過日のニュース
現在新型コロナウイルスの影響を受けた世界的な航空需要の低迷から、各社貨物事業を強化する動きが強まっています。
これまでに貨物機の運航頻度を高める一方で、旅客機から座席を取り除き、
貨物機仕様へ変更するエアラインが増えておりこれまでに4発機以外のほとんどの機種が改修の実績があります。
今回新たな動きとして判明したのが顧客は未公開ながら、
A380型機を貨物機仕様へ改修する計画です。
これはルフトハンザグループの航空機メンテナンスを手掛けるルフトハンザテクニックが、
顧客は未公開ながら同機を貨物機仕様へ改修するサポート契約を結んだことを発表したことによるものとなります。
現在A380を保有するのは、
エミレーツ航空・エールフランス航空・ルフトハンザドイツ航空・大韓航空・シンガポール航空
・マレーシア航空・中国南方航空・カンタス航空・ブリティッシュエアウェイズ・アシアナ航空・タイ国際航空・
・エティハド航空・カタール航空・ハイフライ航空・ANAとなりますが、
果たしてどのエアラインがA380の貨物機仕様化を計画しているのか注目が集まります。
との
ニュースが流れていましたが
前日判明した
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ポルトガル ハイフライ航空:チャーター機メイン
Hifly. 9H-MIP

大型貨物機の輸送で注目を浴びた
A380の生き延びる活用方法となるだろうか?
恐らく機材調達コストはメチャ安いだろうが
運用空港の制約を受けるA380
特にハンドリング
ニーズが持続するだろうか
今後どうなる❓
先般 An-225の運航で超大型機運航の注目を集めた
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ニュース
ハイ・フライ・マルタA380貨物仕様、4日で世界一周 医療物資を輸送
ハイ・フライ・マルタは2020年5月14日(木)から5月18日(月)にかけて、世界一周飛行を実施しました。
保有するA380の機体記号(レジ)「9H-MIP」で、
ポルトガルのベージャ空軍基地から中国の天津、ドミニカのラス・アメリカス空港を経由し、
4日後に再びベージャに戻りました。この飛行距離は31,047キロメートルで、累計の飛行時間は33時間45分でした。
このA380は、天津では計33トンを搭載し、中国からドミニカへ医療用物資を輸送しました。
同空港によると貨物仕様機は150トンの貨物を搭載できる模様です。
天津空港ではA380の到着前に、地上支援の体制と安全対策などの確認を実施しました。
天津空港ではA380の到着前に、地上支援の体制と安全対策などの確認を実施しました。
定期便で天津空港へA380の飛来はありませんが、
2017年に中国南方航空のA380が北京の代替空港として離着陸し、体制は整っています。
今回の受け入れ前にも確認され、税関、入国管理などのCIQ、航空管制、燃料の給油など運航を支援しました。
天津空港は3,600メートルと3,200メートルの滑走路2本を持ち、
駐機場も大型機を受け入れる十分な広さを確保しています。
過去には、世界最大の航空機として知られるAn-225ムリーヤを受け入れた実績もあります。





そもそもこの機材は
シンガポール航空の退役A380 の1機だ



現役の頃関空へ飛来した時の1枚だ
9V-SKC


A380の保有エアラインの4発機対応方針が打ち出されている
カンタス航空、
A380を飛行機の墓場として知られるモハーヴェ砂漠などでの保管を検討
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エミレーツ航空
ルフトハンザドイツ航空のA380、少なくとも2年は復帰せず最悪の場合復帰しない可能性も
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