(ごめんなさい、今日は絵が描けませんでした)
4月30日(日)
早朝に起床。予定が詰まっているためにあわただしく朝食を済ませ、8時前にホテルを出ました。この日は箱根に行くことになっておりました。
小田急線のロマンスカーという列車に乗りました。
内地の風景に見えるのは、瓦屋根、細い道、やけに建坪率の高い家。
テレビなどでよく見る出没した猿が屋根づたいに跳んで歩いているのは、家と家の隙間がほとんど無いからなのですね。
北国では屋根から雪が落ちるので家と家の間を十分空けておく必要があります。
それと、落書き・・・。いたるところ汚らしくされて見苦しい有様です。
東京都心を離れるに従って落書きも少なくなり、緑も増えてきます。植わっている木々も見知らぬものばかり。
草も生え緑濃く、北海道とはひと月くらいは季節が違うようです。北海道を発つときは、道路脇にフキノトウが盛りで、まだ草も生えてはいませんでした。服装はかなり薄着で来たつもりでしたが、それでも暑いくらいでした。それだけ天気がよかったということでもありましょう。
小田急線の終点箱根湯本からバスで芦ノ湖へ。
ゴールデンウイークの休日とあって、かなりの人手。バスは大混雑で立ったままぎゅうぎゅう詰めでした。
バスを降りて遊覧船に乗ったのですが、こちらもまた大混雑。わたしは乗船待ちの一番前に並んでいたのですが、いざ乗り込もうとすると後ろから他のお客さんに突き飛ばされて転んでしまいました。皆は先を争って駆け込み、わたしが乗ったときには座る場所などありませんでした。「旅の恥はかき捨て」などと言いますが、近頃は観光マナーが悪くなっているのかしら? 日本有数の観光地で外国人旅行者も多く、日本の恥をさらしてしまっているような気がします。
風景など楽しむまもなく遊覧船を下りて今度はロープウエーに乗り換え、箱根山を上ります。ようやく座れて一息つきました。
ロープウエーの後はケーブルカーに乗り換え下ります。こちらももちろん大混雑で、立ちっぱなし。
さらにその後に乗り換えた登山鉄道はもっと大変でした。
立ちっぱなしは仕方ないとしても、ぎゅうぎゅう詰めの押しくらまんじゅう。これが東京の通勤ラッシュかという状態。さらに、途中の駅でも無理くり乗り込んでくるものですから、苦しくて仕方ありません。どのくらいの時間乗っていたのかわかりませんが、命からがら箱根湯本に戻ってきました。
そんなわけで、旅館に着いたとたんに倒れ込みました。体力ゼロ。もちろん温泉に入る気力など残っていませんでした。
せっかく東京に来たのだからたくさん見て歩けるようにと地元の人に盛りだくさんの計画を立てていただいたのですが、ゆっくり見る間もなく移動に次ぐ移動はわたしには厳しい強行軍でした。
こうして怒濤(どとう)のような一日が終わり、最終日4日目につづく…
絵もないのにこんなことをお願いするのは心苦しいのですが・・・、
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