見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

島津家ゆかりの古刹の地  (出水市野田町)

2016年02月05日 13時36分37秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
ここは、島津家初代忠久が創建した日本最古の禅寺の一つ感応寺。

初代忠久は鎌倉幕府を開いた源頼朝の子と云われ、

建久五年(1194)創建したと伝わります。

感応寺横には、島津家初代忠久から五代貞久までの墓や

感応寺の偉いお坊様のお墓があります。

島津家全盛期は禅寺としてかなりの力を有したと云わりますが、

明治の廃仏毀釈でその姿は今はみれません。

わずかに残された墓標と深緑の苔に

時の流れと時代の変遷を感じさせます。




墓に通じる道の両脇の梅が咲き始めました。


※廃仏毀釈の後、再興されましたが、規模はかなり縮小。

 現在、残された貴重な仏像・仏画は鹿児島県重要文化財に指定。

 毎年、4月8日の花まつりの時だけ公開される仏画があるようです。