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幸福実現党・神武副党首が講演 信仰国家になりつつあるロシア

2017年01月22日 07時50分03秒 | 日記

幸福実現党・神武副党首が講演 信仰国家になりつつあるロシア

講演する神武副党首。

 

幸福実現党の神武桜子副党首(兼)広報本部長が21日、ユートピア活動推進館(東京・赤坂)において、「『日ロ国交回復60周年フォーラム』から見える日露戦略」と題した講演を行った(主催:幸福実現党出版局)。

 

昨年12月22日、ロシアのモスクワ国際関係大学で開催された「日露国交60周年フォーラム」で、宗教法人・幸福の科学の武川一広・国際広報局長と神武副党首がスピーチを行っている。今回の講演は、その報告会として開催された。

 

 

「日本人らしくなくて面白い」

神武氏は、2人のスピーチに対するロシア側からの反応を紹介した。武川氏が「ロシアの経済制裁に日本が参加したのは良くなかった」としつつ、「ロシアは欧米からの経済制裁を受けているが、憎しみで憎しみを返してはいけない。聖書にもそのように書かれている」とスピーチすると、ロシアの参加者は皆うなずいており、(親指を立てて)「グッド」とサインする人もいたという。

 

また、神武氏は、「伊勢志摩サミットで日本がホストになるなら、ロシアのG8復帰のきっかけにすべきだった」「ロシアと日本を新幹線でつなぎ、大物流革命を起こすこともできる」とスピーチ。休憩時間にロシア人出席者から、「そんなことを考えている日本人がいるとは面白い」などと声をかけられたという。

 

 

日本が信頼できないのは……

ロシア側からは、日本政府に対する厳しい言葉が目立ったという。

 

神武氏は、元駐日ロシア大使のアレクサンドル・パノフ氏が、「安倍政権下での平和条約締結はできない。信頼できないからだ」などと発言したことを紹介。また、モスクワ国際関係大学のドミートリー・ストレリツォフ教授は「自民党による排他的統治」というタイトルで研究発表し、「自民党は選挙システムを自分の都合の良いように変えている」「日本の選挙は、候補者や政策ではなく、党のイメージで投票するようになっている」と指摘したという。

 

これを踏まえ、神武氏は講演で「国内の党がイメージを良くしようとするあまり、対外的な交渉にも影響が出ている。政策ベースでの交渉が進まないのも、信頼を失っている原因ではないか」と分析した。

 

 

信仰国家に生まれ変わるロシア

ロシアを訪問する中で神武氏は、「ロシアは宗教的な国に生まれ変わろうとしている」と強い印象を受けたと語った。

 

ロシアは、「スラブ民族の指導者であるウラジーミル大公が、現在のウクライナにあたるキエフ公国の国教をキリスト教と定めたこと」を建国としている。昨年11月には、大統領府の近くにウラジーミル大公の像が建設された。プーチン大統領は除幕式で「ロシア国家の精神的な基盤を築いた偉人」であると発言した。

 

神武副党首は「日本人は、ロシアに対しては『ソ連』や『共産党』『唯物論』といった怖いイメージがあるかもしれない。しかし実際には、ロシアはマルクス主義を捨て去っていて、ロシア正教の復活が進んでいることを理解すべき」と指摘。「ロシア正教を抜きにしては、ロシアの歴史も、未来も語れない」とした。

 

 

日ロ関係の未来をひらくために

質疑応答では、「アメリカについてロシア人がどう思っているか」という質問に対し、神武氏は「ロシアではゴルバチョフ氏の人気がとにかくない。口だけいいことを言って大国を滅ぼし、めちゃくちゃにしたと思われている。ロシア人は、オバマ氏がゴルバチョフに似ていると思っている」と、オバマ路線の転換を目指すトランプ大統領への期待が高まっているとした。

 

これまでロシアを仮想敵国としてきたアメリカだが、トランプ新大統領は中国を危険視し、包囲網を築こうとしている。日ロ関係の改善は、中国包囲網にロシアを引き入れるためにも極めて重要だ。そのためも、日本は本当のロシアを理解するとともに、日本が国家としての精神的主柱を立て、主体的な意思決定ができるようになる必要がある、と考えさせられる。

(河本晴恵)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版『ロシアの本音 プーチン大統領守護霊 vs.大川裕太』大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1788

