呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

チープ広石さんの訃報に接し、ご冥福をお祈りいたします。

2014-03-15 22:26:39 | ロック


元LOOKのサックスプレイヤーのチープ広石さんが亡くなられたとのことです。

とても驚きました。
自分と同じ歳ですよ。
とても残念です。

チープさんとは以前いた音楽会社で制作していた声優さんのアルバム・レコーディングや
そのライヴのバックメンバーとして一緒に仕事をさせていただきました。

その後ソロアルバムを出されたときには「クロコダイル」のライヴ会場で
CD即売のお手伝いを何度かさせていただきました。

中野の某ファミレスでカミさんと大喧嘩していたときに
「よお!」と偶然通りかかって間を取り持っていただきました。

本当に、なにかとお世話になりました。

サックスプレイは熱くソウルフルでした。
なんと言っても気さくな人柄が楽しくて素敵な方でした。
そんなわけで、打ち上げとかでは誰よりもムードメーカーでした。

忘れられない方です。

ご冥福をお祈りいたします。


常連度9割5分の店での楽しみ方に想う。

2014-03-15 13:58:15 | 呑んだり喰ったり語ったり


高円寺 庚申通り
老舗居酒屋「バクダン」

最近、相棒が気に入ったようで
ちょくちょく行ってます。

この店、常連さんの坩堝の店で、
ほぼ総てのお客は常連さん。

別に排他的な態度を一見客にするわけではないので、
感じが悪いと思うことはないが、
居心地が良くないと思う人は多いかも。

自分は「ひとり酒」したいときは
話しかけられると調子が狂ってしまうので、
常連度の高い店に行って
あえてストレンジャー気分で呑むこともあります。



要するに気にしなければいいのだ。

そう、
そして誰も自分のことを気にしていない。

ありがたいことに放っておいてくれるのだ。



そしてそういう店の常連さんはその店のことを大事に考えているので、
一見客に対しても往々にして親切だったりします。

「Only 常連客!」
なんて横断幕を掲げているわけではない。

店をチームを愛していれば、
少しでもいろんな多くに人に来て欲しいと思うはずです。


それが大好きなお店のタメにもなるのですから。

ハンバーグを食す前のドキドキ感を想う

2014-03-15 11:49:43 | ランチ

高円寺「洋食キッチンKAZU」

ああ、ハンバーグいいなぁ。

ドキドキしちゃうなぁ。



ハンバーグは自分にとって永遠の「ご馳走」なんですよね。

昔はマックも無かったので、
ハンバーグは日常的な食べものではなかったのよ。


生まれてから幼少期を石川県の金沢で育ったんだけど、
小学校中学年の頃(1970年頃)、
自宅の目の前の田んぼのど真ん中に
72レーンという巨大なボーリング場ができたんです。

そのボーリング場の中にレストランが入っていて、
そこで喰ったハンバーグが忘れられないんですよね。

<ポイント>
1.ナイフとフォークで喰うこと。
2.ご飯がお皿に盛られていること。
3.ハンバーグが「マルシンハンバーグ」と違ってフワッしていること。
4.ブラウンソース(デミグラスソース)がかかっていること。
  (それだけでご飯いっぱい喰えると思ったもんです)
5.「ハンバーグステーキ」なので、鉄板に乗って出てきたこと。
6.コーンポタージュが付いてきたこと。
7.グラッセした人参やフライドポテトなどの付け合せ(ガルニ)が添えられていたこと。

もう、
子供の自分にはドキドキを超えて、
特別な「目くるめく世界」だったんですよ。



高円寺「クロンボ」の「Aセット(ポークカツとハンバーグ)」


よく
老舗のグリルレストランや洋食店、デパートの大食堂(今もあるかな?)に行くと、
年配の紳士が食事をしています。

年齢的には胃腸に負担のある洋食よりも和食がお似合いだと思うのですが、
みなさん嬉しそうに大事そうに時間をかけて黙々と食べられています。

あれって、
子供のころの叶えられなかった思いとか、
感動したであろう懐かしい味「ご馳走」を
この歳になって楽しんでいるということなのでしょうか。




歳を重ねて何事にも動かされなくなったとしても、
想い出や記憶に残っている「ご馳走」にドキドキすることは
素晴らしいことだな、と思いますね。