馬見丘陵公園内を散策中 初見ではないものの いくつかの珍しい花が咲いているのを目にしました。
1番目は「ナンバンギセル(南蛮煙管)」で ススキの根元に 高さ10~15cmの花が群生しているのに遭遇!
この植物は ススキやサトウキビのようなイネ科の植物に寄生し 奇主の根から栄養分を奪い生育するそうです。
名前の通り キセル(パイプ)のようなユニークな形をしていますが 中々お目にかかれない希少植物です。
2番目の珍しい花は「ウンナンチユウキンレン(雲南地湧金蓮)」で 冬場以外は花が咲き続けるという面白い植物です。
名前の由来は「金色の蓮に似た花が 地面から湧き出るように咲く」ところから来ているとのこと。
花が終わりかけると パイナップルに似た このような姿になります。
こちらは「コエビソウ」という花で 折れ曲がった花(苞)が まるで茹でたエビのように見えます。
苞の先端に 少しだけ顔を出している白い部分が花だそうです。
そして 色鮮やかな「トケイソウ」も綺麗に咲いていました。
今回は ナンバンギセルが丁度見頃(前回見たのは10月の花末期)でラッキーでした。
ここに行けば見られるかもと 期待はしていても 実際に珍しい花に出会うと嬉しいものですね。