ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

国民経済が大事か国民が大事か?

2020年03月31日 15時38分45秒 | コロナ
コロナウイルス災禍の拡大を防ぐのには、「都市封鎖」が一番の有効策と思われるのだが政府はなぜそれをしないのか?
「都市封鎖」した場合の経済的影響は計り知れないものとなることは予想できる。影響の甚大さを恐れて、「都市封鎖」を躊躇しているのなら、それは為政者として、「国民」を守ることにはならない。「国民」を守らずして、「国民経済」なぞ守れるはずはないからである。経済活動の担い手は言うまでもなく人間である。機械やロボットが自己判断で生産活動をするのではない。
都市封鎖をすれば、その区域の経済活動は大きく停滞してしまう。東京を含む関東圏の一帯を封鎖した場合には、日本のGDPはかなり低下せざるを得ないだろう。だがそれを恐れていては今のコロナ災禍を乗り切る方法は無いように思われる。

今の現状がこの先も続いていてほしいと思う無意識の願望が将来の予測を狂わせてしまう事がある。訪れるかもしれない将来象を冷徹に見据えることが今問われている、と言える。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『国防生産法』というものが... | トップ | 「緊急事態宣言」をだすのなら。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

コロナ」カテゴリの最新記事