このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#1419 風の谷のかっぱがおる(21)

2011年12月15日 | 風の谷のかっぱがおる
クロトワ「戦況かなり不利です…」
クシャナ「全艦発進だ! 爆撃を加える! この国を無傷で手に入れたかったがやむを得ん…」

『風の谷のかっぱがおる』のつづきです…)


ユパ「動くな! 動けば王蟲の皮より削り出したこの剣がのどを貫くぞ!」
クシャナ「い、いつの間に!? さては、きさまが噂に聞くユパだな?」
ユパ「いかにも。すでに艦は全て我が方に落ちている。降伏を勧告する」

つづく…

#1418 風の谷のかっぱがおる(20)

2011年12月12日 | 風の谷のかっぱがおる
クシャナ「戦車隊、榴弾を撃ち込め!」
クロトワ「しかし殿下、味方の兵も巻き込まれます!」
クシャナ「装甲兵なら直撃さえしなければ耐えられるはずだ! 何のための装甲か!」
クロトワ「そんな無茶な…」

『風の谷のかっぱがおる』のつづきです…)


クロトワ「うわ~! どこに向けて撃ってる!?」


トルメキア兵「敵に戦車を奪われました!」
クシャナ「そんなばかな」


城オジ「姫さま! ただいま戻りました!」
かっぱがおる「ユパさまたちが戻ってきたがお!」

(21)につづく…

#1417 クロトワ

2011年12月11日 | 風の谷のかっぱがおる
風の谷関係の鉛筆らくがきです…

軽めのらくがきだけして早く寝ようと思っていたのに、塗りに一生懸命になってしまって日付が変わってしまいました…
鉛筆で色塗りはいつのまにか時間が過ぎてしまって危険です。

今夜は月食ということでしたが、雪降りでお月様はぜんぜん見えません…

寝ます…

#1414 風の谷のかっぱがおる(19)

2011年12月08日 | 風の谷のかっぱがおる
「女と子どもしかいないのに、なぜこんなに強いのか!? しかも、こんな小さな子まで!」

『風の谷のかっぱがおる』のつづきです…


「族長が歴戦の勇士ジルさまで、剣術指南役が最強剣士のユパさまで、その元で日々剣の稽古に励むわたしたちが、どうして強くないわけがありましょうや!」


「動きの鈍い装甲兵なんぞ、案山子(かかし)相手に稽古しているようなもんさね!」

つづく…

#1413 風の谷のかっぱがおる(18)

2011年12月07日 | 風の谷のかっぱがおる
「父上!」

『風の谷のかっぱがおる』の続きです…


「…がお?」


ジル「おお、かっぱがおる!」
かっぱ「ご無事がお?」
ジル「ははは、心配して来てくれたのか。ありがとう。大丈夫だ。病に伏しているといえども、名も無き兵に負けるほど衰えてはおらん」
大ババ「ラステルは隠し部屋にいて無事じゃ。何も心配はいらぬぞ」


ジル「しかし、久しぶりに剣を振って疲れたから、わしは寝る! 後のことは、かっぱがおる、おまえに全て任せたぞ!」
大ババ「かっぱがおるは行って皆の指揮をとりなさい。城の守りはババ一人で十分じゃ。わしとて、ジルやユパに教えたこの剣の腕、まだまだ錆び付いてはおらぬぞ!」

(19)につづく…

#1411 風の谷のかっぱがおる(17)

2011年12月04日 | 風の谷のかっぱがおる
『風の谷のかっぱがおる』の続きです…

トルメキア軍戦車が城へ向かう…
「城門を砲撃・破壊した後、コマンド部隊はただちに突入し、城内を制圧せよ!」


「姫さま、お城が!」
「大変がお!」

18)につづく…



今日はもう少し描く予定でしたが…筆が遅くていけません。
明日がんばります…

#1356 …がお

2011年09月28日 | 風の谷のかっぱがおる
『風の谷のかっぱがおる』風・水彩らくがきです…

秋祭りの屋台のことを考えていたり、別サイトで進行中の物語のことを考えていたり…で、ブログ更新用の絵を描いていなかったので寝る前に1枚のらくがきです…

絵の具の選択で冒険しすぎて色が変ですが、いつものことです…

やることがたくさんあるのですが、焦って何一つ出来ないのではどうしようもないので、時間はかかっても一つ一つ地道にこなしていくしかありませんね…

#1338 風の谷のかっぱがおる(16)

