古都・奈良に春の到来を告げる行事 東大寺二月堂での「お水取り」が開催中です。
この行事 正式にはは修二会(しゅにえ)と言い 3月1日から二週間に渡って実施されるのですが
準備として 仏前に供える造花の椿を作る作業「花ごしらえ」が 僧侶の手により2月より行われます。
その花のモデルとなっているのが 東大寺開山堂に咲く「糊こぼし」と呼ばれる椿で 紅色の花びらに糊をこぼしたような
白い模様が特徴で 奈良三銘椿の一つにも数えられているのです。
で 我家にも この花が一鉢あり な・な・なんと・・・ 初めて開花しました。
蕾が付いてから中々咲き出さなかったのですが ここのところの暖かさで 徐々に蕾が緩んできて・・・
ようやく 黄色い花芯が顔を出してきました。
さらに開くと こんな感じ!
この花 奈良では和菓子にもなっており 見た目もそっくりで良く出来ていますね。
一面に咲いた椿よりも 一輪だけのほうが風情があるのでは?
東大寺のお水取りもクライマックスを迎え 二月堂の舞台でお松明(おたいまつ)が走り 火の粉が降り注ぎます。