『けものフレンズ』ニホンオオカミさんの超簡易水彩らくがきです…
前々回からの紙のお話で言いますと、この紙は「ワトソン水彩紙」です。
紙に色が付いているのが大きな特徴で、比較的安価なので使いやすいです。
もっと安い「クレスター水彩紙」というのもあって好きなのですが、滲み加減の都合でこの絵のような描き方に合いません。
さらに安い紙も使ってますがかなりがっかりな感じになります。最近はあまり枚数を描けなくなりましたしそこまでケチらなくても良いかなと思っています。
紙の値段は「高いほど良い紙」「安い紙は駄目」ということではなくて、それぞれ個性があるので目的にあった紙を選ぶことが大切です。
また安い紙の方が気兼ねなくたくさん描けて慣れているので上手く使いこなせるという利点もあります。
大切な原稿だからと言って使ったことのない高価な紙を用意しても思った通りの絵を描けません。
やっぱり普段から使い慣れている紙がいちばんです。
先日依頼を受けたカラー原稿は「クレスター水彩紙」を使いました。
その絵の雰囲気には「クレスター」が合うと思ったのです。