今回は山の厳しさを痛感しました。
雪渓のルート探索、大雨の中の、真砂沢鎖がの通過、仙人温泉での大失敗等々。
07月19日(金)
04時27分 津田沼駅
13時30分 室堂
14時30分 雷鳥沢
新宿発扇沢行の高速バス~トロリーバス・ケーブルカー当乗り継ぎ室堂へ。
今年も、地獄谷ルート通行禁止。結構雪が残っていて、キャンプ場まで雪渓歩くところもある。
いい天気で、展望も良い。
07月20日(土)
05時00分 出発
08時00分 剣御前
09時15分 剣沢
12時00分 真砂沢ロッジ
今日もいい天気。剣御前への雪渓を経由しての取り付きも表示がはっきりしているので問題なし。
尾根に取り付くと、延々と急坂の連続。
へこたれながら、何とか小屋に到着。
剣沢のテント目指し下る。
剣沢の雪渓は雪が結構残っている。急傾斜を上から眺めると スリル満点。なれない自分としては、恐る恐る降りるしかない。
滝の部分で山道に迂回するほかは、設計を下る。8月・9月と違って、崩落古書がなく楽に下る。
長次郎谷からは小屋パイプが延々と伸びているので、左岸をたどっていけばよい。
雪解けが進むと、ここが右岸から左岸への渡渉ポイントになる。
今回は小屋まで雪渓をたどれた。
テント泊申し込み、ご主人から茶・酒ご馳走になる。
今日は宿泊者6名ほど、通過者含め皆豪の者。
何しろ早川尾根から長次郎他に経由でこられている方ほとんど。あすのコースもはんぱじゃない。
通過者の2人なんぞ、一杯飲んで3時すぎ池の平へ向かっていった。
旦那の行為に甘え食堂で自炊。ワインご馳走になる。
持参の味付け海苔感差し上げ、自家製特製スープ賞味してもらう。
今年は雪害がひどく、苦労されているようだが、精鋭の集まる基地として重要なポイント。
頑張ってください。
07月21日(日)
05時00分 出発
07時00分 二股吊橋
11時00分 仙人峠
11時30分 仙人池小屋
14時15分 仙人温泉小屋
雪渓結構残っているが、なんとか二股吊橋まで到着。途中の鎖場は荷が重い身としては、きつい。
なにしろ、草地にぶら下がり一本丸太を横ばいするので腕と足でぶら下がりつつ移動するポイント。
仙人峠への取付きからちょっと登ったところで早速道間違い。注意・注意。
急坂の連続で展望なし。中間にあるベンチ目標に進む。ベンチ周辺は八峰他絶景が望める。
疲れもありここからがきつい。見えれども到着せず。やっと峠に到着すると仙人池小屋が見える。
尾根伝いに小屋に向かうが、最後の登りがうんざり。
丁度ご主人含ま3人スタッフ作業中。ここで昼食休憩。仙人池は雪で埋まっていたがここもいい鑑賞ポイント。
小屋から下り、雪渓への取り付きは、梯子。したにはホースもあるので、登ってくるときの確認になる。
下っていくと、滝に遮られ、ちょっと尾根を越え、隣の設計に渡るところがある。
登ってくる人には分かりにくいところ。
わたってしたを見ると一人、探索している人がおり、目印・鎖等取付きポイント教える。
下は、左岸の登山道取付きまで雪渓あるけるとのこと。
取り付き点には、石積があり、小屋のホース確認し一息。
ここから登山道を歩き、直前には岩に書かれた、仙人温泉小屋の挨拶文。やっと到着。
小屋にはご主人と、スタッフ一名。小森さんは先日替えられたとのこと。残念。
07月22日(月)~23日(火)
仙人温泉
天候悪化。途中豪雨で、断水状態発生。雨で途中ホース損傷模様。3人でホースをたどると
接続店で抜けているだけ。よかった。
ここで大失敗。草刈のつもりで、わさび畑刈ってしまう。
丹精こめて育てていたご主人、スタッフに申し訳なく、急遽撤退。
小森さんごめんなさい。
07月24日(水)
04時30分 出発
09時00分 仙人峠
11時00分 二股吊橋
13時00分 真砂沢ロッジ
早朝そっと、出発しようとすると、斉藤さん見送ってくれて「また来いよ」と
声をかけていただいた。申し訳なくて顔向けできない思いで雪渓を登る。
急坂を下を向いて歩いていると変な方向に向かう。
滝の迂回路では、道間違え30分以上ロス。地図の読解力なさ痛感。
仙人峠までは、雨も大したことなかったが、二股吊橋までの下山から雨足が強くなる。
吊橋からは、豪雨。渓流の流れは、怖いくらい。
鎖場は、本当に落ちればそのまま仙人ダムまで流されてしまう勢い。
全身ずぶ濡れで、真砂沢ロッジ到着。気力が無いので今日は小屋泊まり。
感想室に、荷物、濡れた衣服交換し、ひといきつぐが、指が凍えて、靴紐が解けない。
今日は私一人。お酒ご馳走になり人心地つく。
夕食時お礼の意味も兼ねて、鳥の手羽元燻製ベースのスープ提供。
おいしいと言っていただいて、満足。ここも来るたびまた来たくなる小屋。
07月26日(木)
05時30分 出発
10時00分 剣沢
12時00分 剣御前
13時30分 雷鳥沢
朝方まで雨。どうなるかと思いながら出発。
長次郎他にまではホースがあるので、問題なし。まだ崩落箇所なし。
最後の滝の地点で登山道に迂回し再度設計を登ると、剣沢小屋にすんなり到着。
ここから剣御前までは、標識しっかりしているが、ついつい別山方向に行こうとしていた。
剣御前小屋に到着すれば後は下るだけ。丁度荷揚げの最中。迫力あるヘリコプターの作業も間近で見れた。
ここまで雨もなく、あす剣岳目指す登山者、続々登ってくる。
キャンプ場はよく見えるが、いくら下ってもなかなかつかない。登ってくるのも辛いが、下りも大変。
キャンプ場でテント貼り終わった頃から雨。テント内で食事・飲酒。
時間見計らって、仙人温泉高橋さんへ謝罪の電話。
まあ酔っぱわらないと、電話する勇気が出ないもんで。
07月27日(金)
05時30分 出発
06時30分 室堂
18時30分 新習志野
朝方雨。出発時点では霧が流れ風もあるが、雨は無し。以前強風で吹っ飛ばされた遊歩道も
問題なし。バスターミナルは続々と登山客が来ている。
天候は回復傾向。いい条件になればいいのだが。
駅でいっぱいやってから、来たく。暑い。
次は小屋避けて、テントで歩き回ろうかなー