今回は避難小屋を渡り歩いての2泊3日の歩き。
最後の詰めが甘かったが、何とか無事に帰宅。
テント・水2リットル入れて24kgとやや軽めの装備。
10月19日(日)
09時15分 猪苗代駅
10時00分 グランデコゴンドラ
10時30分 登山口出発
13時00分 西大顛
14時30分 西吾妻小屋 山頂往復
前日予約していたグランデコの送迎バスで、ゴンドラ乗り場まで行く。同乗者5人ほど。
紅葉真っ盛りで、結構な人が来ているが、登山者は5人程度。
スキー場の急坂を抜け登山道に入ると、石がゴロゴロ、ぬかるみ多数の急坂の連続。
西大顛までまったく展望なし。大勢の下山者に出会う。
西大顛には大勢の登山者が休憩中。皆下山者。開けた場所で展望よし。
ここからいったん下り叉登りになる。くたびれていたので途中の水場を失念。
西吾妻小屋まで、池塘が多数。木道が続く。
今日は弥兵衛平小屋まで行きたかったが、ここで終了。
荷をおいて、山頂へ向かう。山頂はまったく展望無くがっくり。
結局 西大顛から小屋までの展望がすべて。花の時期はもっと素晴らしいのだろう。
小屋は二階建ての清潔な建物。今日は一組の夫婦と単独の女性一人
夜は晴天、地上の光も無く星空が綺麗。ぐっと冷え込む。
10月20日(月)
05時30分 出発
08時00分 人形石
08時50分 藤十郎
09時50分 東大顛
12時30分 烏帽子山
14時30分 五色沼分岐
15時30分 一切経山
16時15分 酸ヶ平小屋
今日は長丁場なので、早めに出発したが、霜が着いた木道が延々と続き歩みはのろい。
神社の場所で、道迷い。岩のしるしが逆光でよく見えない。天狗岩・梵天岩と進んだところで
同宿の女性が追いついてきたので、先行願う。
かなりきつい岩を伝って降りる道。水場に到着した頃には姿見えなくなっていた。
ここで水3リットル補給。これで余裕が出来た。
ここから、池塘の連続。日帰りコースなら白布温泉経由でのピストンのほうがいいと思う。
藤十郎・東大顛と木道が続く。東大顛はまるっきり展望なし。一張りくらいはテント張れそう。
ここからますます笹が生い茂り木道を隠す。笹を払いながら足元確かめ進むので歩みは余計遅くなる。
烏帽子山への登りは、ゴロタの急坂。よじ登りよじ登りの連続だが印はしっかりあるので迷いは無い。
山頂に到着すると若い男性3人休憩中。浄土平まで行く予定なそう。
足の速さは歴然なので、先行してもらうがあっというまに姿見えず。
家形山を越え、五色沼が見える地点までは、道が泥状の場所多数。スパッツ着けていた方がよかった。
五色沼は絶景。これから登る一切経山を見ると時間が不安になる。
気を張って頑張り山頂到着。この時間なら何とか明るいうちに小屋に到着しそうと安心。
小富士の噴火口が美しい。風が冷たく強くなってきたので急いで下山。
ゴロゴロとした道で一番苦手な下り。なかなか小屋が見えずあせる。
結局分岐点近くに、見えてからはすぐ到着。
きれいでしっかりした建物。まあ避難小屋というより休憩所といった雰囲気。
別棟の公衆トイレも立派だが、水洗の手動ポンプは、構造的に不備があるようで
壊れていた。丹沢の犬越路小屋の方式のほうが大丈夫そう。
注意文があったが、部品の耐久性とか構造含め不良品じゃないの。
着いてから20分ほど過ぎたら雨が降ってきた。冷たい風も吹いており、到着時まで天気もってラッキー
水も十分にあるので、燻製肉のスープを肴に焼酎のお湯割りペットボトル一本あけてしまう。
経は月も星も無く真っ暗。一人静かに夜を楽ししむ。
10月21日(火)
05時40分 出発
06時30分 浄土平
12時45分 バスで福島駅へ
木道が続いているが霜がないので楽だが、苦手な下り。時間に余裕があるのでのんびり浄土平を目指す。
ビジターセンターの隣には天文台があった。町の光も無くいい天体観測ができるのだろうが
それほど本格的な研究施設とは思えないきぼなので、観光用?
バス停の時刻を見ると期間限定で一日2便。12時45分が一番早い時刻。
高湯温泉まで歩く手もあるが、浄土平で時間をつぶすことにする。
まずは、湿原を歩き、兎平野営場まで散策。
テントは吾妻小屋で受け付けている模様。作業小屋と新規の小屋がある。
問い合わせて確認されたいが、多分素泊まりか?
次は吾妻小富士の山頂一蹴。風が強くなるが、天気はよく展望はいい。
一時間ほどで小富士周回し、公衆トイレの隣のベンチでお湯割りを作り一杯。
風が強くなってきたので、バーナー用の風除け有効に利用。
敢行バス・自家用車続々来るが、登山者は、6人グループ他数名。
天気予報では雨だったが何とか持ちそう。
酸ヶ平避難小屋は、ビジターセンターで清掃等されてるそうで、故障状況連絡。
気がつくと福島行きのバスが到着していたので、荷を社内にいれ、レストハウスで時間をつぶす。
バスに乗って福島駅に向かう。高湯温泉周辺は紅葉真っ盛り。
このバスは福島駅から磐梯吾妻スカイラインを周回する10月から11月3日までの期間限定。
時期を外すと、タクシー呼ぶか、定期バス停まで歩くしかない。
帰りの交通手段不覚考慮していなかったので、運がよかった。
雨にもたたられず、体力トレーニングにはいい山歩きでした。