登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年04月富士山周辺(本社ヶ丸・黒岳・節刀岳・鬼が岳・雲頭ヶ岳・西湖)

2015年04月27日 | 日記

天候も安定してきたようなので、趣向を変えて、富士山周辺を歩いてみた。

04月22日(水)

 07時00分 笹子駅

 11時30分 清八峠

  本社ヶ丸往復

 13時15分 清八峠

 14時00分 大幡八町峠(清八林道終点)

 笹子駅で下車したのは2人。ご一緒に途中までいったが、バリエーションルートを歩くのが楽しみなそうで

 私のような亀さんとは大違い。

 途中で分かれた後姿の足取りのかっこいいこと。

 私といえば、長い林道(舗装道)で暑さにまいってヘロヘロ。

 

 東電の大規模な変電所の上部からやっと山道らしい雰囲気になる。

 登山道に入り清八峠までは、かなりきつい登り。粘土質の直登の次には延々と続くジグザグの道。

  

 初日にはかなりこたえる。峠にたどり着いたときには、今日は帰るかと思うほど気力消耗。

  

 荷を置いて、本社ヶ丸に向かうがなかなかペースがあがらない。岩場に取り付いて登っていくと

 やっと調子が上がってきた。

 ここは結構人気があるようで、グループ・カップル・単独多くの人と出会う。

 生憎富士山は雲に隠れていたが、清八峠から先の歩きは楽しかった。

      

 今日は、清八山から八丁山・御坂山ルートで行くつもりが、清八山周辺で道を間違える。

 メインルートなので不安は無いのだが、そのまま進むと、三つ峠へ行ってしまう。

 観光地には極力行きたくないなーとおもいながら進んでいくと、清八林道終点の空き地に到着。

  

 ここで思案した結果、林道経由で天下茶屋まで行き、黒岳ルートに戻ることにする。

 この先進んでもいいテント場所があるかわからないので、今日はここまで。

  

 夕暮れTVで見た東南アジアの歌い鳥のようなうるさい声(今まで聴いたことが無い)を聞く。

 夜中一雨あり。

 

04月23日(木)

 05時30分 出発

 06時30分 三つ峠登山口

 07時00分 天下茶屋

 08時30分 御坂山

 09時20分 御坂峠

 11時00分 黒岳

 11時30分 スズラン峠

   水場往復

 12時00分 スズラン峠

 12時30分 破風山

 13時00分 新道峠

 15時00分 不逢山

 雨はあがって、テントびっしょりで撤収厄介だが何とか予定通り出発。

  

 三つ峠登山口との合流点に着くと、もう結構な人数の人が居る。

 一力茶屋は、公衆トイレも閉鎖(故障中の札)で営業しているのだろうか?

      

 昨日の清八峠への登りに比べれはかなり楽に峠に到着。

      

 黒岳への道も長いが、苦にせずマイペースで進む。

  

 山頂には多数のザックが置かれている。展望台に行っているようで、ツアーか?

      

 うるさいのはいやなのでパスし、スズラン峠へ下る。予想より結構長く急な下り。

 足裏が、痛んでくる。下りは本当に苦手。

 峠で小休止し、足の手入れ後水場へ向かい水4リットル補給。水量結構ある。

  

 峠へ戻り食事後出発。いつもより重い感じだが、ゆっくり進めば問題なし。

 後2泊分の水確保しているので、テント設営場所探しながら先へ進む。

      

 中藤山までは、結構楽だったが、不逢山までの登りは岩をよじ登る急坂の連続で、

 楽しいがかなりこたえる。山頂でもういいだろうと一服。

  

 チョット先で腹ばいになって写真を撮っている男性一人いた。何を撮っているのか聞くと

 珍しい植物だという。単なる草にしか見えないが好きな人は本当にくわしいもんだ。

 もう登ってくる人も居ないだろうと、山頂の標識前にテント設営。

 夕方から風音が強くなるが、意外とこの場所の風は強くない。

  

04月24日(金)

 04時30分 出発

 04時45分 大石峠

 06時30分 節刀ヶ岳

 07時30分 鬼が岳

 10時30分 西湖湖畔

 大石峠は草原。今日は富士山がくっきり見える。

        

