赤目四十八滝の渓谷は 滝以外にも 沢山の心に残る神秘的な風景に出会えます。
ここは 平成の名水百選 日本の滝百選 森林浴の森百選 遊歩百選にも選ばれている貴重な場所なのです。
まずは渓流ですが 場所により様々な形状の巨石や岩盤が登場します。
そして 石に張り付いた青々とした苔の景観も中々のものです。
渓流添いの遊歩道の シダ類等と周りの樹木とのハーモニーも 面白い緑の空間を創り出しています。
また イワタバコ以外にも珍しい山野草に出会えました。
初見の「ハグロソウ」ですが 唇のような形の花弁で 上唇と下唇の間の斑点が「お歯黒」に似ていることから名付けられたそうです。
こちらの小さな花は「マツカゼソウ」のようです。
「マムシグサ」の花後の実も 魚卵のような面白い形をしていますね。 この後 赤く色付くそうです。
他に ここで見られた生き物としては 渓流の小魚を狙う「カワウ」です。
渓流入口の日本サンショウウオセンターには 多くの「オオサンショウウオ」が飼育されており こちらはかなりの高齢でしょうね。
今回は 暑い中思い切って「赤目四十八滝」に出向いて良かったです。
滝の清涼感を満喫するとともに「イワタバコ」「ハグロソウ」等の珍しい山野草を初めて見ることができ 大満足!