白毫寺近辺を散策中に見つけた「珍しい植物」を紹介します。
まずは ミニバナナの房のような面白い形の木の実から・・・
これは「カンレンボク」と言う中国原産の樹木だそうで この実はこの後 だんだんと黄色に色づいていくようです。
次に白毫寺の境内にあった この実ですが・・・
「沙羅」の実で 平家物語にも「沙羅双樹の花の色」と歌われた木なのです。 白い花が咲きます！
続いて見つけた赤い実は「山椒」の熟れた実でした。 この後 殻がはじけて中から黒い実が顔を出しますよ！
最後に 案内板の木組みの上に何やら赤い草のようなものが・・・
調べてみると 苔の一種で「アカミゴケ」のようです。
別名「モンローリップ」と呼ばれ 先端の赤い部分がマリリンモンローの唇に似ているからとか・・・ 納得！
何気なく歩いていても 知らなかった珍しいものに遭遇することも！！
奈良の高円山の麓にある「白毫寺」を参拝しました。
社会人なりたての頃に この近くに住んでおり その頃はよく訪れていたのですが 今回は久しぶりでした。
境内へ続く石段と「土壁」は昔のままに残っており・・・
境内はこんな感じで・・・
本堂には「阿弥陀如来像」を始め 重要文化財である多数の仏像も収蔵されており 撮影は禁止ですが拝観は可能です。
有名な「五色椿」は 奈良三名椿の一つであり天然記念物にも指定され 1本の木に色々な色の椿が咲くのです。
面白い鬼瓦もありましたが 後ろに何か白い花が咲いており・・・
よく見ると桜で「子福桜（こふくざくら）」と言うそうです。
春と秋に年２回咲くとの事 優しい色ですね！
尚 この寺は高台にあり 境内から奈良市内が一望でき 眺めも良いですよ。
昔は五色椿以外は気付かなかったのですが 今では境内に色々な花も植えられ 花のお寺 と呼ばれているようです。
庭の片隅に植えている「リンゴ」が色付いてきました。
果実の数は多くはないのですが 食べ頃ではないでしょうか。
そこで 収穫してみました。 少しキズがありますが・・・
切ってみると 中はこんな具合で・・・
食べてみると 食感 酸味も程よく それなりに美味しいのですが・・・
写真で遊んでみましたが 残念ながら このリンゴ「ミニリンゴ」で ゴルフボール程の大きさなのです。
食用リンゴで味も良いのですが この大きさですので 観賞用として楽しんでいます。
萩の寺として知られている「秋篠寺」に行ってみました。
例年 この時期はまだ「萩の花」が残っているのですが あちこち見渡しても花が見当たりません。
他の花と同じく今年は開花が早かったのでしょうか？ 残念！！
それでも境内の雰囲気は中々で・・・
こちらは「香水閣」と言う霊水が湧き出す井戸だそうです。
好きな場所である「苔庭」も相変わらず美しく・・・
かろうじて残っていた萩の花はこんな感じで・・・ 本来は いっぱいの花が咲き乱れるのです。
萩の花は空振りでしたが 既に紅葉が始まっていました。
花は無くとも 境内の落ち着いた景観や苔庭が見られて充分満足！
散歩道にも秋の気配が日毎に増してきて 夏の間殆ど見かけなかった「野花」が
賑やかに咲いてきました。
川沿い等を注意して歩くと 色々な花が見つかりますよ！
まずは かなり前から咲いている可愛い花・・・
（マルバルコウソウ）
小さなアサガオ・・・
（ベニバナマメアサガオ）
（ツユクサ）
（ルツボ）
（アレチヌスビトハギ）
（ニラ）
(ハルジオン）
雑草ですが 花柄？が面白い・・・
（アレチウリ）
花以外にも秋草として・・・
（エノコログサ）
(チカラシバ？）
また 名前は知りませんが 栽培種の種が飛んできたのでしょうが 色鮮やかなこんな花も・・・
可愛い野花を探しながらの「歩き」も楽しいですよ！