 説刀ヶ岳山頂への分岐にある新しい標識には表示が無い。先に古い案内板があるがうっかり見過ごしそう。

 何で山頂の表示を入れなかったのか不思議。

  

 岩場を登っていくといい展望。

 この先楽しい岩場が多数ある。景観もよく日帰りコースで楽しめる。

    

 鬼が岳の先には長いはしごもある。

  

 雲頭ヶ岳は草原で素晴らしい展望。一人昼寝していたがいい気分だろう。

        

 ここから下っていくとブナの原生林をへて延々と林の中を下っていく。

 今日も登ってくる人結構居る。今日は団体さんには会わず。

 堰堤下の広場には、車が数台置かれていた。後は一般道。

 テント場に到着すると、管理人と消防の人が見回っていた。

 テント申し込むと28日からだという。諦めて湖畔を歩いて先へ進むと

 軽トラックで前述の管理人が追いかけてきて「どうしても止めてください」という人がいて

 断れなかったので、泊まるならどうぞとの話。トラックで送っていただきテント設営。

 周辺酒屋も食料品店もないそう。直近のレストハウスで350ミリリットルのビール購入。

 湖畔は箆鮒釣の人多数。バスツアーの人大勢休憩。展望はよいがトイレしかなく

 休憩にしては多いなあと思っていると 判明した。樹海を歩いて行ける遊歩道の始点なのだ。

      

 持参の酒残量気にしつつちびりちびりと飲むと、意外に早く酔っ払ってしまう。

 先にテント張っていた方が話しかけてきた。埼玉?の人。自転車で富士五湖周遊しているそう。

 今日は本栖湖から来たよう。いいカメラで写真を撮っていた。昔は結構登山していたようだがもっぱら自転車で各地廻っている層。

 私も参考にさせてもらおう。

04時25日(土)

 バスにて河口湖駅まで行き帰宅。

 樹海の散策路を歩いて紅葉台方面までいくことも考えたが、

 今日は週休日。人が多いところでは余り楽しめないだろうと次回に延期。

 早朝に逆さ富士等撮影。今日は少しかすんでいい写真は取れない。

  

 遊歩道を富岳風穴と竜宮風穴の分岐点の先まで歩いて雰囲気を楽しむ。

  

 同宿の方さっそうと河口湖方面へいくのを見送り路線バスで河口湖駅に向かい帰宅。

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2015年04月西穂高(独標)・上高地

2015年04月13日 | 日記

真冬の西穂高山荘を訪れたかったが、諸般の事情により今日まで延びてしまった。

上高地はつけたしだが、最高の風景を拝ませてもらいました。

04月08日(水)

 深夜バスで松本へ

 シーズンに入ると、新宿発の「上高地」「扇沢」「折立」「畑薙」等々の直通便があるが、

 成田空港~長野便は毎日運行されている ので便利。

04月09日(木)

  バスを乗り継ぎ、信穂高ロープウェイで登山口へ

 12時15分 ロープウェイ出発

 14時30分 西穂山荘

  松本~高山へのバスに乗車。平湯で信穂高ロープウェイ行きに乗り継ぐ。

  外国の旅行者の方が多い。人気のルートのよう。

  今日は快晴。前日は西穂高山荘10センチの積雪があったそうだがトレースもはっきりしている。

    

  園地から登山道に入ると、一旦下る。冬登山ルートには竹ざおに赤い布がついた印が随所にあるので

  迷うことは無かった。

  気温が高いので、雪は柔らかい。道を外すと膝上まで踏み抜いてしまう。

  小屋までの最後ののぼりはかなりきつい急登。くぼみをしっかり辿り一歩一歩滑り落ちないように進む。

  結局小屋までアイゼン装着せず到着。

        

  今日はここまで。先着テント2張り。夕食お願いしテント設営。

  素晴らしい展望。笠が岳・焼岳等々いまだ冬の様相で君臨している。

  夕食は結局テント組のみ。こんな日に泊まる人が少ないのはもったいないと思う。

  夕暮れ・夜の星空も素敵。

 

