ゴールデンウイークを外し、奥秩父の山を歩いてきました。
4月上旬肋骨にひびが入り、トレーニングも不足、まだ鈍痛が残る状態。
まあ無理せず、今の状態でどこまでやれるか試しの、山行き。
05月05日(土)
川又〜樺避難小屋
05月06日(日)
樺避難小屋〜雁坂避難小屋
05月07日(月)
雁坂避難小屋〜笠取小屋(笠取山)
05月08日(火)
笠取小屋〜唐松尾山〜将監小屋
05月09日(水)
将監小屋〜雲取山
05月10日(木)
雲取山〜鷹ノ巣山避難小屋
05月11日(金)
鷹ノ巣山避難小屋〜水根
05月05日(土)
09時30分 川又
10時00分 登山口
12時30分 岩道場
14時10分 突出峠
15時10分 樺避難小屋
電車・バスを乗り継ぎ川又へ到着。同じルートで行く人もう一人。
樺避難小屋上方かなり雪があるそう。
今日は、雁坂小屋まで、荷を上げるかたがおり、黒岩尾根から
いくとの話。車にのせてあがるとの好意をことわって、
樺小屋のルートに挑戦。
今回は前回残った避難小屋訪問が第一目的なんで。
前回「柳・四里・白泰」と覗いているので、今回は「樺」がメインテーマ。
後はトレーニングコース。(当然楽しみのコースですが)
川又 登山口
登山口から早速急登。先行の方はスイスイ登っていって すぐ見えなくなる。
こちらは亀さんの歩み。
まあなんとか樺小屋までいくのが今日の予定。休み休み杉林の中を
進む。しかし岩道場まで長いこと。トレーニング不足がひびくが、
骨の方は大丈夫。緑の感触もなく登るだけ。
雁坂峠から下りてきた方からの情報によると、地蔵岩までは雪なし、
小屋までアイゼン不要とのこと。
小屋に着いて、早速水汲み。道がわかりにくくどっちの沢?と迷ったが
ロープ張った下り道を見つけ、沢に降りる。かなり急。
水場
小屋にはストーブがあり、ノコギリもってくればよかった。
今日は一人静かに一日目を満喫。月が明るい。
樺小屋
5月6日(日)
04時40分 出発
08時40分 雁坂小屋
天気予報によると午後大荒れ模様。雨はいいが、雷怖いので
様子見て、雁坂小屋の先まで行くか決めることとし出発。
予報では午前中晴れのはずが、雨が降ってくる。パラパラ程度で
雷も無いのでどおってことはないのだが、不安。
途中地蔵岩への分岐点に荷を置き、地蔵岩へ向かう。
いいながめを堪能した後、分岐点に向かうが、下山ルートが
よく分からず、ちょっと離れた所に降りる。あまり歩かれてはいない模様。
地蔵岩
雁坂峠へ向かうと、雪が段々深くなり、小屋まで深いところで40センチ程
踏み跡があるので辿って行く。氷結面は少ないので、アイゼン不要。
この状況だと、甲武信方面の雪厳しそうなので、雲取り方面縦走に決定。
雁坂小屋に到着すると、丁度管理人の方が下山準備中。
テント泊申し込むと、避難部屋の箱に500円入れといてと言われる。
テント設営後のんびりしていると、プロパンガスボンベ背負って
黒岩尾根を下っていった。車だと一番短いルートのよう。
小屋から雁坂峠までも、結構雪が残っている。
雁坂峠からはもやって、遠くは見えないが雰囲気はある。
一周して小屋へ戻る途中、天候急変。冷たい風が吹き始め
雨が段々強くなり、雷が鳴り始める。
小屋に戻ると、一人雨宿り。当方テントに戻るが、ピカドンの状況。
雨と雷は短時間で終息。小屋にもどって前述の方と話す。
黒岩尾根のピストンで来られたとのこと。そちらは雪なし。
雨は、小ぶりになり、やんだり降ったりの状況。
前述の方去った後、笠取山方面から一人来られる。
水晶山は、結構深い雪だが、後は雲取山まで雪なしとのこと。
明日は。笠取小屋まで行くことに決定。
今日も一人テントで過ごす。星空見えず。
5月7日(月)
04時30分 出発
08時10分 雁峠
08時30分 小分水嶺
09時30分 笠取山山頂
10時30分 笠取小屋
日が長くなって4時頃からあかるくなってくる。残雪は閉口だが
一番余裕のある時期。
それほど寒くもなく、撤収完了。
笠取山へ出発して、水晶山への登りに入ると残雪深い。
前日と違い怖いところは無いので、時間・体力さえあれば問題なし。
水晶山 雁峠へ
雁峠が見えてからの急坂、延々と続き疲れる。
雁峠は少し寂しい感じ。なんか心惹かれる。
