。
E-M1はOM-Dとしての現時点でのフラッグシップであるとともに、マイクロフォーサーズのみならず、フォーサーズレンズも受け持つ立場に昇格した。
小型軽量であることはいうまでもないが、そのシェイプやメインスイッチなど、至る所が銀塩OM的で、そのOM度はE-M5を越えてる。
ニコンがDfで、旧タイプのロゴを復活させ、1970年代終わりの、シンプルニコン(Nikon FE)時代をっ髣髴とさせたり、私のカメラ黎明期の心をくすぐるのだ。
買わないぞと誓っていたのだが、E-M1を購入してしまった動機の大きな要素になったのが、この機種からのカラークリエーター機能だ。
これはホワイトバランスをイメージ的に変更できる機能に近いものだが、単純にそうではないようである。
色彩の変更がビジュアルで非常に分かりやすいのと、ホワイトバランスでの色相だけではなく、何か、エッセンスがあるように思える。
さらに彩度をコントロールできるので、派手な色づくりだけではなく、地味な表現にも役立つのだ。
桜の季節、花の季節、アイデア次第で楽しめそうで、使いこなしたくてたまらない、そんな感じなのだ。
レンズ
雨中だがマクロで桜を撮りたかったので、本来なら防塵防滴のM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroが出番なのだが、今日は都合がつかなかった。
そこで私が所有するもう1本のマクロ、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-ES045を持ち出すことになった。
LEICAと銘打つことは、高性能の現れと言えるようである。パナソニックライカ=パナライカは、敬称と蔑視が交錯した言葉のようだ。
ただしユーザーとしては、このレンズは非常に高性能であり、マクロレンズとして申し分なく、そのまろやかさはエルマリートと称しても良いと思う。
うるさく言い出せばキリがないが、Leitz時代のエルマリートとは、現行のLeica社ですら、もはや違うのだから・・・
マイクロフォーサーズレンズはオープンな共通規格なので、非常に多彩なレンズを楽しむことができる。
パナソニックは昔から、ムービーカメラでも世界的に有名であり、数々の映画製作にも関わってきた。
Lumix開発当初から、カメラメーカーになりたいという情熱を、ユーザーとして感じていた。
私はオリンパス製のカメラに、パナソニック製のレンズを装着するということは、この時代の機材の選択肢として、自負できるものだと考えている。
最近はこのブログがおろそかになっていたが、以前に戻して、できるだけ綴ってみたいと思っている。
誰に何を言われるまでもなく、自分の在り方で、過ごしたいのが本音だ。
私にとっての写真は趣味であり、写真そのもの、そして機材を愉しみ。そして表現、伝達手段であるとも言える。
集団で撮ったり、評価したりというのはどちらかといえば苦手で、感性の衝動に駆られて、近場で撮る、というのが撮影スタイルだ。
機材はさまざまなものを所持してきたが、最近は使用する機材が、だんだんと絞られてきたようだ。
カメラは小型を好み、いわゆるデジタル一眼は使わない。せいぜい、ミラーレスに相当するカメラまでだ。
三脚も好きではなく、ここ30年以上、まともに使ったことがない。大昔に友人から安価で譲り受けたのみだ。
スナップや風景写真に近いのだろうが、撮影として行える分野は極めて限られており、自分のスタイルに持ち込まないととても見れたものではない。
一般的写真趣味人にとって、桜と紅葉といえば、年間通じての大イベントであろう。きっと普段カメラを持たないひとでも、スマホなど花に向けたくなることだろう。
しかし、何年も時を重ねて撮影しても、なかなか到達できないのが、桜の撮影なのかも知れない。
長かった、いや永かったこの冬もやっと越え、まだ喧噪に追われる日々の中、期せずして桜の開花を迎えることとなった、2014年春・・・
夜中まで働いて、早朝に目覚めて、一路、じぶんなりの思い入れのある桜を目指して向かった。
慣れた場所ではあるので、自分なりのhorizont、すなわち撮影スポットは持っている。
そんな私なりの場所、そこからの一枚を、アップしてみたい。
心を躍らせる、本当に待って待って待ち望んだ春・・・ これから、この季節をいっぱい愉しみたいと願って。一枚アップしてみた。
機材
カメラは、OLYMPUS OM-D(E-M1)
OM-Dシリーズは、初代のE-M5からだが、非常に高性能なミラーレス一眼だ。目下私のメインカメラのひとつである。
少年の頃、銀塩のOMシリーズ、とくにOM-2に心酔した世代であり、しかも当時買えなかったわけであるから、OMという響きにヨワイのだ。
E-M5は防滴防塵で、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroとの組み合わせならば、雨も厭わい撮影が可能だ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8は、これはとんでもない高性能レンズで、このキレとまろやかさは、私にとって印象深い撮影の相棒になっている。
E-M1はOM-Dとしての現時点でのフラッグシップであるとともに、マイクロフォーサーズのみならず、フォーサーズレンズも受け持つ立場に昇格した。
小型軽量であることはいうまでもないが、そのシェイプやメインスイッチなど、至る所が銀塩OM的で、そのOM度はE-M5を越えてる。
ニコンがDfで、旧タイプのロゴを復活させ、1970年代終わりの、シンプルニコン(Nikon FE)時代をっ髣髴とさせたり、私のカメラ黎明期の心をくすぐるのだ。
買わないぞと誓っていたのだが、E-M1を購入してしまった動機の大きな要素になったのが、この機種からのカラークリエーター機能だ。
これはホワイトバランスをイメージ的に変更できる機能に近いものだが、単純にそうではないようである。
色彩の変更がビジュアルで非常に分かりやすいのと、ホワイトバランスでの色相だけではなく、何か、エッセンスがあるように思える。
さらに彩度をコントロールできるので、派手な色づくりだけではなく、地味な表現にも役立つのだ。
桜の季節、花の季節、アイデア次第で楽しめそうで、使いこなしたくてたまらない、そんな感じなのだ。
レンズ
雨中だがマクロで桜を撮りたかったので、本来なら防塵防滴のM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroが出番なのだが、今日は都合がつかなかった。
そこで私が所有するもう1本のマクロ、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-ES045を持ち出すことになった。
LEICAと銘打つことは、高性能の現れと言えるようである。パナソニックライカ=パナライカは、敬称と蔑視が交錯した言葉のようだ。
ただしユーザーとしては、このレンズは非常に高性能であり、マクロレンズとして申し分なく、そのまろやかさはエルマリートと称しても良いと思う。
うるさく言い出せばキリがないが、Leitz時代のエルマリートとは、現行のLeica社ですら、もはや違うのだから・・・
マイクロフォーサーズレンズはオープンな共通規格なので、非常に多彩なレンズを楽しむことができる。
パナソニックは昔から、ムービーカメラでも世界的に有名であり、数々の映画製作にも関わってきた。
Lumix開発当初から、カメラメーカーになりたいという情熱を、ユーザーとして感じていた。
私はオリンパス製のカメラに、パナソニック製のレンズを装着するということは、この時代の機材の選択肢として、自負できるものだと考えている。