2011年09月11日 | 風の谷のかっぱがおる
『風の谷のかっぱがおる』の続きです…)






















クシャナ「風の谷にはユパという世界最強の剣士がいると聞いていたが…」
クロトワ「剣士どころか、出てくるのはなぜか女と子どもだけです。男手が全くないというのは変ですね。何かの罠でしょうか?」
クシャナ「この奇襲に罠ということはあるまい。たまたまどこかに出払っているのだろう。こちらとしては好都合だ」
クロトワ「この分だと領内全域を制圧するのに1時間とかからないでしょう」

17)につづく…



剣を交えた戦闘の場面ですが、苦手というかほとんど描いたことがないので、なかなか絵が決まりません。
力不足は一朝一夕ではどうにもなりません。ここで詰まっているとお話が進みませんので、描き散らした物をいくつか並べてお茶を濁しておきます。
出来れば後でちゃんとした絵を描いて補完したいですが、それより今はお話を完走させることを優先にします。

この後も戦闘シーンが何度か出てくるので、もう少し描きこなれておきたいです。
何でもチャレンジする気持ちが大切ですね。

#1330 『風の谷のかっぱがおる』制作再開

2011年09月02日 | 風の谷のかっぱがおる
水彩らくがきです…

このところ体調もまずまず、らくがきの調子も上がってきたので、長らく中断していた『風の谷のかっぱがおる』を再開しようと思います。
更新は絵を描きためてからになるのでもうしばらく先のことになると思いますが…

これまでのお話はこちら

お絵かき投稿サイトで『風の谷のかっぱがおる』のイラストを描いてくださいました方がいらっしゃいまして、びっくり&嬉しかったです。
励みにしてがんばります。


やりたいことがたくさんあるのですが、焦りは禁物です。
体力的に無理のないように、ひとつひとつ地道にこなしていくようにしなくてはいけません。
こう、自分に言い聞かせているのですが、けっこう忘れっぽくて困ります。

#1273 風の谷のかっぱがおる(15)

2011年02月07日 | 風の谷のかっぱがおる
かっぱ「みんなで谷を守るがお! ユパさまたちはすぐに戻ってくるがお!」

『風の谷のかっぱがおる』の続きです…)


トルメキア軍「各部隊は着陸後ただちに展開し、住民に反撃させる暇を与えるな」


トルメキア軍「風の谷全領内を速やかに制圧せよ」


ジル「城の外がやけに騒がしいと思ったら敵襲か! 大型艦船が次々と飛んで来ておる!」


ジル「ババさまは隠れておれ」
大ババ「わたしゃ、ここにいるよ」


つづく…

#1272 風の谷のかっぱがおる(14)

2011年02月06日 | 風の谷のかっぱがおる
ミト「結局、生存者は1名だけでしたか」
ユパ「これほどの大事故で生存者がいただけでも奇跡だ」

『風の谷のかっぱがおる』の続きです…)


ユパ「それにしても、この巨大な肉塊のような物は何だろうか? ひどい腐敗臭を放つうえにあの炎でも焼けぬとは…」
ミト「ユパ様に分からぬものを、このわしに分かるはずがないではありませんか」
ユパ「なるほど、それもそうだな」
ミト「……」
ユパ「これが何にせよ、墜ちたのが谷の風下だったのが不幸中の幸いだった。これが風上であったら、谷中が悪臭に呑み込まれることになったろう」


