昨日「あさイチ」で「夫の墓に入らない」というテーマで、
既婚女性の賛成反対の討論とかいろいろとやっていた。
何でも夫の墓に入りたくないと考えてる女性が59.1%で、
入るという人は40.1%だそうだ。
全国1,488人に聞いての結果。
ペットと一緒に入りたいからとか、仲の悪い義理の両親と
死んでまで一緒にいたくないとか、なかなか面白い意見があった。
そもそも墓問題とは生きている人間の問題で、生きているうちにできる事は
自分の事ではなくて、俺ならオヤジやお袋の墓をどうするかという事。
俺の墓をどうこうしてくれと言ってもあまり意味が無い。
死んだ後は自分の意思とは無関係に、残された人間が決める事だからだ。
「死んだ後はこういう風にしておくれよ」と言うのは自由だが、そうなる
確率はどんなもんだろうか?
で現実に戻ると、俺の場合は九州の西の離島に俺の先祖の墓はある。
父方・母方とも同じ村の墓地にあるから、すっきりはしているんだ。
ただしやたらと遠方にあると言うのが問題と言えば問題だが、
飛行機とフェリーを使えば待ち時間を入れなかったら10時間程度。
博多港からの夜のフェリーを使えば、夜発って翌朝6時には島に上陸できるから
そんなには不便でもない。
ガキの頃夏になれば泳ぎに帰っていたから馴染みはあるし、釣りも好きだから
俺は全く苦痛ではないが、息子達はそうは行くまい。
滅多に行く機会がないから観光と思えば楽しいかも知れないが。
俺が死んだら島の墓に入れてくれとは言い残すが、実行されなくても仕方がない。
ほんの時々で良いからたまに、例えば北岳のニュースや大雪のニュースが流れた時に、
オヤジは好きで良く行っていたよなあと思い出してくれたらそれでいい。
死んだら俺と言う動物の物理的存在は終わりで、後は残った人間の気持ちの問題。
オヤジとオフクロを見送った俺は、年に一度は墓参りしようとは思っているが、
いつまでそんな気持ちでいるだろうか。
生物的な次元なら息子や娘を残した事で一応役目は果たした訳だ。
生物誕生の太古から連綿と繫がって来た命の連鎖を断ち切らなかったのだから、
一応は役目を無事終了させたと言う点では満足な一生だった。
動物を見てみれば分るが、当然ながら墓なんて物を持っているのはいない。
死んだ場所で朽ち果てて他の動物の餌になったり、
海や土に同化してしまい地球の一部になるだけだ。
墓を作るというのは人間特有の習俗で、生物学的には特異な現象なんだ
という事を押さえておこう。
既婚女性の賛成反対の討論とかいろいろとやっていた。
何でも夫の墓に入りたくないと考えてる女性が59.1%で、
入るという人は40.1%だそうだ。
全国1,488人に聞いての結果。
ペットと一緒に入りたいからとか、仲の悪い義理の両親と
死んでまで一緒にいたくないとか、なかなか面白い意見があった。
そもそも墓問題とは生きている人間の問題で、生きているうちにできる事は
自分の事ではなくて、俺ならオヤジやお袋の墓をどうするかという事。
俺の墓をどうこうしてくれと言ってもあまり意味が無い。
死んだ後は自分の意思とは無関係に、残された人間が決める事だからだ。
「死んだ後はこういう風にしておくれよ」と言うのは自由だが、そうなる
確率はどんなもんだろうか?
で現実に戻ると、俺の場合は九州の西の離島に俺の先祖の墓はある。
父方・母方とも同じ村の墓地にあるから、すっきりはしているんだ。
ただしやたらと遠方にあると言うのが問題と言えば問題だが、
飛行機とフェリーを使えば待ち時間を入れなかったら10時間程度。
博多港からの夜のフェリーを使えば、夜発って翌朝6時には島に上陸できるから
そんなには不便でもない。
ガキの頃夏になれば泳ぎに帰っていたから馴染みはあるし、釣りも好きだから
俺は全く苦痛ではないが、息子達はそうは行くまい。
滅多に行く機会がないから観光と思えば楽しいかも知れないが。
俺が死んだら島の墓に入れてくれとは言い残すが、実行されなくても仕方がない。
ほんの時々で良いからたまに、例えば北岳のニュースや大雪のニュースが流れた時に、
オヤジは好きで良く行っていたよなあと思い出してくれたらそれでいい。
死んだら俺と言う動物の物理的存在は終わりで、後は残った人間の気持ちの問題。
オヤジとオフクロを見送った俺は、年に一度は墓参りしようとは思っているが、
いつまでそんな気持ちでいるだろうか。
生物的な次元なら息子や娘を残した事で一応役目は果たした訳だ。
生物誕生の太古から連綿と繫がって来た命の連鎖を断ち切らなかったのだから、
一応は役目を無事終了させたと言う点では満足な一生だった。
動物を見てみれば分るが、当然ながら墓なんて物を持っているのはいない。
死んだ場所で朽ち果てて他の動物の餌になったり、
海や土に同化してしまい地球の一部になるだけだ。
墓を作るというのは人間特有の習俗で、生物学的には特異な現象なんだ
という事を押さえておこう。