サムペキンパーの映画を連続して見た。
彼は酔いどれのどうしようもない人間で、愚作も多い。
だが「ワイルドバンチ」は別。最初真価が分からなかった「淀川ながはる」
さんでも分かってもらえた傑作。これを見ずして映画を語るなという作品。
流血の中に流れる「抒情」は彼の出世作「ゲットウェイ」でも流れているが
最高傑作。ニューウェイブの西部劇としては「レインドロップフォーリングラブ」
で売れた映画もある。これも必見。ジョンフォードだけが西部劇の主役じゃありません
アクシデント一杯あったが、一番のものは「剣沢雪渓通行不能
今年は雪が少なく、夏道含め通行不能とのこと。
整備が進めば通行可能となるだろうが、周辺の山小屋は昨年に続き
大変だろう。（現在は通行可能なそうです）
０８月０３日（水）
信濃大町駅より扇沢経由で室堂へ。
雷鳥沢でテント泊。
室堂に着くと、雄山山頂など霧。テント設営して仙人温泉に電話すると
明日から７日まで資材調達のため、主人不在の上、剣沢雪渓通行不能なそう。
予定変更して、室堂３泊に決定。（剣沢雪渓夏道現在通行可能）
０８月０４日（木）
０５時００分 出発
０７時００分 御前剣小屋
０８時００分 別山
０９時００分 真砂岳
１０時１０分 富士の折立
１１時４０分 雄山
１３時１０分 室堂
１４時３０分 雷鳥沢
今日は別山から雄山まで、縦走。
軽装で剣御前小屋へ向かう。荷が軽い分歩みも早い。
別山から剣岳を仰ぎ見る。
富士の折立から「中学生の集団登山」がこちらに向かってくる。
延々と裂は続く。霧で展望はない。雄山も大渋滞。
一般の人も含め、多くの人が登って来る。ゴロタの場所で、登り下り
大渋滞。そんなに急いでどうするの、という下山者もいて余裕が欲しい。
一の越山荘まで下ると、室堂までは遊歩道だが、長い。
生徒の姿も消えのんびり向かう。
室堂でビール購入し、雷鳥沢でのんびり過ごす。今日もテント場盛況。
０８月０５日（金）
０４時２０分 出発
０７時５０分 奥大日岳
０９時２０分 雷鳥沢
暗い内に出発。途中夫婦一組追い抜いていく。
奥大日岳への途中で、止まっていたので先に進むが追いついてこない。
結局途中までの方だったみたい。
急な登りを登りつめても、先は長い。
もう着くかもう着くかと思うが、先がある。
山頂には、大日小屋方面から登って来たグループ多数。
こちらからの剣岳の眺望は初めてなので、新鮮。
下山していくと、結構途中までで、剣岳を眺めて帰る人結構いる。
雷鳥沢の小屋へ酒を買いに行き、昼間から隣の人と宴会。
０８月０６日（土）
室堂から欅平へ向かい徒歩４０分で祖母谷温泉着
バス・電車乗り継ぎ欅平へ。メロン・海苔手土産にテント泊。
お湯につかり、一杯やっていると「スイカ」のサービス。
大変おいしい、今年最初の「スイカ」
０８月０７日（日）
０５時１０分 出発
０６時００分 欅平
１１時００分 志合谷
１２時３０分 折尾谷
１４時４０分 阿曽原温泉
暑い。欅平の登りがきつい。ここで体力消耗。
木陰に入ると空気は涼しい。水・ミネラルをしっかり補給し
ゆっくり進む。
阿曽原温泉の最後の登りで、夫婦一組に抜かれる。
明日「池の平」まで行くとのこと。
小屋で「下の廊下」の状況を聞くと「黒４ダム～阿曽原温泉」間の
開通は大分早くなりそう。９月上旬から可能かも。
０８月０８日（月）
０５時００分 出発
０６時３０分 仙人ダム
１２時３０分 新道ピーク
１３時４０分 仙人温泉
今日も暑い。丸太橋を渡って、急坂に取つくとずっと悪路。
ピークを過ぎ、小屋が見えてやっと一息。「水場」の水がおいしい。
「メロン」渡してやっと荷が軽くなる。
主人元気そう。
０８月０９日（火）
一日過ごす
「池の平」へ行く気さらさらなし。風呂と酒三昧。
家族４人で阿曽原から到着。ゆっくり出発して余裕の行程。
空荷でも私には無理。
０８月１０日（水）
０５時４０分 出発
１０時１０分 仙人ダム
１２時００分 阿曽原温泉
何となく荷も軽くなったか、快調。ほとんど下りの悪路なので
足元踏みしめ慎重に進む。
関電宿舎からの登りも、何となく登り切る。
水平歩道から小屋までの道のりの長いこと。
酒を調達しておかみさんとお話し。
「剣沢雪渓」ルートで下って来る人が多いので、
今シーズンお客が少ないそう。
欅平からのピストン客一桁。テント私のみ。
０８月１１日（木）
０４時５０分 出発
０７時３０分 折尾谷
０９時００分 志合谷
１２時４０分 欅平
帰宅
長い真っ暗なトンネルで、壁をこすりながら歩く。
目が悪いので、難儀。早い時期から欅平駅のアナウンスが聞こえるが
延々と帰路は続く。
明日実家に戻るので「祖母谷温泉」パスして帰宅。
