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大川総裁がカナダ・トロントで講演 リベラル化したカナダが再考すべき3つの問題

2019年10月08日 06時16分08秒 | 日記

大川総裁がカナダ・トロントで講演 リベラル化したカナダが再考すべき3つの問題

 

大川総裁がカナダ・トロントで講演 リベラル化したカナダが再考すべき3つの問題

 
カナダ・トロントで講演する大川総裁。

 

大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁が6日(日本時間7日未明)、カナダのトロントで、説法3000回突破記念の海外講演「The Reason We Are Here」を行った。

大川総裁の説法回数は3000回を超え、そのうち英語説法は140回以上。すでに世界5大陸で講演を行っている。

質疑応答と合わせて約75分、会場に詰め掛けた約700人の参加者は、熱心に耳を傾けた。

 

約700人もの参加者が講演に聞き入った。

カナダは、人口3千万人のうち30%以上が他国からの移民で、LGBT(セクシャルマイノリティの総称)への理解が高いなど、多様性を重視する国だ。リベラルな発想をすることが多いカナダの人々に対し、大川総裁は講演の中で、その傾向が強く反映されている「地球温暖化」「中国に対する考え方」「LGBT」の3つの問題について、指摘した。

 

 

カナダやトルドー首相の印象

大川総裁は冒頭、カナダの印象について、「非常に優しくて、穏やかで、親切です」と語った。

現在、カナダは総選挙の期間中であり、10月21日に投開票日を迎える。大川総裁は、与党・自由党党首のジャスティン・トルドー首相と、最大野党・保守党のアンドリュー・シーア党首について、どちらもいい指導者だと指摘。

その上で、リベラルな傾向があるトルドー氏については、「いい人ですが、決断力がない」と述べ、保守的なシーア氏については、「カナダについて何らかの責任を負いたいと思っている」と評した。

また、カナダには安易に強い国々に従っていこうとする弱さがあり、日本にも同じ問題点があると指摘した。

 

 

グレタさんが地球温暖化で主張する「科学」は正しいか

スウェーデンの16歳の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが9月下旬、国連気候行動サミットでスピーチし、大きな話題を呼んだ。環境問題対策に熱心なトルドー首相も、彼女と面会している。

グレタさんが何度も繰り返す言葉に、「科学の声を聞いてほしい」というものがある。この地球温暖化問題について、大川総裁は、地球が温暖になることによって、過去、たくさんの文明が栄えてきたと述べた。

「彼女はたいてい二酸化炭素の排出は悪いことであり、二酸化炭素は人類にとって有害だと言います。しかし、科学の立場からすると、それは正しくありません。二酸化炭素によって、地球上の植物は空気中から多くのエネルギーを吸収することができ、世界にたくさんの緑を茂らせることができます。それによってこの世界に動物が繁殖し、その後、数多くの人々がこの地球に生きることができています」

地球温暖化の主張の背景には、繁栄を否定する共産主義的な考え方があることを指摘した。

 

 

全体主義国家・中国との向き合い方

また大川総裁は、香港デモや中国の全体主義体制について言及。カナダは、「自由や民主主義の価値観」と「中国から得られる経済的な利益」の板挟みになっており、中国とどう向き合うかについて、決断を躊躇している。

しかし大川総裁は、中国の人々を愛しており、幸せになってもらいたいと語り、それゆえに、「あなたがた(中国の人々)はなぜ、民主主義や言論の自由、投票の自由を経験しないのでしょうか、と問いたい」「これが彼らを今よりもっと素晴らしいものとするでしょう」と述べた。

大川総裁は、全体主義には、「粛清・虐殺」、「秘密警察」、「強制収容所」という3つの特徴があると指摘。全体主義国かどうかの見分け方について、「一つは『神への信仰があるか』、もう一つは『基本的人権があるか』を考えてほしい」と訴えた。

 

 

LGBTに対する正しい考え方

最後に、大川総裁は、LGBT先進地域として知られるトロントのゲイタウンを訪問したと言及。大川総裁は、キリスト教に足りない宗教的真理について説明し、人々にこう訴えた。

「まず初めに神は男性と女性を創られましたが、私たちの教えでは人間の魂は男性としても女性としても生まれることができると示しています。(中略) 私たちは新しい時代、現代社会を経験するために生まれ、新しい個性をつくっています。(中略) 最も大切なことは、この世において肉体を持ちながら、いかに生きるべきかを学ぶことです」

人間の本質は肉体ではなく、神につくられた魂である、というのが霊的な真実だ。その魂を向上させるために、各人が男性または女性という性別を選んでこの地上に生まれ、さまざまな経験をして、再びあの世に還る。LGBTの人々の権利は一定の範囲内で認められるべきだが、すべてが認められるようになれば国力が弱まり、社会は崩壊してしまうだろう。

環境問題や中国への対応、LGBT問題など、リベラルなカナダが抱える課題は山積みだ。今回の講演は、「人はいかに生きるべきか」「国としてどのような責任を果たすべきか」ということを、カナダの人々に対して問いかけるものとなった。

 

大川総裁は、講演やその後の質疑応答で、以下の論点にも言及した。

  • リベラルであることの弊害
  • カナダが世界に果たすべき責任
  • 大川総裁が2011年の香港講演で語ったこと
  • 現代のキリスト教社会の問題点
  • カナダを指導する神の存在
  • 麻薬中毒者への対応の仕方
  • 大川総裁が予言した「ゴールデン・エイジ」の意味

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連記事】

2019年9月30日付本欄 大川隆法・幸福の科学総裁 説法回数3000回突破! 33年間、4日に1回の驚異的なペース

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16323

 

2019年3月3日付本欄 大川総裁が台湾で講演 台湾の自由、民主主義、信仰を中国本土にも広げるべき

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15486

 

2018年10月8日付本欄 大川総裁がドイツ・ベルリンで講演 人種差別を克服して輝ける未来を拓く神の愛

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2016年10月3日付本欄 大川総裁がニューヨークで英語講演 大統領選を控えたアメリカの使命を語る

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12017

 

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ピケティ新刊がフランスで発売 EUを支える「考え方」の奥が見える

2019年10月08日 06時14分47秒 | 日記

ピケティ新刊がフランスで発売 EUを支える「考え方」の奥が見える

 

フランスの経済学者で『21世紀の資本』の著者であるトマ・ピケティ氏が、このほどフランスで新刊『Capital and Ideology』(資本とイデオロギー)を発刊しました。2020年3月に英語版が発刊される予定であるほか、18カ国語への翻訳が決まっています。

 

新著の中で、「最富裕層の個人の死去の際、相続税率を最大90%に引き上げる」「25歳になった市民が物件購入や投資に充てられるよう、公的補助金を一律支給する」などをはじめ、さまざまな提案がなされていると報じられています(9月14日付AFP通信)。

 

ピケティ氏は、欧米諸国の左派政治家の政策顧問としても活動中で、「EUを守る」ための活動に熱心です。本欄では、EU問題の本質を考える参考として、ピケティ氏の活動やその考え方について取り上げてまいります。