今日はお絵かきをお休みしました。毎日描くのは大変なので。それでも更新しなくちゃと思い、大急ぎで落書きしてみました。
顔はいつも描いて慣れているのですが、全身像となると不慣れです。意識的に練習しないと、得意な物ばかり描いて、苦手な物ほど描かなくなります。
顔はいつも描いて慣れているのですが、全身像となると不慣れです。意識的に練習しないと、得意な物ばかり描いて、苦手な物ほど描かなくなります。
基本練習の写生画です。やはり、絵の上達にはこうした基本の練習が欠かせないということに気が付き描いてみました。(今ごろ気が付くなんて…
)

使った絵の具は3色、カドミウムレッド、カドミウムイエロー、フレンチウルトラマリン。つまり赤・黄・青の三原色のみ。筆は10号1本(筆はいつもこの1本しか使いません)。
こういう絵を描くと、技量の悪さがバレバレです(すでにばれてますけど
)。ごまかしがきかないからこそ、練習になるのでしょうね。

(前回(#6)のつづき)
家に帰ると良い香りがしました。今日のおやつはホットケーキでした。
「おかあさん、今日ね、お月様ひろったんだよ」
「そうかい、それはよかったね。帰ったらちゃんと手を洗いなさいね」
女の子が手を洗ってテーブルに戻ってみると、あったはずのホットケーキがなくなって、そばに置いておいたお月様も消えていました。
「おかあさん、ホットケーキがなくなっちゃった」
「もう食べてしまったのかい?」
「食べてないよ~! お月様が持っていちゃったんだよ~!」
おかあさんは、わけがわかりませんでしたが、女の子が泣きやまないので、もう一枚焼かなければなりませんでした。
(次回に続く)
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**
反省
上にある絵は一応完成した物としてスキャナーで取り込んだのですが、どうも絵が普通すぎるのと焦点がはっきりしないという、わたしの弱点が出てしまっているのが気になりました。
絵の向上のためには冒険が必要なのですが、わたしは臆病者で、絵をだめにしてしまう心配から、あと一歩が踏み出せないでいました。描きすぎて絵を台無しにしてしまうのも勉強の一つなので、今回は思い切ってやってみました。それが下の絵です。

絵はだめになってしまいましたが、これはこれで面白いかも知れません。少なくとも後の方が、ホットケーキはおいしそうですし、月も輝いて見えます。
そもそも構図が悪いのが最大の課題ですが、それは一朝一夕にはうまくならないでしょうね。想像力を鍛えなくてはいけません。
家に帰ると良い香りがしました。今日のおやつはホットケーキでした。
「おかあさん、今日ね、お月様ひろったんだよ」
「そうかい、それはよかったね。帰ったらちゃんと手を洗いなさいね」
女の子が手を洗ってテーブルに戻ってみると、あったはずのホットケーキがなくなって、そばに置いておいたお月様も消えていました。
「おかあさん、ホットケーキがなくなっちゃった」
「もう食べてしまったのかい?」
「食べてないよ~! お月様が持っていちゃったんだよ~!」
おかあさんは、わけがわかりませんでしたが、女の子が泣きやまないので、もう一枚焼かなければなりませんでした。
(次回に続く)
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上にある絵は一応完成した物としてスキャナーで取り込んだのですが、どうも絵が普通すぎるのと焦点がはっきりしないという、わたしの弱点が出てしまっているのが気になりました。
絵の向上のためには冒険が必要なのですが、わたしは臆病者で、絵をだめにしてしまう心配から、あと一歩が踏み出せないでいました。描きすぎて絵を台無しにしてしまうのも勉強の一つなので、今回は思い切ってやってみました。それが下の絵です。

