コロナ禍の影響で活動休止状態であった 仲間との「ハイキング」を2年数か月ぶりに復活しました。
再開の景気づけに幹事が企画したのは 吞兵衛が多いサークルメンバーに相応しい「灘五郷酒蔵巡り」でした。
神戸近辺は昔から酒造りが盛んで「灘の生一本」として全国に知られており「灘五郷」とは東から順に 今津 西宮 魚崎 御影 西郷
の五つの郷を言いますが 今回は 魚崎郷 御影郷にある酒造会社の記念・資料館や生産工場を見学させていただきました。
阪神電鉄魚崎駅に集合し 酒造会社を目指してハイキングのスタートです。
まずは住吉川に沿って歩き 最初の目的地に向かいました。
ほどなく 「菊正宗酒造記念館」に到着しました。
菊正宗は 辛口でスッキリした呑み口が特徴の酒で 和食の焼魚やお造りによく合います。
館内には 大きな醸造用蒸し釜や大桶が展示されていたり・・・
懐かしい 美人画の広告ポスターも・・・
樽酒工房では 厳選された吉野杉を用いて 職人さんが専用工具と巧みな技で 実際に樽を作り上げられる工程が見学出来ました。
機械化が進んだ今でも 酒樽は全て手作りで 釘等の金具は一切使われていないそうです。
記念館の庭も よく手入れされており水車も配置されています。
樽工房や醸造工場内の見学は 係員さんの説明を聞きながらで 色々な工程がよく理解できました。
また ここでしか吞めない純米大吟醸生樽酒(アルコール度数は高めの19度)を始め 各種醸造酒を試飲させていただきました。
その後 別の酒蔵へと向かいましたが その様子は次回続きとして報告します。