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日米首脳会談 日本はアメリカのお尻を叩け

2018年04月19日 06時30分20秒 | 日記

これだけ知っトクNews(4月19日版) 日米首脳会談 日本はアメリカのお尻を叩け

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 日米首脳会談 日本はアメリカのお尻を叩け
  • (2) 福田財務次官が辞任 あらゆる人への「ハニー・トラップ」が可能になる怖れ

 


トランプ関税を「中国100年マラソン」著者が絶賛 通商交渉で抑えるべき論点

2018年04月19日 06時26分21秒 | 日記

トランプ関税を「中国100年マラソン」著者が絶賛 通商交渉で抑えるべき論点

トランプ関税を「中国100年マラソン」著者が絶賛 通商交渉で抑えるべき論点

 
Nicole S Glass / Shutterstock.com

 

通商を巡るドナルド・トランプ米大統領の動きに注目が高まっている。17、18日(日本時間18、19日)の日程でアメリカで日米首脳会談が行われ、日米の通商問題などが議論された。

 

会談に先立ち、トランプ氏は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への復帰を検討するよう、議員らに指示。その一方で、初日の会談終了後、ツイッターに「日本はアメリカをTPPに連れ戻そうとしているが、私はTPPが好きではない。2国間の取引の方が効果的で有益だ」と投稿し、日米自由貿易協定(FTA)に意欲を示すなど、本音がつかみづらい状況にある。

 

トランプ氏の動きに日本では戸惑いの声も広がっているが、日米で通商交渉を進めていくにあたって抑えておくべき論点が大きく2点ある。

 

それは、トランプ氏が世界貿易機構(WTO)の役目を肩代わりしているということ。そして、どのようにして経済的な中国包囲網を形成するかということだ。

 

 

WTOの尻拭いをするトランプ

トランプ氏による制裁関税などの通商戦略は、主に中国を視野に入れたものだ。

 

ハドソン研究所中国戦略センター所長で米国防総省顧問を務めるマイケル・ピルズベリー氏は、トランプ氏による制裁関税を「歴史的な判断」だと評している。

 

同氏は2015年に『The Hundred-Year Marathon: China's Secret Strategy to Replace America As the Global Superpower(邦題:China 2049)』を発刊し、中国が世界覇権を握るための秘密戦略「100年マラソン」を明らかにした、中国研究の第一人者だ。

 

同氏は3月、米ブライトバートニュースの取材に対し、このように述べた。

 

「ジョージ・ブッシュ元大統領やバラク・オバマ前大統領のような過去の大統領は、中国の不公平な貿易慣行について愚痴や不満を言い、スピーチをしてきましたが、何も行動を起こしませんでした。トランプ大統領が目指す方向は正しく、中国製品に関税をかけるという歴史的な判断は、こうした過去の大統領に一撃をくらわせるものとなります」

 

その上で、今までアメリカがWTOを介して中国を提訴してきた過去に言及し、トランプ氏の関税措置がそうした訴訟を大いに上回る効果があるとした。

 

中国が国際貿易のルールを無視していることは公然の事実。特に、ブランド品の模倣や技術の移転といった知的財産の侵害は著しい。

 

しかし、ピルズベリー氏が語るように、WTOは違反行為を繰り返す中国を止められなかった。一部行為に対して違反勧告をしてきたものの、今なお知的財産権侵害などの暴挙は続けている。WTOが止められなかった中国を、トランプ氏は二国間の制裁関税によって抑えようとしているのだ。

 

 

「中国包囲網」が目的だったTPP

TPPについて考える上でも、「中国包囲網」という視点が不可欠だ。

 

TPPは事実上、経済的な「中国包囲網」の役割も担っている。TPPに含まれる「知的財産権の保護」や「人権重視」といった概念を、中国は受け入れられないからだ。ただ、あくまで「連合」に過ぎないため足並みがそろわない可能性もあり、トランプ氏のように二国間で交渉する方が確実である。

 

アメリカがTPPに復帰するかどうかは不明だが、もしアメリカが中国への関税制裁を続けながら中国包囲網としてのTPPが完成すれば、中国にとってますますの痛手となるだろう。

 

いずれにせよ、今後日本がアメリカと通商交渉していくにあたり、「WTOに変わってアメリカが中国を止めようとしている」という点を抑えておく必要がある。

 

軍事的にも経済的にも覇権を強める中国に対する戦略をこそ、日米は話し合うべきだろう。

(片岡眞有子)

 

【関連記事】

2018年3月24日付本欄 安い中国製品を支える劣悪環境 「人権」から米中貿易戦争を考える

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14280

 

2018年3月9日付本欄 保護主義とは言えないトランプ大統領の輸入制限

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14210


昨年公開の映画「君のまなざし」が国際ニューヨーク映画祭で最優秀長編作品を受賞!

2018年04月19日 06時22分03秒 | 日記

昨年公開の映画「君のまなざし」が国際ニューヨーク映画祭で最優秀長編作品を受賞!

映画「君のまなざし」公式サイトより

 

2017 年5月に公開された映画「君のまなざし」(英題"The World We Live In")が、第3回国際ニューヨーク映画祭(International New York Film Festival 2017)の長編部門で最優秀長編作品(BEST FEATURE)を受賞した。

 

本映画祭は2015年に設立され、ジャンルを問わず全世界から作品を募集し、商業的な視点に加え、芸術的に価値のある作品にも注目して審査が行われる。

 

映画「君のまなざし」の英語版ポスター。

今回は17部門に全82作品が選出されており、「君のまなざし」は長編部門に選出された8作品の中で、最優秀作品に輝いた。当作品の上映および授賞式は、6月15日~16日に米ニューヨークにある「Producers Club Theaters」で行われる予定。

 

同作品は、大川隆法・幸福の科学総裁による製作総指揮の第11作目。

 

8作目にあたる2012年公開の近未来予言映画「神秘の法」は、翌年、アメリカで3番目に古い映画祭である第46回ヒューストン国際映画祭で、日本のアニメーションとしては初の快挙となる、グランプリに次ぐ「スペシャル・ジュリー・アワード」を受賞している。

 

なお、「君のまなざし」で総合プロデューサー、脚本、俳優の三役を務めた大川宏洋氏は、今年5月12日公開の映画「さらば青春、されど青春。」で主演を務め、「君のまなざし」で監督を務めた赤羽博氏と、再びタッグを組む。公開を1カ月後に控えた、この作品への期待も高まりそうだ。

 

【関連サイト】

International New York Film Festival公式サイト・受賞ページ

https://www.inyfilmfest.com/award-winners-2017.html

 

映画「君のまなざし」公式サイト

http://kimimana-movie.jp/