絵はだめになってしまいましたが、これはこれで面白いかも知れません。少なくとも後の方が、ホットケーキはおいしそうですし、月も輝いて見えます。
そもそも構図が悪いのが最大の課題ですが、それは一朝一夕にはうまくならないでしょうね。想像力を鍛えなくてはいけません。
今日は連載中の「絵本」をお休みします。洗濯機が故障して排水できなくなって、バケツでくみ出したりして、洗濯に手間取って、絵を描く時間がなくなってしまいました。(途中まで描いていたたのですが、今日の更新には間に合いそうもありませんので断念しました)
そのかわりに別のイラストを載せました。お話の続きはまた明日です。(楽しみにしていた方、ごめんなさい)
そのかわりに別のイラストを載せました。お話の続きはまた明日です。(楽しみにしていた方、ごめんなさい)
(前回の続き)
声は水たまりから聞こえました。水たまりは闇に満ち、その闇の中に何か光るものがありました。
「わたしは月です。助けて下さい」
「『つき』って、空のお月様のこと?」
「そうです。どうかわたしを水の中からすくい出してください」
「どうして水の中にいるの?」
月はこれまでのことを話しました。体のほかの部分はすべて水にとけてしまい、残っているただ一つの月のかけらでした。
「かわいそう…。どうしたらいいの?」
「わたしを水から出して乾かしてください」
女の子は、水たまりに手を入れて月をつかみ取りました。大きさも形も、さわった感触も、イモムシのようでした。
「雨が降ってるから、お家で乾かしてあげるね」
駆け足で家に向かう手の中、女の子が転びやしないか、転んだはずみで握りつぶされやしないか、月は心配で仕方がありませんでした。
(次回に続く)
声は水たまりから聞こえました。水たまりは闇に満ち、その闇の中に何か光るものがありました。
「わたしは月です。助けて下さい」
「『つき』って、空のお月様のこと?」
「そうです。どうかわたしを水の中からすくい出してください」
「どうして水の中にいるの?」
月はこれまでのことを話しました。体のほかの部分はすべて水にとけてしまい、残っているただ一つの月のかけらでした。
「かわいそう…。どうしたらいいの?」
「わたしを水から出して乾かしてください」
女の子は、水たまりに手を入れて月をつかみ取りました。大きさも形も、さわった感触も、イモムシのようでした。
「雨が降ってるから、お家で乾かしてあげるね」
駆け足で家に向かう手の中、女の子が転びやしないか、転んだはずみで握りつぶされやしないか、月は心配で仕方がありませんでした。
(次回に続く)
(前回の続き)
街から遠く離れた田舎道。雨降りの中、どこからか歌声が聞こえてきました。学校帰りの女の子です。
歌声がやんだと思ったら、傘をたたく雨音を聞いたり、遠くにけぶる山並みに見入ったりしています。この女の子は、雨降りの楽しみを知っているのでしょう。歌も、どうやら即興のようです。
「お月さま~今日は見られるかなぁ~♪」
こう歌っていると、どこからか声が聞こえました。女の子があたりを見回しても、だれの姿もありません。ふたたび歩き出そうとすると、また声がしました。しかも、今度ははっきりと――
「助けてください!」
(次回に続く)
街から遠く離れた田舎道。雨降りの中、どこからか歌声が聞こえてきました。学校帰りの女の子です。
歌声がやんだと思ったら、傘をたたく雨音を聞いたり、遠くにけぶる山並みに見入ったりしています。この女の子は、雨降りの楽しみを知っているのでしょう。歌も、どうやら即興のようです。
「お月さま~今日は見られるかなぁ~♪」
こう歌っていると、どこからか声が聞こえました。女の子があたりを見回しても、だれの姿もありません。ふたたび歩き出そうとすると、また声がしました。しかも、今度ははっきりと――
「助けてください!」
(次回に続く)
(前回の続き)
ひとりでは助からないことがわかって、月は助けを求めました。
街は多くの人であふれていました。この中でだれかひとりでも気が付いてくれたなら、助けに来てくれるかも知れません。
けれども、街は昼間のように明るく、忙しがりながら歩き続ける人々には空を見上げるひまもなく、だれも月がいなくなったことには気が付きません。この人たちにとって、月は必要のないものでした。だから、月の悲痛な叫びが聞こえなかったのです。
(次回に続く)
ひとりでは助からないことがわかって、月は助けを求めました。
街は多くの人であふれていました。この中でだれかひとりでも気が付いてくれたなら、助けに来てくれるかも知れません。
けれども、街は昼間のように明るく、忙しがりながら歩き続ける人々には空を見上げるひまもなく、だれも月がいなくなったことには気が付きません。この人たちにとって、月は必要のないものでした。だから、月の悲痛な叫びが聞こえなかったのです。
(次回に続く)
(この絵は夢で見た光景です。)
日は静かに暮れゆき、空を満たしていた昼間の風はなりを潜め、羽ばたくものも鳴くものもなく、かすかに色を帯びた三日月だけが取り残されていました。
三日月は、ほかより遅れたことにあせったのでしょうか、あるいは淋しさに心ゆれたのでしょうか。山並みの向こうに沈むつもりが、誤って湖の中に落ちてしまいました。
水に沈んでしまった三日月は泳げませんでした。泳げないどころか、水にとても弱かったのです。空に浮かぶためにとても軽い体をしていましたから、水につかったとたんに、麩(ふ)のようにふやけてしまいました。
いくらもがいたところで水から上がることはできません。もがいているうちに、ふやけた体はちぎれ、湖の中でちりぢりばらばらになってしまいました。
そうしてその日以来、月は姿を消してしまいました。
(この続きはまた明日…)
日は静かに暮れゆき、空を満たしていた昼間の風はなりを潜め、羽ばたくものも鳴くものもなく、かすかに色を帯びた三日月だけが取り残されていました。
三日月は、ほかより遅れたことにあせったのでしょうか、あるいは淋しさに心ゆれたのでしょうか。山並みの向こうに沈むつもりが、誤って湖の中に落ちてしまいました。
水に沈んでしまった三日月は泳げませんでした。泳げないどころか、水にとても弱かったのです。空に浮かぶためにとても軽い体をしていましたから、水につかったとたんに、麩(ふ)のようにふやけてしまいました。
いくらもがいたところで水から上がることはできません。もがいているうちに、ふやけた体はちぎれ、湖の中でちりぢりばらばらになってしまいました。
そうしてその日以来、月は姿を消してしまいました。
(この続きはまた明日…)
今回の絵はカラスさんです。ちかごろ嫌われ者のように扱われてしまっていますが、カラスさんは少しも悪くありません。人間が自然界に対して悪行を重ねていることへの警告を発しているだけです。 カラスさんの羽根の色は、この世のすべての色を含んでいます。声はすこし憂いをおびたオーボエの音色。博識で思慮深く、仲間思い。わたしは好きです。(好きなものじゃないと絵は描けません)

