梅雨明けというのに、スケジュールが空いてしまってさてと考え、
上高地から常念岳・大天井・槍ヶ岳への縦走プラン企画。
例によって、挫折・変更の山行になった。まあこれも日頃の不摂生と人徳のなさでしょう。
07月21日(火)
12時15分 上高地BT
15時35分 横尾
上高地に到着すると、穂高連峰の山頂付近雲に隠れているがいい天気。
今日山頂に登った人は、展望無いだろう。
何となく体が重いまま歩いていったら、徳沢で道間違える。まったく前回と同様。
途中藪こいで本道へ戻る。普通の人は間違えないだろうしすぐ引き返すところ。
横尾のテント場盛況。満杯ではないが、高校生の大グループが元気に活動。
将来も山をたのしんでもらいたいもの。
公衆トイレ改築中
07月22日(水)
04時00分 出発
10時30分 常念・蝶分岐点
11時30分 蝶が岳小屋
暗いうちに学生グループ出発。
こちらも常念岳めざし出発。
かなりきつい急坂の連続で、「槍見台」「なんちゃって槍見台」のポイント以外展望はない。
「なんちゃって槍見台」にはベンチも結構ありいい休憩ポイント。
最初から覚悟して登っていったので、稜線にたどりつくまでめげはしなかったが、体力かなり消耗。
想定より30分ほど遅く到着する。
同じルートを軽装の若者が2時間弱で登ってきたのには、めげたけど。
稜線に出ると、展望がひらける。穂高連峰の上部は雲がかかっていて、段々濃くなってくる。
風が強くなり体を揺らす。
前述の人他数組、常念岳方面目指していくが、体力・時間を考慮し蝶が岳のテント場を目指すことにする。
テント設営中、雨が降ってくる。設営終了後本格的な風雨になり。
ここは風の通り道なので、強風になるのが一番怖い。
なるべく風が避けられそうな場所に設営したが・・・・・・・。
テント数5張り。霧で展望まったくなし。
07月23日(木)
停滞
前日の夕方から、大風・雨。3組は強風・雨の中点と撤収し下山模様。
こちらは一日停滞決定。もう人張りの人も同様の模様。
一日中吹き荒れている。これからの行動プランを複数作る。
全ては明日の天候状況と、自分の体力次第。
07月24日(金)
05時30分 出発
09時30分 横尾
12時10分 槍沢ロッジ
13時00分 ババ平
明け方まで、雨が降っていたが、風が弱まった合間にテント撤収。
とりあえず横尾と常念だけまでの分岐点まで行き、最終判断をすることにする。
稜線を歩くと雨はやんでいるが、風は強く霧もある。天候は回復傾向だが常念岳の展望は望めそうにない。
あっさり明日の晴天を期待し、横尾から槍沢ロッジの上ババ平テント場まで行くことに決定。
今日は結構な人が登ってくる。中学生の大人数のグループもいる。皆元気はつらつ。
今日も体は重い。
横尾より槍沢ロッジまでも、亀さんの歩み。お先にどうぞの連続。
まあ想定どおりにテント場に到着。
従来の場所は、トイレ新設工事他で使えず、仮テント場にテント設営。
山岳会の大人数もいて、満杯状態。
来期は、環境大分改善されそうだが、テント場はどうなるのだろうか。
07月25日(土)
03時45分 出発
08時00分 槍ヶ岳山荘
山頂往復
09時20分 下山
13時00分 ババ平
今日は、軽装で槍ヶ岳へのピストンに挑戦。どれだけの時間で体力の消耗度はどうか
次回の奥穂高岳へのグループ登山に向け検証の山登り。
暗いうちに出発。雪渓が数箇所あり、アイゼン置いてきたので反省。
幸い氷の部分はほとんどないので助かる。普段なら必ず持ってくるのだが今日は軽量での登山
の確認ということで、あえて置いてきた。
天候はいいが、気温は低く、ヒュッテ大槍との分岐あたりからは、冷たい風が吹いてきて凍える始末。
暑さには弱いが、寒さは歓迎の身としては格好の条件。大して疲れもせず槍ヶ岳山荘に到着。
たまたま荷揚げにぶつかり、山頂への取り付き遅れる。
結構な人数の後に続き、岩に取り付く。
本当に楽しい。一般の人間が、鎖・ボルト・梯子の助けがあるといいながら360度展望できる
岩山のてっぺんへ登れるのだから、大勢の人がくるのも納得できる。
山頂からは雲も無く最高の展望。行きたい山々に胸躍らせる。
例によって下りは苦手。すいすい降りていく人を先行させ、一歩一歩確保しつつ下りる。
今日は大人数が登ってくる。時間の余裕もありほとんど道譲る。
ガンガン登ってくる人、余裕で登ってくる人、大丈夫かな?という人多種多様。
一歩一歩足を進め自分のペースで頑張ってください。(足を進めれば山は近づきます)
結局同じような時間でテント場に到着。テント撤収して横尾まで行けば、明日涸沢ピストンも
できそうだが、まあこの程度で終いとする。
07月26日(日)
05時10分 出発
07時40分 横尾
09時00分 明神
10時00分 小梨平
このまま上高地BTから帰宅できるが、グウタラな私、帰る気なし。
小梨平にテント張り、最後の酒盛り。受付事務所の向かい側で野菜等食材と酒購入。
早速延々と飲み始める(当然周辺散策・撮影はしてますが)
風呂にも入り快適な一日。
下界の猛暑を考えるとこのままずっと暮らしたいくらい。
食材・風呂もあり自然冷房完備。こんないい環境はございません。
日暮れの風景・真夜中の星空も十分堪能。
07月27日(月)
帰宅
日の出時期の風景堪能し、新島々~松本~新宿~新習志野とバス電車乗り継ぎ帰宅。
自宅に帰ると蒸し風呂状態。駅前の飲み屋に直行し部屋が涼しくなるのを待つ。
(クーラーないもんで)