見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

2011年03月20日 23時36分18秒 | Weblog
3月11日午後2時42分、東京で働く甥から携帯電話にメールが入りました。

「地震が怖い」

短いメールです。

「今、どこ?」

…と、返信しましたが返事はありません。

直ぐに事務所のテレビを付けるとどの局も地震速報を流しています。

そして、あの大津波。

港を襲い、家や車を飲み込む様子がリアルタイムに放送されます。

時間が経つにつれ、東北地方の生々しい映像も流され続けます。


その後、メールをくれた甥は5時過ぎに無事を知らせる電話がやっと繋がりました。

地震のあったあの時間は、とあるイベントがあり千葉の幕張メッセにいたらしく、

まさに地震で揺れるさなかにメールを打ったそうです。

その後、外の広場に数時間退避。


甥の住まいは埼玉県志木市。

全ての電車もバスも止まり、携帯電話も繋がらない。

液状化現象で泥まみれになりながら、千葉から東京へひたすら歩く。

東京へ入ったところで、ある居酒屋さんに入れてもらい夜を明かした。

翌日、復旧した電車を乗り継ぎ、お昼頃やっと住まいのアパートに。


地震のあった時間に甥のいた千葉市の震度は「震度5強」。

その揺れはこれまで経験した事のない、恐怖の長い時間だったそうです。

運よく甥は事なきを得ましたが、

今回のこの地震の被災者は死者・行方不明者が2万人を超えるとか…。

そして避難者は35万人。

まさに日本の国難です。

被災された皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。