おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

東大寺で日本古来の舞を観賞!・・・舞楽

2024年05月10日 06時03分15秒 | お出かけ

 聖武天皇祭の催し物の一つとして上演される「舞楽」を観賞しました。
これは 大仏殿内で行われる聖武天皇法要に合わせて 東大寺鏡池に特設された水上舞台にて舞を奉納するものです。

 

 「舞楽(ぶがく)」とは 雅楽の中で舞を伴うものを指し 楽器演奏のみのものは管弦と呼ぶそうです。
この日は4つの演目が上演されましたが なかなか難しい名前が付いています。

 まずは「振鉾(えんぶ)」からで 赤と緑の装束を身に着けた舞人が笛に合わせて鉾を振って舞います。

 

 こちらは 緑装束の舞人の演技です。

 

 次の演目は「迦陵頻(かりょうびん)」で 4人の童子が花をかざした王冠をいただき 鳥の羽を背に舞います。

 

 続いては「胡蝶(こちょう)」で 4人の童子が蝶の羽を背に 山吹をかざした王冠をつけ 手にも山吹を持ち舞います。
先の迦陵頻とは一対として演じられ蝶鳥とも言われるそうです。

 

 最後に演じられたのは「蘭陵王(らんりょうおう)」で 戦場に赴く時にはいつも恐ろしい面をつけ軍を指揮した故事に由来し・・・
舞人は金色の面をつけ 手には金色の桴(ばち)を持ち 雲龍をあらわした装束で舞います。

 

 一番前の良い席(無料ですが)で 珍しい舞楽を観賞することが出来大満足!

 ただし 演技時間の長さに加えて舞人の動きも結構激しく 日頃の鍛錬がないと演じきれないと思われました。

 また この日は良い天気でそこそこ暑い中 面や衣装を身にまとい舞っていただいた演者の皆様 ご苦労様でした。 


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