04月10日(金)

 06時00分 出発

 08時00分 独標

 10時00分 西穂山荘

  今日は、独標最終目的に、いけるところまで行こうと出発。

  ワカン・ピッケルは不要そうなので軽装で出発。

  アイゼン装着し小屋前の一番きつい登り道を抜けると、いきなり雪の無いゴロタの道に遭遇。

  丸山まで大した雪も無く拍子抜け。丸山の上チョット長い雪の場所があったが大したことも無い。

      

  独標への最後の登りの岩場も雪はほとんど無し。氷も張っていない。

  最後までアイゼン装着していたが、ほとんど不要な箇所ばっかり。(まあ状況は変化するのでたまたまですが)

  ピッケル・ワカンは結局お荷物になっただけ。

        

  独標から西穂高岳への下りはさすがに厳しそう。(雪も残っている)。まだまだ行けそうだが自重。ここからでも十分展望を楽しめる。

    

  帰りは、アイゼンはずし小屋へ戻る。今日は小屋泊まりの登山者十数人。

 12時過ぎからてんこうあっか。雨のち雪。

      

 明日下山予定だが、テント撤収は苦労(苦痛)しそう。

  雪の風景も素敵。

04月11日(土)

 07時00分 出発

 08時50分 山頂駅

  寝坊して出発時刻遅れる。テントには雪が張り付き、まずは雪払い、テント周りの雪かき。(10センチ程度の積雪)

  寒い時の雨・雪での撤収は手がこごえてこたえる。まあこれもトレーニング。

  下山道ほとんど踏み後消えているが、竹ざおの印があるので問題は無い。

  チョット道を外すと、踏み抜き・すべりで数回転倒。慎重に硬いところを探り下山。

  ロープウェイ駅に到着すると、展望まったくなし。敢行の人には気の毒。 

 11時20分 釜トンネル入口

 13時50分 小梨平 

   ロープウェイバスを乗り継ぎ中の湯バス停へ。雪もやみ長いトンネルを抜けひたすら小梨平を目指す。

   道は除雪され、まったく雪なし。大正池の木道などは雪の中。(歩いている人は結構いるみたい)

   小梨平のテント場は雪なし。冬季用のトイレは入り口の公衆トイレの裏側。温水で凍結防止対応。

   テント設営し周辺散策。穂高連峰等上部雲に覆われている。開業に向け、建物・道路の工事施工中。

   今日はテント7つくらい張っている。

     

04月12日(日)

 06時20分 出発

 07時30分 明神

 08時50分 徳沢

 10時15分 横尾

 11時15分 徳沢

 12時00分 明神

 13時10分 河童橋

  朝快晴。びっくりするくらい穂高・焼岳の雪化粧がくっきり見える。今までで最高の景色。

  川べりで十分堪能した後横尾へ向かう。

        

  雪が少なく、足跡があるので迷うことは無い(前回は断念)

  川まで雪が埋まっていて、足跡のくぼみを確保しつつ横切る場所多数。最後は登山道断念し、

  工事用道路(除雪済み)を歩く。各小屋まで除雪済みの工事用道路でつながれており小屋周辺は除雪済み。

        

  横尾には、冬季用避難小屋、トイレもありここまで来る人も多いよう。(当然冬山登山の基地)

  槍ヶ岳方面・涸沢方面とも雪深い道のまま。

      

  小梨平に戻ると、テントなし。ビジターセンター前の舗装工事だけ施工されていて、日帰りの人数人のみ。

  予備のバッテリーもあがり措置なし。厳寒自にはわかるがはっきりいって不良品と思う。(設計が悪い)

 

04月13日(月)

 05時30分 河童橋

 06時00分 帝国ホテル

 07時00分 釜トンネル

 07時20分 中の湯バス停

  雨・雪の上高地撮影したかったが、バッテリーオーバーで不可能。

  そうなったら早々テント濡れないうちに撤収がベストと判断。

  心残りながら、雨が降らないうちにテント接収し下山開始。

  帝国ホテル前から雪が降り始め、バス停まで続く。

  バス停につながる所に、雪崩対応のトンネルがあり雨宿りで一息。雪から雨になる。

  松本行きのバスに乗車し今回の山歩き終了。

  

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2015年04月紅子さんの温泉探索番組ご存知?

