すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

豪雪で浮き彫りにされるそれぞれのライフスタイル

2011年02月05日 | わたしがわたしが
あちこちのコンビニには 「おにぎりはありますか?」の問い合わせが殺到したそうです。


てことは おうちでごはんを炊かない世帯が多いってこと? 独居だから?


国道も膠着しちゃって (県外のトラックが回転しちゃったとかなんとか) 炊き出しなんかも行われたようです。 

もちろんその間 物流もめちゃくちゃ。


うちは週末買い置き型なので まったく影響を受けなかったのですが、 実質2日家に缶詰めになり ちょっと人生観というか仕事観が 変わりました。

正職員は 休業になっても やっぱり歩いてでも這ってでも 職場に行っていました。

まず、 職場を守らなくては 職場の雪掻きをしなくては、 という固い意志の前に 自分とのちがいを思い知りました。


あと やっぱりこのあたりは 地縁社会というか、 この雪に対峙するためには 一族で住んでないとムリだ~とおもいましたね~

一族の男手が 次々と一族の住む集落の雪を掻いていくぐらいじゃないと、 個別に自分の敷地の雪を掻いている程度だと、 豪雪の雪掻きは まったく終わりが見えません。



はぼの行っている保育園は、 オットがこどものころ行っていた保育園でもあるのですが、 おなじような2世代目が多いです。

しかも、 両親ともなんてお宅も多く、 つまり みんな地元で生まれて育って結婚してそのまま住んでる、 ということ。

住みやすい土地というのもあるのでしょうけれど、 雪のことを考えたら 一族から離れて住めない、 というのも大きいとおもいます。

そういうお母さんから見ると 保育園のこどもたちはみんな 幼かった「自分」や「夫」、「兄弟姉妹」みたいで 他人事のようにはおもえないんだそうです。

幼い自分を育てるような感覚で その地域のこどもたちに関われたら それって理想ですよね~

地域で子育て、 というか 地域そのものが一族、 みたいなカンジでしょうか。


以前いた職場のお局様が 「こどもを産まなくても 親にはなれるから」 と言ってたように 持ち場持ち場で こどもや人を育てること、 それが 育児で育自で育地域なんですよね~

後藤新平もそんなことをゆっていたようなすみません、ヨッパで調べる気になりません




それにしても、 このあたりは 県内でももっとも 積雪が少なかったのですが、 たいがいな混乱ぶりでした。

みんなもう暖冬慣れしちゃってるからな~


(今日 新聞を見てたら この豪雪のあいだ、 市役所に来た除雪関連のクレームは 1,000件を越すそうです。 3万世帯しかないのに すごいよね~・・・・)
コメント
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