楽しい雪山の思い出を語る。
NO1
上高地
当然直行のバスはない。トンネルを越え、キャンプ地に到着(小梨平)
環境保全をこの時点でもかなり考慮されている。
当然ここまで来る人は、常識があると思う。
雪を積み上げた地点にテント設営。周辺歩き回ったが、上流への道は
足跡もなく、たどり着けなかった。
4日ほど滞在したが、厳しい冬山かいまみた最高の思い出。
アドバイス
一部 公衆トイレ使用可能。小梨平でも強風・低温なので、
テント泊には、雪で周りを囲むなど、それなりの知識・対処が必要。
釜トンネル近くの宿では、スノーシュー等貸してくれるサービス
をしていて、池まで日帰りで天候が良ければ遊べる
2.奥多摩
ア。雲取山(鴨沢口ルート)
基本一番民さん歩かれるコースなので、ルート迷いなし。
小屋は「七ツ石小屋」「雲取小屋」がある。
山頂から雲取小屋への下りは、日陰で氷結しているのでアイゼン必携。
イ。(一杯水小屋)
日原を起点に、いろいろ歩けるが冬はここへ頻繁に行っていた。
川苔山・雲取山への稜線に繋がり、「酉谷山小屋」で一泊する
目的でもいい拠点。昔はストーブがあったが今はない。
雲取山まで行くには、しっかり地図と技術を持つこと。
何回も断念している。(冬の話)夏にテープつけてルート確保
したこともあった。
まあ夏道は雪でうまってしまうので、山頂直行のルートが最善
だが、下りを間違ると最悪の事態になるので、冬山はこわい。
ウ。鷹の巣山
今日原方面からのルート登れないみたい(間違ってたらごめんなさい)
稲村岩までのトラバース道がやばいみたい。
ここは冬は本当に怖い。一気に沢迄滑落する気分。なにしろ下まで
何もない。
次にきついのは、ヒルメシノクイノタワから下って、山頂を目指す道。
日陰でしっかり雪が残ったうえの急坂。ここが一番きつい。
まあ怖い思いと、きつい思いのあとの満足感は・・・・
下にある避難小屋で、一泊し七ツ石小屋まで縦走するときの
富士山もまたいい。
ウ 三条の湯小屋
お祭りバス停から長い林道を歩き、登山道に到着。
静かでお気に入りの小屋までは渓流沿いの道をたどる。
冬に訪れたとき「30センチほどの雪で」と話したら
旦那が「大したことないね」と言われ、ようし頑張ってみる
と思ったのがア違い。峠の分岐点まで、後足のない積雪
(たった30センチ)をラッセルするだけでこれは無理と判断。
早々にビバーク決定。たまたま雪だまりの地点にテント張り
ビュウービュウと吹きすさぶ一夜は最高の気分。
雲取山を目指す山行はスリル満点。
誰もいない足跡もなくいつ死ぬかと思う所も高揚。
当然初心者レベルで山の熟練者には笑止レベルだろうが、
すごく勉強になった。でも本当に楽しかった。
そんな訳で、いつも(夏でも)遭難は覚悟しつつ、
あっさりあきらめることを信条としていた。
まずは自分の技量と体力をしっかり認識し
順当な計画と天気予報(確実ではない)を基に
山を楽しんでください。