第1回目の絵を描こうと思いましたが、何を描いたらよいかわかりません。そこで思いついたのが「木」でした。
「木」は絵を描くのが楽で良いです。どんな風に描いても木に見えます。モデルも必要なく、下書きもほとんどいりません。想像のままに枝葉をのばせば木になります。木の絵を見せて、「枝の角度がおかしい」「葉っぱが一枚ずれている」などとけちをつけられることは、まずありません。モデルがないのですから、なおさらです。
さて、次に困ったのは文章です。絵を描きながら、文章に何を書こうかということも考えていました。ところが絵に熱中しだすと考えていたことはどこかに飛んでいってしまって、何もかも忘れていました。

それだけ没頭して楽しめたということですから絵は成功なのですが、ブログとしてはどうなのでしょう? このまま続けていけるかしら?
初回から不安を抱きつつ、明日へと続く・・・

皆さんがブログが良いと勧めるので、試しにやってみようと思って開設しました。
ここには絵と短文を載せるつもりでいます。
…ということは、毎日更新するためには、毎日必ず1枚以上の絵を描かなければならないというわけで、かなり大変そうですが、がんばってみます。

今日はブログの準備だけで終わりにします。
ここには絵と短文を載せるつもりでいます。
…ということは、毎日更新するためには、毎日必ず1枚以上の絵を描かなければならないというわけで、かなり大変そうですが、がんばってみます。

今日はブログの準備だけで終わりにします。