奈良公園を歩いている際に こんな旗を見つけました。
調べてみると 奈良の鹿愛護会という一般財団法人が6月と11月を「奈良のシカ愛護月間」に定めているそうです。
何故この月かというと 6月は雌鹿の子育て期 11月は雄鹿の発情期で気性が荒くなり むやみに近寄ると襲ってくる恐れがありますので
鹿の生態の理解を深めてもらうべく 愛護月間を設けられているそうです。
そして公園内には 市民の方から鹿の好物である木の実を持ち寄って頂くための「どんぐりボックス」が設置されています。
そういえば 早朝に家の近くの公園でもどんぐり集めをされている方を見かけますので ここに持ち込まれるのかも知れません。
この日の奈良公園散策中にも 多くの鹿に出会いました。
まずは 今年生まれと思われる小鹿でしょうか?
若草山の麓には 何時も多くの鹿が集まっており 鹿せんべいを持つ修学旅行生の周りにも群れておねだりをしていました。
こちらは角切を免れた雄鹿ですが 立派な角を有し 堂々と居座っていました。
奈良公園の鹿は どこで どうすれば 観光客から鹿せんべいが貰えるか学習しており 石燈籠近くでおじぎをしてアピールします。
最後は鹿と紅葉のコラボで やはり奈良公園らしい光景です。
奈良公園には1,300頭余りの鹿が生息し 国の天然記念物に指定されています。
人に慣れているとはいえ野生動物ですので 生態を理解して接する必要があります。
また 鹿せんべい以外の餌を与えるのは禁止されていますので ねだってきても与えないよう気を付けてくださいね。