ユパ「ラステルは何か言っていたか?」
ミト「はい。ひと月ほど前からペジテ市中に悪臭が立ちこめるようになり、その後突然トルメキア軍が侵攻してきたとのことです。逃げ遅れたラステル他数名が捕らえられ、輸送艦で何処かへ向かう途中、艦内に臭いが充満して乗員が意識を失い、ここに墜落した…それ以上のことは分からぬと…」
ユパ「ふむ…ペジテ市と同盟を結んでいたトルメキアがなぜ侵攻したのか、この悪臭の肉塊が何なのか、謎だらけだ…」


ミト「もしかするとこれは産業廃棄物かも知れませんぞ。この毒々しい外見と悪臭…どう考えても有害物質が詰まっているに決まっています。ペジテ市は鉱石採掘の国、トルメキアは重工業の国です。どちらも産業廃棄物の排出国です。この廃棄物の処理を巡って両国の間に争いが起こったのかも知れません」
ユパ「いや、無いとは言えんが、そう判断するには材料が少なすぎる」
ミト「そうですか? 結構良い線行っていると思ったのですが…」
ユパ「最も憂慮されることは、我が国もその紛争に巻き込まれるかもしれんということだ。トルメキア同盟に加盟している辺境国…そしてこの悪臭…今の風の谷が置かれている状況がペジテ市と状況が一致している」
ミト「はっはっは、まさか、この後トルメキアが攻めてくるなんて言うんじゃないでしょうね。そう判断するには材料が少なすぎではありませんか? いや、無いとは言えませんがね…」


風の谷より伝令「ユパ様、大変です! 谷がトルメキア軍に襲撃されています!」
ミト「なんだと!?」
ユパ「全員すぐに谷に戻れ!!」


(15)につづく…

#1271 風の谷のかっぱがおる(13)

2011年02月04日 | 風の谷のかっぱがおる
ミト「姫さま~!」

『風の谷のかっぱがおる』の続きです…)




かっぱ「生存者がお!」


ミト「この身なり、もしやペジテ市の王族の方では…」


ミト(…手錠!?)


ラステル「わたしはペジテのラステル…積み荷を…積み荷を燃やして…」


かっぱ「大丈夫がお、みんな燃えているがお」


ラステル「そう…よかった…もうあのひどい臭いには耐えられないわ…」


ミト「とにかく、お城に運んで手当てしましょう」

(14)につづく…

#1225 風の谷のかっぱがおる(12)

2010年12月14日 | 風の谷のかっぱがおる
「救助に行くがお!」

『風の谷のかっぱがおる』の続きです…)


ミト「姫様! この嵐の中を飛ぶのはいくらなんでも無茶です! おやめください!」


「テトも一緒に行くがお?」
「うわぁ! テトはもっと無茶だ!」


「非常招集をかけて谷の者総出で救助に当たろう! われわれも急いで向かうぞ!」


「ひどいがお…」


「臭すぎるがお…」


「マスクをするがお」


「たすけて…」

(13)につづく…

#1221 風の谷のかっぱがおる(11)

2010年12月12日 | 風の谷のかっぱがおる
『風の谷のかっぱがおる』の続きです…)
「風が臭いがお」
「風が臭い? …うむ、かすかに…腐敗臭のような…」
「わしは酒に酔っているせいかいまいち臭いが分かりませぬが」


「風上にあるのは微生物すら存在しない酸の海…。腐敗臭がするというのは確かにおかしい」
「だんだん鼻が利いてきました、わしにも腐敗臭が分かりましたぞ。うわ、これはひどい!」
「だんだん臭いが強くなってきたがお!」


「あれは何がお? 何か飛んでくるがお!」
「どこだ?」
「あの二つの風車塔の間に見えるがお!」
「おお、見えた、あれは何だ?」


「こっちに向かってくるがお!」
「こりゃ船か?」
「船だとしたらめちゃくちゃでかいぞ!」


「うわ! 何じゃこりゃ!」


「こんな馬鹿でかい船なんてあるのか!」
「すごく臭いがお!」
「臭いの元はこれか!?」


「あれはトルメキアの超大型輸送艦だ。しかし、飛び方がおかしい。機首を下げている! このままだと墜落する!」


「墜ちた! 砂漠の方だ!」

(12)につづく…