例年ならもっとここを訪れるのだが・・・今年は極めて少なかった場所、大阪城梅林だ。まだ咲いてない頃、楽しみにしながら何も咲いてない梅林を横目でのぞき、やっと咲いたロウバイを喜んで撮影したのもいつの頃だったか、今日久々に訪れた梅林は、もはやピークを越えていた。
しかも雨の中の撮影なので、足下もよくなく、機材に気を遣いながらの撮影だった。カメラはニコンD300、レンズはコシナ製マクロプラナー50mm F2だ。本来ならこういった雨天なら、オリンパスE-3+Ziko Digital 50mm F2 Macroあたりがよいのだろうが、残念ながら、バッテリの準備ができていなかった。
前回述べたように、今年は50mmレンズを駆使したい(コンパクト以外は)なので、マクロプラナーであったとしてもなんとか、その基準を満たすことになる!と自問自答してからの撮影であった(笑)。
雨の梅林でよかったことは、日曜日なのにひとけが少ないこと。光も柔らかなので、光線の具合も、デジタルに非常に優しい・・・
しかも雨の中の撮影なので、足下もよくなく、機材に気を遣いながらの撮影だった。カメラはニコンD300、レンズはコシナ製マクロプラナー50mm F2だ。本来ならこういった雨天なら、オリンパスE-3+Ziko Digital 50mm F2 Macroあたりがよいのだろうが、残念ながら、バッテリの準備ができていなかった。
前回述べたように、今年は50mmレンズを駆使したい(コンパクト以外は)なので、マクロプラナーであったとしてもなんとか、その基準を満たすことになる!と自問自答してからの撮影であった(笑)。
雨の梅林でよかったことは、日曜日なのにひとけが少ないこと。光も柔らかなので、光線の具合も、デジタルに非常に優しい・・・
久々に時間ができたので、自宅にあるレンズの種類を数えてみた・・・気がついたことは、「50mmレンズが多い」ということだった。ニッコール・ロッコール・キヤノンEF・ズイコー・プラナー・マクロプラナー、などなど、よくでてきたものだ。
バルナックが最初に、35mmフィルムカメラのライカを造り上げたとき、ヒトの眼の構造から割り出したのが50mmだという節がある。ヒトの視野は本来もっともっと超広角であり、50mmの範囲は注視した視野に近い。しかし、ヒトの眼の焦点は極めて限られた部分にしか合わないので、50mmで絞り開放値で撮影した写真は、ヒトの眼の印象に近いのかもしれない。
そして、1980年代頃までは、一眼レフを購入したときに最初に選択すべきレンズとしては、この、50mmが最もポピュラーであり、それゆえに、「標準レンズ」として異名をとっていた。それから、スナップが好きなら広角へ、スポーツや鉄道派は望遠ズームへ、お花派はマクロへ・・・などなど、本当はこんなに簡単な区別ではないのだが、一眼レフ全盛時代とともに、交換レンズもどんどん、拡がっていったものだ。
翻って現在、デジタル一眼レフ(APSサイズ)全盛の2000年代だが、標準レンズは標準ズームおよび、高倍率ズームなど、いずれにせよ、ズームが主体だ。1本でマクロ的にも撮れるし、非球面や特殊レンズをふんだんに使っても廉価だし、一昔、二昔と夢想すれば、まさに恐るべき高性能だといえる。ズームは単焦点に劣るのか?などどいうカメラ雑誌の評価記事を云々するまでもなく、我々が使うのにズームで、なんの不足があろうか、というべきであろう。
ただ、この期に及んでも、基礎の基礎たる50mmレンズをデジタル一眼で、それも、APSでも35mmフルサイズでも、なぜか今年こそは、ぜひとも使いこなしてみたい、という欲求に駆られている今日この頃なのだ。新旧厭わず、マクロでもOKなので、この際、50mmレンズ友の会、でも結成してみたいくらいだ。職場など、50mmレンズを所持している方をお誘いしているのだが、なかなか、よい返事が得られない・・・
作例はいきなり超弩級だが、キヤノンEOS5DMaekII+EF50mmF1.2Lの組み合わせだ。場所は京都の詩仙堂。機材や撮影場所については、また別の機会に・・・
バルナックが最初に、35mmフィルムカメラのライカを造り上げたとき、ヒトの眼の構造から割り出したのが50mmだという節がある。ヒトの視野は本来もっともっと超広角であり、50mmの範囲は注視した視野に近い。しかし、ヒトの眼の焦点は極めて限られた部分にしか合わないので、50mmで絞り開放値で撮影した写真は、ヒトの眼の印象に近いのかもしれない。
そして、1980年代頃までは、一眼レフを購入したときに最初に選択すべきレンズとしては、この、50mmが最もポピュラーであり、それゆえに、「標準レンズ」として異名をとっていた。それから、スナップが好きなら広角へ、スポーツや鉄道派は望遠ズームへ、お花派はマクロへ・・・などなど、本当はこんなに簡単な区別ではないのだが、一眼レフ全盛時代とともに、交換レンズもどんどん、拡がっていったものだ。