雁峠
笠取山直下の小分水嶺に荷を置き、山頂目指す。
粘土質の急坂だが、あまり緩んでいなく、足元は大丈夫。
山頂まだ花の時期には早く、かすんであまり展望もない。
笠取山
今日は作場平から、日帰り登山者3名。
夜は月の光が強く、星が見えない。
笠取小屋
05月08日(火)
04時30分 出発
05時00分 水干
08時00分 唐松尾山
10時30分 神の土平
11時00分 将監小屋
今日は笠取山パス。巻道を多摩川源流地点の水干へ。
唐松尾山経由で、将監小屋へ向かう。
唐松尾山の前の下り、一箇所厳しいところがあるが、6月上旬には
シャクナゲ等花盛りの地点でもある。
唐松尾山自体は展望ないが、雰囲気のいいところ。
標識があるが、将監峠方面右に90重度曲がるので注意。
今回は時間に余裕があるので、途中、西御殿岩に行ってみる。
竹薮、急坂の連続だが、道ははっきりしている。
最後の岩場を登ると、展望が開ける。
今日は少々ガスっているが、いい天気の時に又訪れたい。
神の土平からは道も広くなり、気持ちのいい笹原。
小屋に着くと誰もいない。テント設営しのんびりしていると
一人雲取り方面より来る。長沢背陵縦走して、今日は笠取小屋まで
行くとのこと。大分軽量で、ツウェルト使っているよう。瑞牆山まで行くとのことで
雪の状況等伝える。
コピーした案内図らしきもので確認していたが、?て感じ。ちゃんとした地図と
国土地理院の地図持っていたほうがいいと思うけど。
今日は雨なし。小屋前の水場いつものように水量豊富。
5時近く小屋の主人が軽トラックで登ってくる。
テント代を払い、和名倉山等周辺の情報仕入れる。
6月上旬また縦走プランいろいろ立てるつもり。
今日も月は明るく、星はよく見えず。
05月09日(水)
04時30分 出発
08時15分 飛竜山分岐
09時05分 北天のタル
11時50分 三条ダルミ
12時50分 雲取山山頂
天気予報によると、今日も午後荒れそう。
雪がないので、大分足が進む。ここからは結構桟道が多く、
余裕もあってか のんびり楽しむ。(雪があったら怖いよー)
地図にある水場例によってチョロチョロ状態。
とりあえず2リットル背負っているので。水筒の水だけ補給。
水場の周りの苔から小指ほどの花が咲いている。今回目にした
はじめての花。イイネー。こんな花が好きなんです。
禿げ岩からの展望もイマイチ。
三条ダルミから雲取山まで急坂延々と登る。時間の余裕があるので
ゆっくり休憩しながら登っていく。段々天気は下り坂。
山頂の避難小屋に着くと、先客1名。雲取山荘の水出ていると確認。
補給に降りていくと、予報通り雨が降ってくる。上着のみレインコートはおり
2リットル補給し小屋へ戻る。
先客の旦那、5時近くまで寝ている。起きて見ると鷹巣小屋、当小屋で
お会いしている方。
奥秩父の山について、話が弾む。
霧がかかって、雨もポツポツ。
6時ごろ就寝後、二人ほど小屋覗き山荘へ向かっていった。
深夜星が少し見える。下界の夜景は見えず。
05月10日(木)
07時00分 出発
10時30分 鷹ノ巣避難小屋
11時40分 山頂ピストン避難小屋
朝日の出の太陽が綺麗。富士山見えず。話が弾んでゆっくり出発。
雪がないと、スイスイ。七つ石山から日陰名栗峰の上り口まで巻道
利用。日陰名栗峰の山頂をちょっと下ったところがいいブーポイントだが
今日はあまり展望なし。
もう少し経つと、山菜採りに来る人もいるのだが、まだ早いようで
鷹ノ巣避難小屋まで人影なし。
小屋に荷を置き、山頂まで往復後、水場へ。
水量豊富だが、菅が詰まっているので、掘り返し清掃。
水補給して戻る途中からまた雨。雷は林の中のためか、それほどでもない。
真夜中久方ぶりの星空堪能
5月11日(金)
04時45分 出発
07時00分 木橋
08時35分 水根
今日は水根尾根を下り、渓谷の水と緑を楽しむこととする。
鷹ノ巣山山頂パスして、巻道を選んだがこれが失敗。
ガスがはれて富士山がよく見える。山頂から楽しめばよかった。
水根沢林道は、沢のヘリを歩くコースで、滝・楓の緑が楽しめるコース。
秋の紅葉もいいと思う。
水根のバス停は、奥多摩湖の直下。時間があれば奥多摩湖も楽しめ
バスの便もいい。
今日はストレートに帰宅