このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#681 高校生日記(13)

2008年06月12日 | 思い出話
昭和○○年3月中旬…
中学校の卒業式の次の日が、公立高校の合格発表でした。

発表の朝、バスで高校前に行き、貼り出された合格者名簿を見ました。
すぐに自分の名前を見つけましたが、特に何の感情も浮かびませんでした。
わたし以外に人影はなく、静寂だけがありました。

当時のわたしは将来に対して全く期待もなく、心を閉ざしたまま時の過ぎるのをじっと待っていただけでした。
受験勉強もしませんでした。
定員割れをしていましたし、特に強く進学を希望したわけでもなく、なんとなく川に流されている感じでした。

川に流されていると言っても、おぼれているわけではなく、むしろ静かに川底に沈んでいくことを望んでいるのに、沈むことなくぷかぷかと浮きながら、ただ下流へ流されてゆくだけ…
無感覚で、水の冷たさすらも感じられない…

当時の日記には
「高校へ行くのに1時間かかった。
自分の名前は1秒で見つけた。
しかし、帰るためにまた1時間をかけなければならなかった」
と書いてあるのみ。

けれども、この高校に進学できたことは幸いでした。
少なくとも、小学校・中学校と続いた暗黒の時代は終わったのです。

(つづく)

#676 どんより寒い

2008年06月07日 | ふつうの日記
昨日は終日雨降りでした。
今日も雨がちで、どんより曇っていて寒いです。

外がなにやらドンドコ騒がしいと思ったら、「よさこいソーラン祭り」だそうで、家の近くにも踊り会場があるのでした。

北海道のテレビ放送は朝から晩までお祭り中継とか…世間のみなさんはそんなにお好きなのかしら?

わたしはこのお祭りは興味がないので、一度も見に行ったことはありません。もちろんテレビ中継も見ません。

どんちゃん騒がれるのは我慢するとしても、そのへんに路上駐車とかはやめてほしいです…

#675 ナウシカとユパ様

2008年06月06日 | 透明水彩
テレビの「風の谷のナウシカ」を見ながら水彩らくがきです…

物語の冒頭、ユパ様が風の谷に戻り、ナウシカ「まあ! キツネリス!」の場面。
アニメーションでは昼間の場面でしたが、夕暮れ時風に描いてみました。

世間では「ナウシカ」が流行っていそうなので、ちょっと描いてみました。
いや…流行っていない?

#672 水無月さんへ

2008年06月03日 | 透明水彩
水無月さん、お誕生日おめでとうございます。
プレゼント絵を描いてみました。

水無月さんから感じる清く澄んだ水の深い青色のイメージで描いてみました。

…のつもりでしたが、清らかな水を主題に描くのは、心が清らかではないわたしには難しすぎたようです。

#670 ストーブを焚きました

2008年06月02日 | ふつうの日記
今日(6月1日)はあまりに寒かったので少しストーブを焚きました。
(いえ…、雪が降るほどではありませんでしたが…)
6月にストーブを焚くなんて何十年ぶり?

わたしが子どもの頃に家で使っていた石炭ストーブのことを思い出して描いてみました。
「デレキ」というのは先が鉤(かぎ)状になっている火掻き棒のことです。
ストーブのふたには真ん中に小さな孔が開いていて、デレキで引っかけてふたを持ち上げ、石炭をくべたりします。
奥の方のふたは大小の輪の形になっていて、お鍋を載せるときに、大きさを調節できます。
ストーブの台は木製で上面がタイル張りになっていました。


下の引き出しを開けると灰がたまっていて、引き出しごと外に持って行って灰を捨ててきます。

石炭ストーブは家に二つあって、もう一つはお風呂釜でした。
暖房用ストーブはこれ一台だけでしたので、ほかの部屋は寒かったです。
小さい家でしたので、必要に応じて戸を開けてほかの部屋に暖気を回したりもしましたが、基本的には冬の間はストーブの周りで過ごしました。

小学校も石炭ストーブでしたが、わたしが卒業する頃に校舎が新しくなって、石炭ストーブは無くなりスチーム暖房になりました。
家の石炭ストーブもそれより少し前にやめて、石油ストーブになっていました。
炭坑もなくなってしまいましたし、石炭ストーブの時代は終わってしまいました。
もしかすると今の若い人は石炭を見たことがないかも知れないですね。
見たことが無くても別にどうってことはないですが…