2015年04月05日 | 日記

現在BS日テレで放映されていますが、「紅子」さんが各地の秘湯を短峰する番組があります。

山に登って、沢を辿り、温泉につかる不思議な番組。見るたびに引き込まれます。

なにしろ普通の人ではいけないような場所まで、明るく楽しく歩いていって入浴するのですから。

まあ一般の人には興味がないでしょうが、私のような変な人には最高の番組です。

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2015年03月丹沢(犬越路・檜洞丸・塔ノ岳)

2015年04月01日 | 日記

前回の足のマメが不安だが、どうも満足できなかったので強行。

03月30日(月)

 08時50分 西丹沢自然教室出発

 09時00分 用木沢出合

 11時20分 犬越路避難小屋

  沢まで戻り水確保

 13時40分 犬越路避難小屋

      

 小屋まで雪なし。小屋に到着後水補給の為沢まで戻る。

      

 夕方大学生5人組と高校生7人組(引率2名含み)が到着。

 こちらは飲食済んでいたので様子を見るだけ。双方若いグループなので元気なこと。

 早朝出発の為、荷物を整理しさっさと就寝。

03月31日(火)

 04時50分 出発

 07時30分 熊笹の峰

 08時40分 檜洞丸

 11時20分 同角の頭

 13時30分 大石山

 15時20分 ユーシンロッジ

 早朝出発の為、荷物を小屋の外に出し、外で調理、食事後出発。

 檜洞丸山頂付近少々氷雪があるのみで、快調に登れる。

      

 山頂から下っていくと、青が岳山荘のスタッフに出会う。4月からは常時営業するそうで、食事の自慢をしていた。

 今度一泊してみたいもの。

 同角の頭までのアップダウンでかなり消耗。今日は非常用に水1リットルのみで荷は軽いのだが

 足裏が痛むので歩みは普段より一層遅い。今日も大石山直下の鎖場までに体力消耗。

      

 大石山からの急坂の下り足が余計痛んできてゆっくり進むしかない。

 ユーシンロッジに着いて足を見ると、水疱が大きくなっている。水を抜いて手当てしていたのだが不十分だったよう。

 再度水を抜いて明日に備える。箒沢方面と西丹沢自然教室方面の分岐から出会う人なし。

    

 部屋に荷物が置かれていたので、先着の人が居るのかと思ったが、ノートを見ると荷が重くて甥って行った模様。

 そのままだとごみになりかねないので食料品他持っていけるものは、頂くことにする。(また荷が重くなる)

 自水室、公衆トイレとも水が出ている。

04月01日(水)

 04時30分 出発

 07時00分 尊仏土の平

 09時30分 塔の岳

 10時20分 金冷やし

 12時00分 堀山の家

 14時30分 大倉

 ユーシンから一番楽なルート選択。出発時曇り状態。

 熊木沢分岐から先の林道は、以前のままだが大分歩きやすくなっている感じ。

 最後に涸れた河床を渡り対岸の登山口に取り付く。赤旗・ロープ等があるのでじっくり見渡せば迷うことは無い。

    

 取り付きは、そんなに厳しくない(臼が岳・棚沢の頭ルートよりは)。手入れもしっかりしている。(道標も明確)

 そんな訳で前述のルートよりは楽なのだが、足裏の具合がよろしくないので、歩みは遅い。

 山頂に近づくと段々風霧が出てくる。水場の水はチョロチョロ。土産に2リットル確保。

 山頂までヒイコラ登ってみると、霧で何も見えず強風。雨具着て下山。

    

 しかし大倉尾根は長い。こんな天気でもぽつぽつ登ってくる人がいる。

 下ってくる人は全部道を譲り、トロトロ降りる。まあ時間をかければ問題なく到着デキルルートなので

 休み休みの下山。ここは本当に木段の多いこと。途中休憩していると「大丈夫ですか?」と心配される始末。

 大倉バス停から渋沢駅までバスに乗り帰宅。

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