こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

【病院にいるお坊さん】

2025年02月13日 | 仏教
・「お坊さんは、苦しみの解決する人」

・理想論かもしれませんが、そうであるべきとも考えられます

・お釈迦さまは襲い来る「生老病死」の苦しみ(不満足)に終止符を打つため、因縁を看破し、悟りを開きました

・苦しみと別れを告げたのです

・そして、そこ(解脱)に至る道筋を人生をかけて伝えて回りました

・苦しみとは、生老病死のこと

・生まれの環境を選べず

・老いに逆らえず

・病にあらがえず

・いつか死ぬ

・これらの根本的な人生の問題を解決できたのが仏さまです

・だから、苦しみを解決する、ある種”祝福”の象徴がお坊さんとも言えます

・海外のお坊さんは、病院で歓迎されるようです

・病の苦しみを解決してくれる存在だからです

・病院にいることがありがたい、日本ではなかなか考えがたい光景です

・結婚式に、病院に、そして別れの時に

・幸福へと人を導く象徴。根源的なお坊さんの姿に理想を委ねてしまいます




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