大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

来週から職人修行

2014年12月06日 | 職人修行
左から剪定鋏・剪定鋸・刈込鋏・植木鋏



やっと道具も粗方揃った昨日、チーフにその旨連絡したら来週は火金が仕事。

いよいよというかやっとというか、三度目の仕事の始まりだ。

前の二回と違い、今回は道具と衣装を揃えねばならず、二万以上の元手が掛かった。

最低25時間は働かねば元は取れない訳だ。

サラリーマン稼業も背広などで結構掛かったが、道具は無かったからなあ。

道具は剪定鋏・植木鋏・刈込鋏・剪定鋸で、まだ小型の熊手と箒が要るらしい。

衣装は地下足袋・ニッカーズボン・チョッキ・手甲・軍手など。

鳶職人みたいな格好なんだが、下着を工夫しないと寒そう。

山の冬用下着が流用出来るから助かるが、足が寒いかも知れない。

地下足袋だから厚手の靴下も履けないだろうから、これがちと心配だな。

当分は見習いなので、時給は1000円だが、その時給を“手元”と言うのが面白い。

早く一人前になって1400円貰わないと馬鹿らしいから、必死で修行しないとなあ。

マスターすれば足腰丈夫な限りは働けるんだから素晴らしい。

先輩の最年長は82歳というんだから、感心するやら呆れるやらだ。

この国では死ぬまで働かなくちゃあならないから最高の仕事かな。
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2014春・大崩写真集

2014年12月06日 | 九州・四国・屋久島

どうした事かデジカメの写真をアップしてなかったみたいだ。
さっき記事を調べてる時に分ったが、どうにかしてるなあ。

湧塚尾根からの登りとモチダ谷・中瀬松谷や
三里河原からの下山の様子などを載せてみよう。



<湧塚尾根稜線まで>

    
最初のは湧塚尾根渡渉点(壊れた橋の残骸と左奥・坊主尾根と右奥・湧塚尾根 )
2・3枚目は坊主尾根と湧塚尾根 4枚目は途中の沢 5枚目は袖ダキから

    
湧塚尾根でのアケボノなど


<モチダ谷・中瀬松谷>

    
最初のは初日に寝た横岩屋傍のビバーグ地

    

    
1・2枚目はモチダ谷の大滝だがそれほどの落差はない

    
2・3枚目の金山谷は面白くない沢だ 4・5枚目は中瀬松谷

  
中瀬松谷の綺麗な流れ  金山谷左岸の幕営適地  モチダ谷入り口手前(上流から)


テントで寛ぐ・エアライズ1はちょっと手狭


<三里河原からの下山路>

    
2枚目は瀬戸口谷出合い

    
最初のが有名な五葉ダキ

















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今年の山の総括でも

2014年12月06日 | 山その他
この数日風邪気味でグダグダしていて、ブログをやる気も起きなかった。
書き出しては直ぐに止めるの連続だったが、体力が無いと書く気も起きないらしい。
やっと体も元に戻ったみたいだから、恒例の今年の山遊びの総括。


まず一番辛かった山。

これはあの聖の縦走かと思ったが、歩くのを止めたいとマジで思った「越後駒から中ノ岳」だな。
20年の山遊びで、歩くのを止めたいと思ったのはこの時だけだったんだから凄い。
聖での地獄の登りでも止めたいなんて思わなかったし、ビバーグなんて楽しんでたんだから。
ボロボロの体に偽ピークが次々に出てくるんだから拷問その物。
まあ翌朝の大パノラマで救われたが、ガスで展望が無かったら史上最悪の山だったな。

次は一番楽しかった山。

久し振りに見た涸沢の紅葉や大崩のアケボノツツジも良かったが、やっぱり大雪の花だな。
緑岳から小泉岳のチョウノスケソウやホソバウルップソウと
北海岳から間宮岳途中のミヤマキスミレの大群落が大雪らしさ全開で素晴らしかった。

また仕事を始めるから、来年からは夏山も長期の遊びは一度だけ。
当然ながら大雪中心の北海道の山になるな。
白雲の小屋でテントで寝て、一週間ノンビリ遊ぶのが最高なんだが。

山技術では“ザックは腰で持つ”のを覚えたのと“無洗米を炊く”のを覚えた事だな。
もっと早くにマスターしてたら楽だったのにと悔しがったが、覚えないままで終わるよりはマシ。


来年は時間が限られるから、最高に充実した山遊びになりそう。
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