御法事の後、皆とお茶を一服しつつ、
お墓の草むしりって、
たいへんですよねぇ~。。。
なんて話の展開。
冗談めかして、
「除草剤まいたって又すぐ生えてくるから、
いっそのこと、コンクリートで塗り固めれば、
楽でしょうにねえ。」
と発言してみると、その時のお施主が真顔で曰く。
「それだけは絶対しない。草が生えてくれるから
お墓に草むしりに行ける。時間をかけて草をむしることができる。
そのたっぷりある時間の中で、親父と話が出きる。
・・・もう彼岸花の咲き始めたバイ、親父好きやったもんなあ、この花・・・
って、ゆっくり会話ができる。だから、草でも生えてもらわないと困る。
お墓に行く理由が無くなるのだから。」
思わず、傍らにいた伴侶と目があって、お互いに頷いた。
お墓の草むしりって、
たいへんですよねぇ~。。。
なんて話の展開。
冗談めかして、
「除草剤まいたって又すぐ生えてくるから、
いっそのこと、コンクリートで塗り固めれば、
楽でしょうにねえ。」
と発言してみると、その時のお施主が真顔で曰く。
「それだけは絶対しない。草が生えてくれるから
お墓に草むしりに行ける。時間をかけて草をむしることができる。
そのたっぷりある時間の中で、親父と話が出きる。
・・・もう彼岸花の咲き始めたバイ、親父好きやったもんなあ、この花・・・
って、ゆっくり会話ができる。だから、草でも生えてもらわないと困る。
お墓に行く理由が無くなるのだから。」
思わず、傍らにいた伴侶と目があって、お互いに頷いた。