前回の
#686や
#684のらくがきに使った鉛筆の写真です。
いつもらくがきに使う鉛筆は3Bか4Bです。
3Bと4Bのどちらを使うかは気にしていません。その日、たまたま手に取った「運命的な鉛筆」を使います。
鉛筆の木の部分はカッターナイフで削りますが、芯は削りません。もったいないので…
そのために、いつもだいたい芯の先が丸く太くなった状態で描いています。
いわゆる〈正統な「鉛筆画」〉の描き方だと、「芯を削ってよくとがらせて」使わなければならないそうですが、わたしのは〈邪道な「鉛筆らくがき」〉なので問題ありません。
また、〈正統な「鉛筆画」〉では、薄い色から濃い色まで何種類もの鉛筆を駆使して描くそうですが、わたしはたまたま手に取った「運命的な鉛筆」1本だけで済ませてしまいます。らくがきなのでそんなことは全くかまいません。
消しゴムも使わないので、変な線を引いてしまってもそのままですが、らくがきなので…(以下同文)
水彩らくがきだと、絵の具や画用紙を出してきたり、水をくんできたり、いろいろ準備が必要なので、「よし描こう!」と思わないとなかなか始まらないのですが、鉛筆らくがきの場合は、紙も鉛筆も机にいて手の届くところにあるので、気構えも無しになんとなく描き始められる気楽さがあります。
「絵を描くためにはデッサンの勉強をしなければならない」と言う人もいますが、わたしはそういう堅苦しいことは苦手です。
わたしにとっては、「気楽に」「楽しく」描くことがもっとも大切なことです。
〈優れた「作品」〉ではなくて〈気ままな「らくがき」〉であることを目指しています。「鉛筆画」ではなくて「鉛筆らくがき」というわけです。
いつもの言葉「鉛筆らくがきです…」にはこうした意味を込めて使っています。
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#464 らくがき仲間