久し振りに 奈良公園内の寺社を巡りました。
通常の散策コースは 春日大社➡二月堂➡東大寺大仏殿➡興福寺等なのですが 今回は四国霊場巡りのお遍路さんの逆打ちのように
いつもと違う順序で巡ってみました。
まずは春日大社裏参道近くの駐車場から 歴史的な建物が残る高畑を通って 興福寺方面に向かいました。
鷺池に浮かぶ「浮見堂」は いつ見ても良い感じです。
奈良公園内の園地を横切り 「興福寺」に到着しました。
正面の赤い建物が「中金堂」で 左に見えているのが「南円堂」です。
(中金堂)
(南円堂)
当寺の看板とも言える国宝の「五重塔」は 痛みが激しいために大規模修理工事の準備中で立入禁止となっています。
もうすぐ 工事用の素屋根で周囲が覆われ外観は見られなくなり 完工迄は10年ほどかかるようです。
「興福寺国宝館」も覗いてみました。
ここには 千手観音菩薩立像を中心に奈良時代の国宝・重要文化財が多数安置されています。
その後 東大寺に向かいましたが 途中にある「奈良国立博物館」も歴史を感じさせる建物です。
毎年のイベントである「正倉院展」も 10月28日から開催予定になっていますよ。
今回は 久々に興福寺を訪れましたが五重塔が修理工事前で見られて良かったです。
120年振りの大規模な保存修理工事で 屋根瓦の葺き替え 漆喰壁の塗り直し等で見学できなくなり 何とか間に合いました。