翻って現在、デジタル一眼レフ(APSサイズ)全盛の2000年代だが、標準レンズは標準ズームおよび、高倍率ズームなど、いずれにせよ、ズームが主体だ。1本でマクロ的にも撮れるし、非球面や特殊レンズをふんだんに使っても廉価だし、一昔、二昔と夢想すれば、まさに恐るべき高性能だといえる。ズームは単焦点に劣るのか?などどいうカメラ雑誌の評価記事を云々するまでもなく、我々が使うのにズームで、なんの不足があろうか、というべきであろう。
ただ、この期に及んでも、基礎の基礎たる50mmレンズをデジタル一眼で、それも、APSでも35mmフルサイズでも、なぜか今年こそは、ぜひとも使いこなしてみたい、という欲求に駆られている今日この頃なのだ。新旧厭わず、マクロでもOKなので、この際、50mmレンズ友の会、でも結成してみたいくらいだ。職場など、50mmレンズを所持している方をお誘いしているのだが、なかなか、よい返事が得られない・・・
作例はいきなり超弩級だが、キヤノンEOS5DMaekII+EF50mmF1.2Lの組み合わせだ。場所は京都の詩仙堂。機材や撮影場所については、また別の機会に・・・
最近はどうも、京都に魅せられてしまったようだ。今までは数年に1度ほど、それも仕事がらみで訪れるのみであったが、すでに今年で4回目の来訪、かもしれない。
あまり時間がなかったので、今日は鷹峰を訪れてみた。かつてはここからが、洛外とされていたそうな。
光悦寺発祥のもとになった本阿弥光悦については、中学の頃に読んだ吉川英治版「宮本武蔵」で知る程度であった。
真冬の光悦寺はひとけも殆どなく、とても落ち着いた雰囲気であった。とくに花が咲いているわけでもなく、紅葉があるわけでもないが、積雪があるわけでもない冬だが、冬らしい景色を、訪れてみたかったのかもしれない。
まだアップしていないが、詩仙堂でEOS D50にEF135mm F2Lを装着して撮影したときに、京都の寺院には少し長めか?と感じていた。スナップ的に撮影するには、APSサイズに、50mmから85mmくらいの画角のレンズが便利だと感じた。標準ズームでちょうどいいのでは?と思われるかもしれないが、私にとっては大口径が必須なので、どうしても単焦点ということになる。
しかし、かつて所有していたキヤノンのEF50mm F1.4と、EF85m F1.8は、残念ながら私の手元にすでにない。そこで急遽、京都駅のビックカメラで大口径の50mmを物色してから現地に向かうことにした。
私がカメラを始めた1970年代なら、迷うことなく、標準レンズは50mmで、F1.4が主流だった。現在キヤノンに装着できるAFレンズとなると、キヤノン純正か、シグマ製かということになる。今回は最新設計のシグマ製にしてみた。
50mmとしてはかなり大振りだが、50Dとのバランスはとてもよい。最近はRAWを使わないので、JPEGでのバリエーションを拡げるために、ピクチャースタイルをいろいろカスタマイズして準備していた。
目の覚めるような鮮やかな発色が可能な50Dだが、かなり寂しい印象のカラーや、セピア調のモノクロも用意してみた。
本日は6枚ほどアップしてみましょう。
あまり時間がなかったので、今日は鷹峰を訪れてみた。かつてはここからが、洛外とされていたそうな。
光悦寺発祥のもとになった本阿弥光悦については、中学の頃に読んだ吉川英治版「宮本武蔵」で知る程度であった。
真冬の光悦寺はひとけも殆どなく、とても落ち着いた雰囲気であった。とくに花が咲いているわけでもなく、紅葉があるわけでもないが、積雪があるわけでもない冬だが、冬らしい景色を、訪れてみたかったのかもしれない。
まだアップしていないが、詩仙堂でEOS D50にEF135mm F2Lを装着して撮影したときに、京都の寺院には少し長めか?と感じていた。スナップ的に撮影するには、APSサイズに、50mmから85mmくらいの画角のレンズが便利だと感じた。標準ズームでちょうどいいのでは?と思われるかもしれないが、私にとっては大口径が必須なので、どうしても単焦点ということになる。
しかし、かつて所有していたキヤノンのEF50mm F1.4と、EF85m F1.8は、残念ながら私の手元にすでにない。そこで急遽、京都駅のビックカメラで大口径の50mmを物色してから現地に向かうことにした。
私がカメラを始めた1970年代なら、迷うことなく、標準レンズは50mmで、F1.4が主流だった。現在キヤノンに装着できるAFレンズとなると、キヤノン純正か、シグマ製かということになる。今回は最新設計のシグマ製にしてみた。
50mmとしてはかなり大振りだが、50Dとのバランスはとてもよい。最近はRAWを使わないので、JPEGでのバリエーションを拡げるために、ピクチャースタイルをいろいろカスタマイズして準備していた。
目の覚めるような鮮やかな発色が可能な50Dだが、かなり寂しい印象のカラーや、セピア調のモノクロも用意してみた。
本日は6枚ほどアップしてみましょう。