大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

丹沢の小屋も減った

2014年01月24日 | 丹沢
昨日の歩きで一番最初に出てくる茶屋の「観音茶屋」が廃業してる感じだった。
滅多に開いてる時が無かったが、昨日の佇まいはとても開ける日があるとは思えなかった。

表尾根にある新大日茶屋というのも一度も開いてるのを見た事がない。

1994から山をやりだして買った「丹沢を歩く」(1992)に記載された小屋の内で廃業したのは以下。

ヤビツ山荘・書策小屋・富士見山荘の三つは取り壊されて更地になっている。

ユーシンロッジは休業のままで再開は無理なのかな。
立派な建物なのに勿体無い。可愛い風呂が懐かしい。

表尾根と大倉尾根は小屋が多過ぎなんだが、仲間内の共同管理みたいなのも多いみたいだ。

見晴茶屋がログハウス風に建て換わったのが珍しい。

昔はそれでもやっていけたのだろうから、登山スタイルが変わったのだろう。

大山下社手前に茶屋が数軒固まっているが、あれが稜線上にある感じか。

要するに散歩感覚で山を 歩き、喉が渇いたら茶屋でジュースを飲む。

こんな事は今は誰もやらないだろう。自分で担ぎ上げる。

それと誰かに連れて行かれないと、小屋に入るというのがためらわれるのでないか。

昨日も塔ノ岳山頂もそこそこの人出だったが、小屋で休むのは少なかった。

若い人が気楽に入りたくなるような仕掛けが必要だな、鍋割山荘の鍋焼きうどんみたいな。

泊まりは二食付きで6000円と手頃だから、夏山のアルプスの予行演習には持って来いだろう。

冬の霧氷や雪景色を楽しむのに泊まりなら、泥んこ道を歩かないで済む。

小屋もただ客が来るのを待つのではなく、積極的に仕掛けないと生き残れないだろう。

山ガール山ボーイで溢れかえるのに、小屋がドンドン減って行ったら洒落にもならない。
コメント
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