福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

ヨーロッパ・北欧 エアライン4社の関空離陸から航跡を見てみたら・・・・・

2023-09-26 06:00:00 | 2019年関空の情景
プレイバックシーン
2019年1月8日自宅で


関空離陸後のルートはどうだろうか
今日は自宅で関空離陸機の飛行ルートを見てみた
06/Rから離陸なので
大阪湾で旋回上昇して北上するケースが多いが、ルフトハンザはルートが違った。
ジャンボ機だから? 双発機 3機は佐渡島辺りを通過北上と何時ものルート。
フライトプランについてネットで見てみた。(下記)

出発時間の早いから順にアップ

⑴エールフランス ➡︎パリ
F-HRBC. ボーイング 787-9
大阪湾を左旋回して北上
佐渡島辺りかあら北上した
★F-HRBC. 2018.6.19. 就航初日の同機


⑵ルフトハンザ ➡︎フランクフルト
D-ABVX ボーイング 747-400
明石海峡大橋方向から岡山〜隠岐の島上空を北上する
大阪湾の旋回はしていない
★D-ABVX. 2018.7.10  同機

⑶KLM ➡︎アムステルダム 
PH-BHC ボーイング 787-9
大阪湾を左旋回して北上
佐渡島辺りを通過北上
PH-BHC. 2018.124 同機


⑷FINNAIR ➡︎ヘルシンキ
OH-LWG エアバス A350-900
大阪湾を左旋回して北上
佐渡島辺りを通過し北上
KLMの後を
★OH-LWG 2018.12.13 同機


✳️飛行ルート. 
⑴エールフランス
⑵ルフトハンザ
⑶KLM
⑷FINNAIR

飛行ルートについてだけど
フライトプランにより、離陸から着陸まで飛行機がどのように飛行するか決めている。
安全性、快適性、は勿論、スケジュール通りに経済性の高い運航が行えることを目的に作成される。


2019.1.8. 
 関空離陸 4 エアラインフライトコース 

✳️フライトプランには2通りある。

⑴航空交通管理局に提出するATCフライトプラン 
通常、航空機が飛ぶときには、出発地から9キロメートル以上離れるフライトに関しては、あらかじめフライトプラン(飛行計画書)を航空管制機関に提出することが航空法で義務づけられています。
これは各航空機の運航経路を把握しておくためのもので、基本的には航空機同士の空中衝突を避け、緊急事態に対象となる航空機を迅速に探し出せるようにしておくことに主眼を置いています。通常フライトプランといえばこちらの、航空管制官に提出して承認を得るための「ATCフライトプラン」を指すのが一般的です。ATCはAir traffic controlの略称で、航空交通管制のことです。
提出された内容が検討されて承認を得られることで、はじめて航空機は離陸することができます。これを元に、万が一、提示されている燃料持続時間が経過しても着陸しない航空機があれば、航空交通管制による捜索が行なわれることになります。
また、これとは別に航空会社が内部用に作成し、運航準備や運航管理のために使用するフライトプラン、「カンパニーフライトプラン」があります。
★ATCフライトプランはディスパッチャー(運行管理者)によって作成され、機長の承認を得た後に航空交通管制機関の承認を受けて発効になる。フライトプランは出発前にファイル(提出)し、飛行中はずっと登録され続ける。そして、飛行機が 無事目的地に到着し、フライトが完了した時点でクローズ(登録抹消)される。

⑵航空会社が作成するプラン
通常、カンパニーフライトプランは、航空会社の運航管理者(ディスパッチャー)によって作成され、飛行に関する詳細データが記載されているものです。ブリーフィング(打ち合わせ)で機長の承認を得て成立し、その後の航空管制官に提出するATCフライトプランの大元になります。
作成するときの留意点としては、まず予約状況に応じた旅客や貨物のペイロード(総重量)を算出します。そして、最新の気象情報を元に、風向きや風速はもちろん、積乱雲の発生する可能性などについて、航路上、目的地までの気象の影響を検討します。
また、世界各国の政府が航空機の乗務員に向けて告知する、航空機運航に関する情報「ノータム」によって、航空施設の変更や通信システムの作動状況を確認します。
これらの要素をあらゆる角度から総合的に判断して、飛行時間が少しでも短く、揺れの少ない快適な航路を選んでいきます。航路が決まってはじめて飛行時間と燃料消費量の予想が立ち、搭載燃料が算出されます。
算出された搭載燃料に予備燃料を加え、ペイロードを足すと、航空機の離陸重量が得られます。一定基準の許容離陸重量を超えていないかどうかをチェックし、もしオーバーしていたら搭載物を降ろさなくてはいけません。それらのさまざまなデータがこのプランに記載されます。
もっとも、最近はかなり機械化され、ほとんどのカンパニーフライトプランは、コンピュータによって作成されています。各路線に対してあらかじめ用意されている、いくつかの航路の中から最適なものを選ぶしくみで、ディスパッチャーの負担が軽減されています。

流れは
★各種情報収集した各種データを基に、フライトプランを作成するのは国内、国際の各路線ごとに配置されている国家資格を持ったディスパッチャーである。彼らはフライトプランの作成に合わせて気象や航空情報などの必要事項をまとめ、パイロットがフライトのため出頭する各空港の事務所にある運行管理システムのコンピューターに送信する。パイロットは出発前のディスパッチ・ブリーディングで、このコンピューターを通じてフライトプランの確認を行い、機長がそのフライトプランに合意して初めて運航が承認される。
逆に、ディスパッチャ–の作成したフライトプランと機長の意見が合わず、一致しない場合はその 便は出発することができない。
ディスパッチ・ブリーフィングを終了すると、機長がフライトプランにサインする。これで、そのフライトのコース、高度、搭載燃料などが決定されることになる。
パイロットはカンパニー・フライトプランを持ち、キャビンクルーと合同ブリーフィングに向かう。一方、運航支援者は管制に対してディスパッチャ–と機長が承認したフライトプランをファイルする作業を行い、ここにフライトプランがコンフリートする。

以上