 

【関連記事】

2016年12月22日付本欄 幸福実現党の神武副党首がロシアで開かれた「日露国交回復60周年フォーラム」でスピーチ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12384

 

2016年12月23日付本欄 元駐日ロシア大使が発言 「安倍政権下での平和条約締結は難しい」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12388

 

ドナルド・トランプ大統領が誕生 「自国ファースト」主義はすべての国に必要

2017年01月22日 07時44分55秒 | 日記

ドナルド・トランプ大統領が誕生 「自国ファースト」主義はすべての国に必要

ドナルド・トランプ大統領が誕生 「自国ファースト」主義はすべての国に必要

 

 

まさに歴史的な瞬間だった。

 

不動産王ドナルド・トランプ氏が20日、第45代アメリカ大統領に就任した。トランプ大統領は約16分の大統領就任演説で、「アメリカ・ファースト主義」に基づいて国を率いていくことを宣言した。トランプ大統領が行った演説の一部を紹介する。

 

「本日の式典には、とても特別な意味があります。(中略)ワシントンから国民である皆さんへ、政権を取り戻しているからです」

 

「何十年もの間、私たちはアメリカの産業を犠牲にし、外国の産業を豊かにしてきました。(中略)他の国々を豊かにしましたが、自国の富、力、自信は、地平線のかなたへ消えて行きました」

 

「新しいビジョンがアメリカを治めるでしょう。今日、この日から、アメリカ第一のみになります。アメリカ第一です」

 

「他国の暴挙から国境を守らなければなりません。彼らは私たちの商品を生産し、私たちの会社を盗み、私たちの仕事を破壊しています。保護こそが偉大な繁栄と力に繋がるのです。(中略)私たちは2つの単純なルールに従います。アメリカ製の商品を買い、アメリカ人を雇うことです」

 

 

不安視する声もあるが……

トランプ大統領に不安を抱える人は多い。日本の新聞(21日付)にも、「オバマ路線一変 政策 危うさ抱え」(読売新聞)、「『米国第一』嵐の船出」(日本経済新聞)、「世界は『予測不能』領域に」(産経新聞)などの見出しが躍った。

 

保護主義の政策によって景気が低迷したり、孤立主義の政策によって中国の影響力が増すこと、トランプ氏の政策の実現性への不安が目立った。

 

だがトランプ大統領は、思いつきでツイートしているだけの、保護主義者、孤立主義者なのだろうか。トランプ大統領は、就任演説で次のように述べている。

 

「世界の国々と友好的な善意の関係を築きますが、すべての国には自国の利益を優先させる権利があることを理解した上で、そうします。私たちは自分たちの生き方をすべての人に押し付けることはしませんが、模範として輝かせたいと思っています」

 

「国家は、努力してこそ存続するのです」

 

トランプ大統領が掲げる「アメリカ・ファースト」主義は、「アメリカを偉大な国にする」という愛国心に基づくもの。国家意識を持ち、自立した国同士だからこそ、他国と友好な関係を結ぶことができる。

 

グローバル化によって国家意識が薄れた結果、アメリカから他国に雇用が移り、国民の生活は苦しくなった。また、ヨーロッパに目を向けても、豊かな国の支援に頼る国が増えている。トランプ大統領は、就任演説で「私たちは大きく考え、さらに大きな夢を見なければなりません」と訴えたが、愛国心、自立心を取り戻し、国を発展させる気概を持つことが重要だ。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は、1年前の2016年1月、トランプ氏の守護霊を呼び出し、その本心を聞いていた。そこでトランプ氏の守護霊は、次のように語っている。

 

「日本も志を新たにして、世界のリーダーになる。アメリカ、日本、ドイツ、この三国が次のトライアングルを形成し、次の世界経済をリードしていくわけです。中国の覇権主義に対して、守りを固めないといけない。(中略)われわれ、神を信じる者たちが力を合わせて、世界をコントロールし、世界を導き、新世界を建設しなければいけない」(『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』所収)

 

トランプ大統領をいたずらに危険視するのではなく、その本質をつかまなければならない。トランプ政権との協力で、日米に新たな繁栄をつくり出し、世界の秩序を再構築していくことが重要だ。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1613

 

【関連記事】

2017年2月号 見えてきたトランプの大戦略 - TPPアメリカ離脱で日本はどうする?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12349