今回の北海道紀行では、洞爺湖方面にも用事があったため、
伊達市の『翁』、『なかよし』も訪問。
まずは、伊達『翁』。
店主は、そば打ち名人の高橋邦弘氏の店(山梨県長坂町)など、2ヶ所で約
3年程修行して独立。2000年にこのお店を開いたそうです。
高橋名人のように、各地のそば畑を回り生産者と交流し、もちろん自家製粉。
お店に入ると、すぐ右側に製粉工房があります。
これは日高製粉機の石臼ですね。玄ソバ選別機、脱皮機もあります。
店内は、そば屋さんらしくない雰囲気で広々しています。
せいろそば大盛を注文。田舎は売り切れでした。
おぉ~見事なそばですね~!色調も抜群で見るからにおいしそう!
そばは、かなり細めですが、しっかりとコシがあり風味も味もありおいしい!
高橋名人のように、常陸秋そばと摩周、弟子屈産のブレンドが中心の
ようです。やっぱり常陸が入るとおいしいですね。
そばつゆも出しのしっかり効いた辛口でとてもおいしかったです。
量はそれほど多くなく、金額も高めなので高級お蕎麦屋さんといった感じ
です。
店主に了解を頂いて、追い打ちをしているところを撮影。
やはりプロの腕前は違いますねぇ。
個人的に、今回の北海道のお蕎麦屋さんの中で一番おいしくて好みです。
次は、伊達市・北黄金町にある『なかよし』。
R37号沿いにある、昔ながらの食堂・お蕎麦屋さんといった感じです。
黒めの、太めの田舎そばです。
そば粉は、ほろかない振興公社と石臼自家製粉のブレンドの模様。
見た目は、かなりの粗挽きですね。
しかし食べてみると、ざらつき感はあまりなく、のめっこい感じ。
そばの色ほど、香り・味とも強くないけど、十分おいしいです。
ごはんものもあるので、食事としても満足できそうですね。
天ぷらもおいしそうでした。