いつもの川沿いを歩いていると 今年も可憐な花が顔を出していました。
それは「ツルボ」で 毎年同じ場所に群生していて 前日まで見かけなかったものが 急に咲き出したようです。
この植物は ラッキョウのような球根を持ち 毎年地中で生き延びているのでしょうね。
あまり成育領域を広げることはしないようで 川に沿って歩いてみてもこの場所でしか見られません。
野に自然に咲く野草ですが 栽培種に負けない美しい花で 毎年楽しみにしているのです。
そして こちらもこの時期に咲く野草で「葛の花」です。
これも 葛の葉は川沿いのあちこちで見かけるのですが 花を咲かせるのはこの場所のみです。
山沿いの木々にツルを絡めて上方に伸び 鈴なりで花を付けています。
よく見ると こちらも中々雰囲気のある花ではないでしょうか。
ツルボも葛も毎年見ている花ではありますが 何時頃咲くのかを失念しており・・・
散歩中に 突然目にすると得したような気分になります。