謙虚な夕食食材宅配サービス

ばーちゃん（義母）から　よくおかずをいただいている我が家です。

とにかく丁寧な下ごしらえのうえに　味つけもとっても上手で　しかも　独居老人むけの弁当作りボランティアなんてこともやってるので（資格も取ってる）　栄養計算もばっちり！

向上心をもちつづけ　オットの血筋なのか　毎回ちゃんとレシピを見ながらつくるので　正直　カンペキなおふくろ料理だとおもってました。



ところが　いつのまにか　そのばーちゃんが　ヨシケイという夕食食材宅配サービスに申し込んでしまい、　なんというか　いただくお惣菜の味が平坦に。

いや、　まずくはないんですけど～　なんてゆーか　全国的に平均点な味つけで　めちゃめちゃおいしくもない



そもそも　実家は　食材に関しては　常時余り気味な世帯なんです。

野菜はたいがい畑でつくってるし、　漁にも出てしこたま釣ってくるし。

そんな環境なのに

　「全国的にまんべんなく採れるハウス野菜とかの食材とレシピが送られてくるサービスに　なんで申し込んだん？　気が知れんわ～」

（義母）　「だって　毎日　献立考えるの　面倒やもん」


と義母は言ってましたが、　わたしの目算では　男性陣　（義父とオット）　が　義母の料理を褒めないので　義母がだんだん自信を失っていったんじゃないかと　踏んでます。


ヒトの自信なんて　しょせん　他者の褒めコトバによって　成り立っているのかもしれませんね。　


わたしに関して言えば　けっしてそんなことはないのですが　（だれがほめてくれなくても　わたしは料理の天才）　義母などは　謙虚なので、　褒めコトバが途切れた瞬間

　「わたし　もしかして　料理　下手？」

という疑念に取り付かれてしまうのかもしれません。


たぶん　料理上手には　その謙虚さは　必要条件なんでしょう。


あとは　ギャラリーのモンダイなんでしょう。